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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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ハマのうたかい

都合で2回続けてお休みしてしまったので、久しぶりのハマのうたかいです。
やはり秋めいたお歌が増えてきました。


クルリと回った瞬間
世界が変わった
やった~ ついに出来た!
故郷の公園で今も甦る
逆上がりの記憶

 まさしく、世界がクルリと変わって、ご自分の世界観もかわられたの
 でしょう。
 できなかったことが、努力の結果できるようになるというのは、本当に
 自信になります。その後の人生を生きる力になるでしょう・・・・と、
 ここまで書いて、自分のことを考えます。とうとう逆上がりができません
 でした。
 
 苦手な体育の中でもとくに苦手が鉄棒でした。体が軽いのに、何故か
 できずに、途中で諦めてしまった私・・・けっこうトラウマです。
 作者の記憶がキラキラして見えます。うらやましいです。
 

亡姉(ねえ)さんが孤児院を辞めた時
いたずらっ子がくれたと言う
〝壊れたオルゴールはどこですか〟
あの子達、きっとDNAに囚(とら)われず
平和願って  羽ばたいているよ

  お姉さまが勤められていた孤児院のいたずらっ子が、退職される時に
 オルゴールをくれた、その後壊れた(であろう)オルゴールは姉の死後
 どこへ片付けられてしまったのだろうか。出生の証のさだかではない
 あのいたずらっ子達も今は平和を願ってそれぞれに頑張っている
 でしょうから、お姉さま安心してね・・・と、解釈しました、

 作者に伺うと、何もない時代、まして孤児院の子供がくれたのは、
 最初から壊れて歯車だけのオルゴールだったとか。
 〝〟書きは「壊れたオルゴール」にされたらもっとわかりやすかった
 ですね。「歯車だけのオルゴール」でも良かったかもしれません。

 私は孤児院の子供達のその後はまた別のお歌にされたら
 良かったのではないかと思いました。
 一緒にして歌にならないことはもちろんありませんが、歌としての
 一つの叙情が壊れてしまうような気がするのです。


現代の魔女は
銀色に輝くんがーい爪
ながーい髪に
怪しさを忍ばせた
中華街の手相占いのおばさん

 なんとも、面白い現代の一場面を切り取ったお歌です。
 だから何なの?というなかれ。
 五行歌は人生のあれこれ、風景の美しさや感動だけではなく、こうした
 街角のシーンを切り取ったお歌も良いものなのです。
 作者が興味深々、現代の魔女を見つめている姿が目に浮かび
 一緒に見ているような気になります。
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by machako-hamakaze | 2009-10-11 12:49
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