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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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新横浜歌会(8月15日)

ちょうどお盆の日曜日のためか、いつもご出席の方のお休みがあった
ようです。

 
散歩道のそこかしこ
セミのなきがらが・・・
最後の一声をも包み込んだ翅を
労わるような風が
幽かに 吹いている

 今年、うちのほうではセミの鳴くのがおそかった。そして少ない。
 あまり元気良い声は聴けなかった。
 それなのに、早々と仰向けで瀕死のセミにであったりして・・・

 作者が散歩される道は木の多いところなのでしょう。
 多くのセミのなきがら。
 それだけでももののあわれを感じます。

 長い年月土の中ですごし、一夏の命を終えたセミをいとおしんだ
 作者。


立秋を過ぎた日曜日
戦争を知らない人たちで
街は今日も楽しそうに賑わう
平和であって欲しい
明日は長崎原爆の日

 平和であってほしい、戦争を知らない人が増えるのは良いことでは
 ありますが、戦争があったこと、どうしてそんなことになったかも
 知っておいて欲しいと願うのは作者だけではありません。

 そして、語り継ぎ続けていただきたいことです。


日に何回もTシャツを
着替えるたびくぐるつかの間の
闇にさえ
心慰められる
この夏の暑さです。

 3行目が意表をつきます。

 酷暑の今年。
 日に何度もするTシャツの着替えもあたりまえのこと。
 目もくらむ日差しを遮るものはありがたい。
 でも、着替えの一瞬の暗さを「闇」と。

 作者の深遠さが感じられる。
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by machako-hamakaze | 2010-09-10 08:53
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