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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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藤沢日曜歌会(1月9日)

いよいよ来月は10周年歌会です。
が、この1月の歌会が120回目です。
が、本当は、去年が10周年でした(笑)

なんで、こんなにずれたかと申しますと、日曜歌会はなにせ、イベント
多く、以前はお花見歌会、いも煮会の他に朗読歌会も日曜の企画で
したから、それをカウントしていなかったのです。プラス、いも煮会の時の
キャンプ場の集会室が、夏のあとのため、カビ止めを床に大量に使用して
いるため、臭いがひどく、歌会会場として使えないもので、歌会はなし、
五行歌遊びだけになったために、やはり、カウントしなくなりました。

上記の理由で、1年もずれてしまったというわけです。
本来なら11周年になります。


冬日の路で拾った
丸くて大きな松ぼっくり
明日を託した種子(たね)を
爆けて飛ばした後の
安らぎのあたたかさ

 「松ぼっくり」という言い方が好きです。
 植物の生の営みとして、命を繋ぐ仕事を終えて、ただ形を残して
 路に転がっていた。

 いじらしいです。そして拾った人の心も癒してくれる。

 昔、田舎の実家でお風呂を石炭で炊いていた頃、松かさ(松ぼっくり)
 は、たきつけとしてとても良かったので、母に言われてよく拾いに
 行かされました。松ぼっくりとして愛でることもなく、ただ、もくもくと
 石炭袋に拾っては詰めていったものです。

 松は松脂も燃料として使われ、戦時中は松の花粉も食料とされたと
 聞いたことがあります。

 田舎では、防風林として植えられていました。
 風の強いところで、真っすぐな松を見たことがなかったです。


オリオンの一粒を盗って
こっそり
きみの胸元に飾れば
夜道に
星屑ふるふると

 ロマンチックです。
 誰の胸元を飾るためか、1行目にときめきますねえ。
 オリオンのあの様々な色に煌めく宝石の一粒。
 手にとって見たい、好きな人を飾ってみたい・・・少女のようですね。

 なんと、愛犬ロン君の胸元だそうです。


今年の初参り
願い事
「来年もお参り
できますように・・・」
鬼の高笑い聴く

 なんと、こじゃれたお歌でしょう。
 鬼でなくとも、してやったりと笑いたくなります。

 作者、素直に思ったのか、鬼に高笑いさせようと、仕組んだか。
 なにはともあれ、技ありの、鬼は高笑い、作者はほくそえみ。


ビュービュー
ゴロゴロ
神は音で告げる
沖の恵みの
雷神(はたはた)の接岸を

 はたはたは魚へんに神と書いて「鰰」と書きます。国字です。
 12月雷のなるころにたくさん接岸したからでしょうね。
 漁師さんの目線とは異なる、歌人の目です。

 昔、ハタハタの子のブリコが荒れる波打ち際に拾いにいきました。
 甘辛く煮付けて、バリバリとかんで中の汁を食べるのです。
 ハタハタが取れなくなって、食べられなくなりました。
 数年前に手に入ったので、調理しましたが、歯が悪くなっていて
 歯が立ちませんでした。

 あの頃総入れ歯だった母は良く食べられたものです。
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by machako-hamakaze | 2011-01-24 08:35
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