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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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さくら会(4月28日)

更新続けます。


春爛漫 今年は四月初めにして
庭の八重桜がほぼ満開
桜のエキスが庭いっぱい抽出され
美肌が若返ってくるような、ひらひら
一段と若さが増し八十路も忘れる程

 3行目の表現がとても面白いのですが、ちょっと長かったかな。
 この素敵な表現を軸に整理されると、もっともっと素敵な
 お歌になったのでは。

 ご自分のお肌が若々しくなると自画自賛のお歌?
 でも、八十路を忘れる程なのですから、本当に「桜のエキス」
 が良かったのですね。


ほんの少し目を離した隙に
季節が通り過ぎて往ったような
大事なことを
後回しにしてしまったという
取り戻せない思い

 こういうことは良くあります。でもそれを歌にするのはなかなか
 難しいのです。このお歌にはそういう焦燥感がちゃんと書かれて
 います。

 季節や出来事と自分との時間差のようなもの。置いていかれた
 というじりじりとした思い。
 共感できます。


おもいに駆られて
ははが暮らした建物を訪ねた
足元の雑草が可憐な花をつけ
ベランダの洗濯物が
花冷えの風にゆれていた

 このお歌を読んで、すぐに感じたことは、1行目の「おもい」と
 「はは」を何故平仮名にされたかということです。

 「おもい」は、一般的なところでも、思う、想う、念う、憶う、顧う
 などがあります。
 また「はは」も、母、亡母、義母、姑などが考えられます。

 作者は単に一つの「おもう」では書き表せなかったのでしょう。
 また、「はは」も実際には「姑か義母」であったかもしれないが、
 その言葉は使いたくないくらい、真の「はは」であったという
 強い気持ちがあったからではないだろうか。
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by machako-hamakaze | 2010-05-24 17:36
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