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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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さくら会

今年も11月22日に五行歌朗読のライブをします。その練習日を翌日に
控えて、さくら会は今月も欠席でした。
いつも出席してくださるK雲さん、ありがとうございます。

平日の午前というのが、ちょっと出席しにくい点ですが、たまには違った
歌会もよいもの、皆様もご出席ください。


今日(きょう)までの 私の歩み
お見通しだったかのよう
静かに迎えてくれた
柿の木は
あの日の様(さま)に 朱(あか)い実付けて

 故郷にある柿の木でしょうか?
 毎年実をつける柿の実だけど、訪ねる作者の心のありようは変わって
 いるのでしょう。今も昔と同じように紅い実を付けて、まるで作者を
 見透かすように、見下ろしています。

 ちょっと気になることが二つ。
 様を「さま」と読ませています。そうなると、「に」ではなく、「で」では
 ないでしょうか。
 あと、1点は、朱という色は植物性のものではなく、鉱物からとる色です。
 柿の実の「あか」にはちょっと似つかわしくないような気がします。
 それをご承知であえて書かれたのでしたら、お許しを。


何故かあの子のことばかり
思ってしまう日
寂しいよ と呼ばれても
行けない所に居る子のために
今日一日は泣きましょう

 もうこの世にはいない人(またはペット)を想い出す日がある。
 寂しげに作者を見つめているような視線を感じるのだろう。
 それでもそこは彼岸の地。
 思い切り泣くことで、作者もその人も(ペット)も慰められますように。


スーッと一瞬にでも
亀の歩みのようにでも
人は変わっていける
どちらにしても
他人(ひと)の目に留まる必要もないし

 人が変わるということを、二つのたとえで表現しておられる。
 一瞬と亀の歩み。どちらも人の目に留まることはないという。

 なかなか人が書こうとしない、とても良い題材ですが、惜しいなあ。
 一瞬を「スーッと」としたところです。「スッと」なら一瞬ですが、棒一本で
 一瞬でなくなってしまった。
 1,2行目が対照ではなく、並列のようにも感じてしまうのは、「にでも」
 の使い方かもしれません。
 

いつもどおり、中味の濃いお歌がそろった「さくら会」でした。
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by machako-hamakaze | 2009-11-14 21:33
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