藤沢火曜歌会(6月15日) |
そうそう、先月のこのころから多忙とそれまでの疲れが 少しずつでていましたね。 今になって、気がつく間抜けです。 まだこの歌会の日は元気だったかな。 ダジャレもいえたような気がします。 (なにしろ、私の元気さのバロメーターですから・・笑) 今日のわたしって ちょっときれいみたい そう、昔から言うじゃない トイレをピッカピカに 磨きあげたからよ、きっと 掃除が苦手な私も、おなかに赤ちゃんがいるとき、トイレの掃除を まめにすると、きれいな赤ちゃんが生れるよ、と母に良くいわれ ました。 真面目にしてましたね。あの頃。 普段からそうなんだ。 トイレには神様がいるからね、感謝して落し物をするんだよ。とも 良く言われました。お通じがないとそれは大変、万病のもと。 やはりトイレはキレイにして、お顔もピッカピカになりましょう。 昔読んだ本で(タイトル思い出さない・・・源氏だったかな、そんな ことないか・・・)印象深い話がありました。 やんごとなき方たちのおとし物は蝶や蛾の羽がしきつめたところに されるのだとか。音もなく落ちて美しい鱗粉が舞い沈み、臭いもなし。 おまけに香も焚き込んでいるので、それは優雅だったとか・・・ ふ~ん・・・あら? 我が家に居候がやって来る 三食・昼寝・散歩つき しかも ツーショットで お荷物だけど待ち遠しい 娘達は犬外旅行でお出かけ このお歌には笑の要素がいくつもこれでもかと、入り込んでいる。 2行目のたたみこみ、3行目の作者の嘆息、でも4行目で転回が あって、5行目でそのわけが明かされえる。 見事なユーモア歌です。 百二歳の伯母が逝った 大往生? 息子の顔も分からず 長い間寝たきりで せつなかったよね 伯母さん 長命のアイロニーですよね。 お元気で長生きなら本当にめでたいのですが、意識朦朧、混濁の まま、愛しい息子さんの顔も判別できなかった伯母様。 作者は長命を素直には寿ぐことが出来ない。 それだけ、伯母様への愛が感じられます。 ヒヨドリが ブルーベリーを完食 「鳥目治った?」と 訊いてみたい 皮肉をこめて 丹精こめた(皮肉でなく)ブルーベリーをにっくくヒヨドリが完食 しちゃったのですね。 もう、焼き鳥にしちゃいましょう・・・だめ? |
by machako-hamakaze
| 2010-07-14 09:53
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