横浜水曜歌会(3月17日) |
この日は朝の10時から夕方6時半ころまで、記念歌集の校正があり 体力心配で休んでしまいました。 代表のⅠ城さん、K雲さん、H野さんはおしてご参加。 さぼってごめんなさい。 「せやみこき」 「け」など ふる里の方言には 風土と生活 詰まっている 「せやみこき」って何だっけなあ・・・「面倒臭がり」だったかな。私の 田舎の庄内地方でもたまに言う人いたけど、私の日常語ではなかった ので、ちょっと??? 「け」はけっこう(笑)よく使います、というか、「○○だったよ」とか「○○ だったそうよ」のこの「よ」が「け」になります。 この「せやみこき」と同じような意味が大分地方の「よだきい」だったかな。 方言は面白いです。 5月23日の朗読歌会に是非おいでください。 方言を聞くのも、詠うのも面白いですよ。 なおこの作者の方は秋田ご出身。 笛の音に ウグイスと寂しさを 道連れに 春を待てずに 逝った人 この笛は篠笛。 春を待てずに逝ってしまった方を偲ぶお歌です。 毎年桜はさくけれど、必ず来年も見られるとはかぎらない。 若い頃は思いもしないことを、考えるこの頃です。 だから今を大切にしなくては・・・と思います。 作者は、この方にせめて、春をさくらをみさせてあげたかったの でしょう。でも、あの方は篠笛の音で、きっと春を思いながら 逝かれたのではないでしょうか。 春風が颯爽と駆け抜けると 満を持して木々は芽吹き 小鳥はさえずり 野山が一気に楽園に 春の風は魔法使い 春爛漫の様子を、小躍りされるように、書いておられます。 春の喜びを子どものように、ウキウキと素直に表現されています。 風の動き、木々の芽生え、鳥の声と盛りだくさんですが、 春って、こうですもの。 |
by machako-hamakaze
| 2010-04-10 10:42
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