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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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SUN-SUN一周年歌会

SUN-SUNも一周年です。
歌会前に、皆勤精勤、おまけに遠距離賞までありました。
3県またいでいらしてくださるⅠ井さんです。

2回お休みのK雲さんと私にはなし!と、発表あり、なら発表しないで
いいじゃん・・・とちょっとふてくされた二人(失礼、私だけ?)でした。

その賞品が面白いのです。代表N子さんのアイディアで
ハマ風地域振興券・・・つまり、ハマ風の中の歌会に参加したら、
1枚500円相当なので、その券をもって参加された歌会の代表さんに
N子さんが券と引き替えにお金をお渡しする、というものです。
歌会以外には使えない、というのがミソですね。


子供神輿が
川面にうつる
柳をゆらして
ゆっくり橋を
渡る城下町

 神輿なので、お祭りの賑やかさが聞こえてきそうで、聞こえない、不思議に
 静かな雰囲気のお歌です。
 川面にうつっているのが、神輿なのか、柳なのかも、一読ではつかめない
 ところもあります。その揺らぎがまた味にもなっています。
 「神輿が柳をゆらして橋を渡っている」のでしょう。

 作者はガラス越しに見た風景だったと。なるほど、それで音が聞こえ
 なかったのですね。


深い草の中に
おひとりさまの
ヤマユリ
夏を打ち返す
斜め45度の白光

 ヤマユリを詠って、このようなお歌は見たことがありません。
 多分、読み手の、ヤマユリだったらこうなのでは、という思いを全て裏切って
 しまう表現をされています。
 あ、けっこう皆さん、ヤマユリというと、あのオレンジの百合だと思って
 おられるようですが、白い大きな百合です。強い百合なのです。

 でも、白く美しく、山中に1本咲いていれば、まずは清楚、気高さなどの
 感性で詠われるでしょう。
 このお歌は斜め45度に傾いでいるヤマユリが夏の光をその白さごと
 打ち返しているという・・・・恐るべし作者、いやヤマユリです(笑)


4わのひなが
ギュウ詰めの
ちーさな巣は
母鳥の羽で包める大きさ
〝羽包む(はぐく)〟を教えてもらう

 漢字の「包」は、人の腹の中に胎児のいる形だといいます。
 羽で包むというのは、腹から出た後、今度は羽で子供を守るというようにも
 とれますね。作者の「羽包む」を「はぐくむ」と読ませたやさしさを感じます。
 
 同じ風景を見ても、私には思いもよらないお歌をH野さんは作られました。
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by machako-hamakaze | 2009-08-12 11:42
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