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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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日曜歌会

何と、この日は日曜歌会始まって以来(参加した会で)の2次会欠席
ということをしてしまいました。
まだ不調でしたが、会の終わりころにはなんとなくいけそうと思った
のですが、みなさんが、こういうときはやめたほうが良いですよ、と
やさしいアドバイス。

お歌の投稿の時から「2次会に、出ます!」と力強く書いてきてくださった
Y三郎さん、ごめんなさいね。


あなたはチェロ
あなたはカザルス
唸るように胸の奥底に響く
終わりのない
無伴奏ソナタのような

 チェロ、カザルス、無伴奏ソナタとくれば、音楽好きには堪えられないの
 ですが、すべてを「あなたは」と譬えられていると、見えてこなくなります。
 作者は類稀な人のこと(思い人ならだれでも)とおっしゃってましたが、
 やはり、限定されたほうが読み手にはわかるのでは・・・


匂い放つ夕顔に
かたむく月は
乳鉢の中で溶かされて
闇夜に浮かぶは
夕顔の青白さのみ

 なんとも雰囲気のあるお歌。幻想の世界ですね。
 むせるような匂いを放つ夕顔に月が見せられた。ここでいう乳鉢は夕顔の
 ことでしょう。食虫花のように、吸い寄せられた月は溶かされてしまった。
 残るは夕顔の花。月の青白さがのり移ったような色で。

 M岡ワールド全開!


九月の暦の中
夏日あり 肌寒さあり
目にする活字に
小さな秋を拾う
晩夏・・・初秋・・・と

 活字に秋を拾うとは・・・なんと素敵なんでしょう。
 秋、見渡せば目に見える秋、そこはかとなく感じられる秋。
 そして、活字に秋を見い出す作者の思い。


人の子の
親になれなかった娘に
幼児のように
駄々をこねてみる
老いた母の私が

 なんとも切ないお歌だが、ただ切ないとだけは言い切れないものを感じ
 させられます。泣きながら笑ってしまうような、一筋縄ではいかない、人生
 というものの重みがあります。


私の歌

戦時下の
知らず を
取り返そうとか
人は狂ったように
ニュースをもとめる

 芸能人の不祥事、選挙のことなど、これでもかとマスコミがニュースと
 称して投げかけてくる。まるで人々が求めているように。たぶん、求めて
 いるのかも。
 真に知らねばならなかった戦争の時、「知らず・知らされず」いたことの
 反動のように。そのDNAが今の時代も残っているのかしら・・・と。
 思いはいっぱいあったけど、伝わらなかったので、失敗作です。
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by machako-hamakaze | 2009-09-14 12:01
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