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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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かすみ草一周年&はなみずき合同歌会

更新が大変遅くなりました。

この記念歌会はまた記憶に強く残る歌会となりました。

あ、もちろん、素敵なお歌ぞろいで美味しいお弁当付き(ご馳走さま)
、というほかにです!
なんと、歌会途中からの凄い雷雨。一旦止んだかと思うとまた激しい
雨。
2次会会場では何度も短い停電が。天井の換気装置のようなものが
落ちてくるというハプニングに。それでも。携帯で電車の状況を調べて
もらったら、ストップはしていないとのことで、安心して飲んで(笑)
いました。

2次会終了後、駅構内の会場だったので、濡れる心配もなく構内に
行くと、なんと、電車がストップしているではありませんか!
それでも、なんとか少し動いていそうなため、とりあえずホームへ。
しばらく待つと、急行長津田行きが来ると案内が。
わあ、よかったと、喜んで乗り込みましたが、少し乗っただけで、
ここまで、と放送があり降車させられました。それからどうやって帰れば
よいのか、途方にくれるところでしたが、電車にくわしい、Uさんがいらした
ので、まずはパニックにはならないですみました。

4時間かけて藤沢にもどりました。
なんと藤沢は雨が降った気配もなく・・・・

前置きが長くなりました。


この地に住んで三十年あまり
フィッと飛び出す方言に
素早く真似して
笑いをおこす
友のユーモア

 このお歌がとても好きでした。方言は自分もKみちゃんと一緒になったり
 すると使ったりします。昔は方言が出るとばかにされたりしましたが、
 味わいがあって可愛らしくて、言葉のよさを感じます。それに、日本古来の
 言葉は方言にたくさん残っています。

 三十年も都会に住んでおられるのに、「フイッと飛び出す方言」それを
 真似して笑いがある、この「友」と作者の良い関係が活き活きと表現されて
 います。

 作者のコメントでなんと、この「友」は私のことだとわかりました。
 二人の良い関係、なんて言ってしまって、ちょっと照れましたが、嬉しかった
 です。
 A野さんの、「ふちっこ」(端のこと)「ペーシ」(ページのこと)など、とても
 可愛い方言なので、ついつい真似しちゃうのですよね。


ベクトルを様々に
風任せ
ねこバスが通り過ぎた稲は
ふいに
向きを揃える

 同じ稲を詠ったH野さんのお歌(第2席)がありました。そちらも日本的
 情緒がただよう香り立つようなお歌でしたが、こちらは物理とメルヘンが
 融合されたお歌。
 ベクトルとねこバスが違和感なく、風で揺れ動く稲の様子を見事に表現
 されています。風に動く稲を見たら、ベクトル表示が見えてきそうです。


母が大事にしていたさぎ草
ボールをぶつけて
叱られたのはいつだったか
住む人のいない庭で
今年も咲いていてくれただろうか

 思い出の中の作者のお家が見えるようです。幼い頃は花をいとおしむ心
 などわからず、ただ叱られたことだけを覚えていても、その家に住む人は
 すでになく、お母様もこの世にはいらっしゃらないのであれば、ただただ
 申し訳なかった、もうあのことは取り返しがつかないのだ、母にちゃんと
 謝ればよかった・・・ああ母に逢いたい、という思いが去来するのでしょう。
 
 同じようなことが私にもありとても共感しました。
 時の流れが静かに伝わってきます。


雲のあわいから
見え隠れする部分日食
薄墨のベールかけ
グランドゴルフ大会の選手は
上を向いたり下を向いたり

 世界中が熱狂したように思える先日の日食。
 次は20数年後と思えば、しっかり見たい、でも、グランドゴルフの試合中。
 5行目の様子を想像すると、笑がこみ上げてくる。
 こうした活き活きとした表現ができる五行歌はいいものです。


紙上参加のお歌もあり25首。
盛会でした。
お二人の代表さん、ありがとうございました。
会員の皆様お世話になりました。
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by machako-hamakaze | 2009-08-23 15:28
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