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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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新横浜歌会

ライブの練習日だったので欠席でした。
ところが、前日の夜に相棒から風邪で練習できないと連絡がはいり、
でも、時既に遅し・・・でも、休養になりました。

題詠と2首の提出でした。
ところが自由詠は全員、入席しておられましたので、題詠「洗う」から。


退職を好機とばかりに
政権交代を狙う
我が相棒殿
まぁ それもいいかと
風呂で首を洗う日

 とても面白いお歌です。
 ただ奥様が家庭での政権交代というテーマは
 よくあります。少し前の横浜歌会でもありました。
 
 でも、風呂で首まであらって備えるというところが新しい面白みだと
 思います。
 ただ、この作者、退職以前から政権交代はされていたような・・・笑い


吸い込まれそうな
青い空
山を彩る木々の葉
秋は知らぬまに
私の心を洗う

 1~3行目から5行目へと運びかたが素晴らしいと思います。
 ただ、4行目が惜しいなあ。
 

手が切れそうに冷たい
戸外の井戸端で
おコメを洗った・・・・
なあんにもなかった
戦後の鮮烈な記憶

 作者にとって戦後の記憶は手が切れそうに冷たい感覚だったのでしょう。
 リアルタイムで戦後というものを経験していませんが、東北では冬の井戸の
 水はあたたく感じました。
 そして、戦後すぐは、兄姉に聞くと、白米はほとんど食べられなかった。
 (家が農家ではなかったので)もしかして、読み手にずれがあったのかも。

 作者にうかがえれば、コメをカタカナにした真意などもわかるのでしょうね。
 もしかして、雑穀のたくさん混ざったものだったかも。
 何もないという切なさが、水の冷たさをよりましてしまったのかも。

 深読みすれば、どこまでも読めるお歌だとは思います。
 
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by machako-hamakaze | 2009-12-03 10:01
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