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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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新横浜歌会

ちょっと久しぶりですが、出席しました。
S藤さんがご家庭のご都合でしばらくお休みされるとのことで
寂しかったですが、SUN-SUNのⅠ井さんがご出席くださいました。


ふとしたきっかけから
クルクル転がり出てきた記憶
完全に忘れて果てていた
ひとつの世界
時の裂け目に落ち込んだような

 こういう感覚はわりとよくあり、歌にしたくなるテーマです。それだけに、
 この世界、感覚は好きなのに、ちょっと表現へ違和感を感じると共感が
 できなくなる、案外と難しいテーマでもあります。むしろあたりさわりの
 ない表現のほうが点数的には入るかもしれません。

 でも、この作者のように、果敢に一つの世界に挑むほうが良いと
 思います。

 まずは見た目で、「クルクルと転がり出た」と「裂け目に落ち込んだ」
 という相対する表現へちょっと違和感があります。
 「記憶」が「落ち込む」と読んだときに生じます。
 1~4行目まで一気に読んで、5行目、と読まないとこのお歌は
 解かりにくくなります。記憶のあとに、助詞を補ってみられたら
 ぐっと引き寄せられるような気がするのですが・・・


アドリア海を望むレストラン
一生のうち一週間だけ
共に過す人たちの
解き放たれた
笑い声響く

 こうして横書きにするとよくわかりますが、1行目から5行目までが
 波打ち際のような感じもしますね。
 友や家族とではない他人同士の海外ツアーの一こまをロケーションも
 良いレストランでの、解き放たれたような笑い声。心から笑っているのでは
 ないかもしれないけれど、この時を笑いで過さないでどうしようか、という 
 思いも感じられます。無駄のない表現で余韻も感じられます。


尾も白くない
黒い犬
尾も白い白い犬
どちらの犬が好き
勿論オモシロイ方

 落語や笑い話にある「お前の話しは黒犬のオイドや(ケツや)」というのを
 ふまえたお歌ですが、3行目からがなかなか「オモシロイ」です。


歌会終了後は代表のFみさんが楽しい虫食い五行歌を用意してください
ました。雑誌「ハマ風」や「南の風」から、地名の入ったお歌を探して
くださり、そこを埋めていくのです。10問中1問は難問すぎると、9問で。
私は6問正解しましたよ~
 
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by machako-hamakaze | 2009-07-26 16:56
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