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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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SUN-SUN歌会(1月11日)

1が3つならんだ、いや、2011年だから、5つも並びました。
目出度い!
この日は題詠「陽」でした。


異常気象のせいかしら
年も改まったというのに
枝先にはまだ無花果が実っているの
なのにその幹には確かに新芽が息吹
陽を浴びてエヘンと光った

 1行目から4行目までの、語るような詠い方も良いけれど、なんといっても
 5行目が素晴らしい。

 新芽をいろいろに詠われることは多いです。
 比喩もまたたくさんありますが、このお歌の擬人化された枝は声を出し
 ます。ここがとにかく面白くて、ぐいっと魅かれました。

 作者は歌会にこられてまだ3回目。
 これからがますます楽しみです。


新春 陽(ひ) 朝風呂
「もういいかい」
「まあだだよ」
ちびどもの遊ぶ声
あー 平和だ

 お正月のなんとも穏やかで、幸せな気分が出ています。
 お孫さんたちが遊びに来られたのでしょう。
 朝風呂でその楽しそうな声を聞きながら、作者は今の平和に思いを
 馳せます。

 こころに朝酒が入ると、もっと幸せかな・・・おっと、作者は下戸の
 A山さんでした。


還暦を迎えた手足を
縁側に投げ出し
陽にさらせば
亡き祖母や母のそれに似て
懐かしいやら 悲しいやら

 思わぬところが、亡き身内に似ていることに気がつきます。
 捜そうと思ってみつけたわけではありまえん。

 作者は縁側の日溜りで、おばあさまとおかあさまの手足を見たような
 気がした。この悲しさは、年老いてしまった、という思いではなく、
 ああ、あの人たちはもうここにはいないのだ、という悲しさだと私は
 とりました。

 私の手の指も関節が膨れていて、若いときから、重労働をした人の
 手みたい、と良く言われました。
 母の指がそうでした。
 指輪も入りにくいし、いやでしたが、母とそっくりと思うと愛おしく
 感じられます。


青い空と海を夢見て
瞳はブルーに染まる
輝く太陽が欲しくて
髪はブロンドに光る
そうよ 私は東欧の娘

 この、成りきりのお歌の妙に魅力的なこと。
 
 昔、東北の田舎に居た私は、冬、外は雪、冷たい風が吹く中、家の
 こたつに首まで入り、目を閉じハワイアンを口ずさんでいました。
 なりきりハワイ娘(色黒だったし・・・)
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by machako-hamakaze | 2011-01-25 08:15
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