excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


藤沢日曜歌会

急遽欠席の方がお一人でて19人のご出席でした。
久しぶりのFみさんご出席ありがとうございます。

去年の暮からご参加のA山さんがハマ風ご投稿会員
さんになってくださいました。
こうして、会員さんが増えていきます。
とってもうれしいことです。


豆をまいても叫んでも
知らんぷり
開き直っているのか
自身の内にいる
煩悩という名の鬼

 自分は正しい、間違っていない!と思っている人ほど、自身の
 内にいる鬼に気がつかないのでしょう。

 作者は煩悩を108ついや、もっと?(失礼!)を抱えて、それを
 ちゃんとわかっておられる。

 でも、それでも、程のよい人生をおくっておられます。
 苦しみながら、愉しみながら・・・とても人間的だと思います。


苦境のその人は
いつしか佇むという
地道に目立たず
青い空を透かして咲く
冬桜の下(もと)に

 歌としてきれいに仕上がっています。
 また、自然の中で人の生き方をも詠っておられるのです。
 
 でも点を入れきれませんでした。

 そのわけは、1行目の「その人」との作者との距離感だと
 思うのです。作者は客観的に詠おうと思われたのでしょうが
 3行目からの具体的な自然描写からすると、「その人」とは?
 となると思うのです。

 少し散文的になりますが、前2行を後に持ってこられると
 どうでしょう。

 なんとなく「そうかもしれない」の気持ちになるような・・・


誰もいない家に
残るのは
想い出ではなく思い
座敷童にでもなって
棲み続けようか ね

 この「誰もいない家」は作者の生家だと思います。
 もうこの家を継ぐ人もなく、無人の家に、単なる想い出ではなく
 作者を含めて、住まっていた人たちの「思い」が残っている。

 いつまで無人のままあるのかわからないこの家に作者は
 「座敷童(ざしきわらし)」となって居続けてみたいと思う。

 最後の「ね」はその「思い」への呼びかけであろう。

 跡形もないわが実家を思うと、せつなさとうらやましさと
 この家のその後への思いとが溢れます。 


私の歌

太々(ふとぶと)とした
のろしが上るようだ
世に何かを
知らしめたいか
飛行機雲よ

 爽やかな表現の多い飛行機雲を、ちょっと大仰な書き方をして
 しまいました。

 このときは青い空に、のろしのようにあがっていたのです。
 
 そして、なんと、嘘みたいな話ですが、そののろしが真っ二つに
 割っていたのは、少しまえから世間を騒がせている、例のあの
 N航の鶴の印とそっくりな雲だったのです。

 もう、天からの啓示ではないかと思ってこのような歌になった
 次第。


今回から欠席の方へのご連絡に、豆知識として歌会で出た
お歌の中で、知らない方が多かったことなどをつけて
お送りすることにしました。

今月は、

・クリスマスローズはまず蕾から出てくるそうです。

・如月(きさらぎ) 旧暦2月の呼び方 衣更着ともいう。寒いので更に
 衣を着るとか草木張月(くさきはりつき)から変化していったなどの説。

・全生園 もとのハンセン病患者収容施設
 
・花毛布 客船で予備の毛布を折り紙のように花や富士山など形に
 折ったもの。

・柝(き)  拍子木。芝居で打つき柝の音。
[PR]
by machako-hamakaze | 2010-02-22 11:16
<< 患者会コスモスさんの五行歌サークル ハマのうたかい >>