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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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ハマのうたかい

展示会やらライブのことで、歌会更新が遅れてしまいました。

明日から展示会という忙しい中での「ハマのうたかい」です。


小指の下のたて線は
金運の相だとか
おっ あるじゃない!
シメシメ
これでこの先 安泰ダ~

 このお歌を読んだとたん、みんなで自分の小指の下を見る見る。
 あら、私にもあるわ、いやないわ、あなたはどう?と大騒ぎ。
 お隣のK雲さんの小指の下にはくっきりどころか、マジックで
 書いたような立派なたて線が!さすがです。
 
 私といえば、全然(涙)そこで、手をすぼめるようにして、ようやく
 うすいはかない線が・・・・だめよ、それじゃあ、と一蹴されて・・・

 おっと、歌の評はどこへいったのでしょうか?
 まあ、これだけ皆さんの注目を浴びたこのお歌最高です。


遊歩道の落ち葉も
日毎に多くふわふわと
ここち好い
色朽ちてまで
ありがとう

 紅葉や黄葉の美しさ、それを踏む音のかそけさを詠った歌は
 多いのですが、このように、ふわふわとした感触に目をつけられた
 のが、よかったですね。

 4行目「色朽ちてまで」が、散った後に色が朽ちたのでしょうか。
 「色朽ちて」散ったのでしょうか。どちからで、4行目の書き方が
 変わると思います。

 五行目までの持ってきかたが特に好きです。


15歳になった初孫を
「私の恋人」と
嬉しそうに言った母
「もっと生きたかったよね」
見えない母にそっと言う

 作者の息子さんへの、お母様の思いいれと、そのお母様を慕う
 作者の気持ちがやさしく伝わります。
 ほほえましいひとときがあったことを、このように歌にされて、
 息子さんも亡くなられたお母様もきっと喜んでおられたことでしょう。
 
 5行目の「そっと」はいらないと思います。
 他でもよく見るのですが、「そっと」以外に考えられない状況の時に
 「そっと」があると、説明になってしまいますから。


紅に黄色に燃え上がる
錦秋の日本列島を
Uターンしてまで
紅葉狩りにやって来た
台風20号

 台風は被害をもたらすことが多いのですが、大型でなければ風土に益を
 もたらすこともあります。
 雨不足のときは助かります。
 Uターンしてきた台風を紅葉狩りに来たのね、と風流に。
 作者は19号は被害が大きかったので、20号にしましたと、心遣いも。


私の歌

端(はし)と端を
つんつんと引っ張って
ふとん作りのお手伝い
今日の夕雲は
あの時の真綿のようです

 真綿でふとん作りしたことがわかる世代は、やはりある程度年齢のいった
 方でないとね。
 幸い、こちらの歌会では殆んどの方がわかってくださいました。
 今、おうちでふとんを作る方はいらっしゃらないでしょうね。
 あまり、縫い物をする母ではなかったのですが、ふとんだけは季節季節で
 よく作ってました。綿は何度も打ち直して、ふとんかわは洗い張りして・・・
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by machako-hamakaze | 2009-11-25 12:07
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