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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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ハマのうたかい

今月は歌会ラッシュで体力に自信がなくて、ハマうたはお休みでした。
そういえば、地震は多いですねえ・・・この頃。

関係ない話ですが、マイケル・ムーア監督、あ、○○じゃねえよ、という
お笑い芸人さんのことではなく本当にのマイケル・ムーア監督の医療問題を
採り上げた「シッコSICKO」という映画をケーブルテレビで観ました。
その中で、ある政府が国民に一番持たせたくないものは
「健康、教育、自信」である・・・と。
その理由は・・・まあ映画を見ていただくのが一番ですね。

「じしん」という音の言葉から思わず話がずれました。

閑話休題。


ジージー シャアシャアシャアー
おいらの出番 八月だ~い!
大合唱の蝉しぐれ
皆既日食で行方を見失ったか
梅雨空がつづく

 今年は蝉の鳴くのが遅かったですよね。
 八月に入って本当にようやく鳴きだしました。
 それでも平年に比べれば少ないような気がします。鳴き声が聞こえてきた
 と思ったら、もうベランダで仰向けになった蝉の死骸。
 
 皆既日食のせい?そうならむしろ良いですね。
 作者は蝉にも異変が起きたのでは・・・それは地球全体の異変では?
 そんなやさしいお気持ちでこのお歌をつくりながらも、長い雨が続く
 空をみあげたのでしょう。
 
 旧暦でいうと、今年はうるう五月で五月が2ヶ月あるそうで、夏が長い年
 だといいます。蝉もこれからでしょうか。


未開封のジュース缶が机上をス スー
エッ なにー なぜー?
真夏の〝怪〟
いっぱいたまった
結露の 湖のセイ

 傾いてもいないのに、誰も揺らしてもいないのに、なぜかジュース缶が
 横滑り・・・すわ、地震か(また?)
 よく考えれば原因はわかることなのですが、一瞬、誰もが驚きます。
 その驚きを歌にされました。科学的な視点を歌に入れることで歌が
 新鮮なものとなります。


潮風
流れ雲
〝夏っていいねー〟
感じ入ったように云う孫が
またおかしくて

 きっとまだ年端もいかぬお孫さんなのでしょう。
 どこかで大人が言った台詞を真似しただけだったのかもしれません。
 でも、そのタイミングは、ただ真似をしただけとは思えぬ見事さ。
 目を細める作者が見えてきます。


友の誘いで
始めた ストレッチ
多くの やさしさ親切に
五感すべてが
癒される

 3行目で、作者が或る程度のご年配の方とわかります。
 ストレッチそのものの癒しもあるでしょうが、何より、誘ってくださった友
 そのお仲間のやさしさや親切がないよりの薬、癒しになったのでしょう。
 読み手にもとても心地よさを感じさせるお歌です。


七月、文月
なんと優しいことば
雨の降る夜は
友を想い
ごぶさたの文を書く

 旧暦7月を言った「文月」を新暦の7月でもそのまま使っています。
 書道の上達を願ったとかいろいろな説があるようです。美しい月の呼び方
 の中でも、特に詩情があります。
 作者はその「文月」にお友達へ、ごぶさたの「文」を書かれたいます。
 しっとりとした綺麗なお歌ですね。 
 
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by machako-hamakaze | 2009-08-15 17:18
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