人気ブログランキング | 話題のタグを見る
excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


横浜水曜歌会(3月17日)

この日は朝の10時から夕方6時半ころまで、記念歌集の校正があり
体力心配で休んでしまいました。

代表のⅠ城さん、K雲さん、H野さんはおしてご参加。
さぼってごめんなさい。


「せやみこき」
「け」など
ふる里の方言には
風土と生活
詰まっている

 「せやみこき」って何だっけなあ・・・「面倒臭がり」だったかな。私の
 田舎の庄内地方でもたまに言う人いたけど、私の日常語ではなかった
 ので、ちょっと???
 「け」はけっこう(笑)よく使います、というか、「○○だったよ」とか「○○
 だったそうよ」のこの「よ」が「け」になります。

 この「せやみこき」と同じような意味が大分地方の「よだきい」だったかな。
 方言は面白いです。

 5月23日の朗読歌会に是非おいでください。
 方言を聞くのも、詠うのも面白いですよ。
 
 なおこの作者の方は秋田ご出身。


笛の音に
ウグイスと寂しさを
道連れに
春を待てずに
逝った人

 この笛は篠笛。
 春を待てずに逝ってしまった方を偲ぶお歌です。
 毎年桜はさくけれど、必ず来年も見られるとはかぎらない。
 若い頃は思いもしないことを、考えるこの頃です。

 だから今を大切にしなくては・・・と思います。
 作者は、この方にせめて、春をさくらをみさせてあげたかったの
 でしょう。でも、あの方は篠笛の音で、きっと春を思いながら
 逝かれたのではないでしょうか。


春風が颯爽と駆け抜けると
満を持して木々は芽吹き
小鳥はさえずり
野山が一気に楽園に
春の風は魔法使い

 春爛漫の様子を、小躍りされるように、書いておられます。
 春の喜びを子どものように、ウキウキと素直に表現されています。

 風の動き、木々の芽生え、鳥の声と盛りだくさんですが、
 春って、こうですもの。
 
by machako-hamakaze | 2010-04-10 10:42
<< 新横浜歌会(3月21日) 火曜歌会(3月16日) >>