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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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春ともなれば

さすがに、三月の末ともなれば、歌会での皆さんの
お歌も外の景色にあわせて百花繚乱です。

先日、スイスで見たたぶん早咲きのさくらだと思うのですが
その桜に雪がかぶっている姿をみて感動しました。
歌にしたかったけど、不思議に、風景に感動はしても
歌心がでてきません。夫曰く、情緒がちがうからじゃ
ないのかって・・・いつか書けたらいいなと思っています。

思うのですが、同じ花や草木を題材にとっても、歌会では
どうしても、人生が反映していないと、点数って入りにくい
ですね。

私は人生の深い感動も人情の歌も大好きですが
すてきな比喩に出会うとまたまたぞくぞくしてしまいます。

そういうお歌はたいていは「ハマ風」の選歌や巻頭に
とりあげられていますね。

今回は「こぶし、コブシ、辛夷」の歌を。

美しい
花嫁の登場
ウエディングドレスのように
辛夷が
満開

 あのこぶりな辛夷の花をウエディングドレスに喩えられました。
 ひとつひとつのお花のことではなく、その木いっぱいに
 わああっと咲くこぶしが、純白のウエディングドレスの
 胸元からふわっとして、波打つスカートの部分の飾りのようだと
 思われたのではないでしょうか?

 ひとつの花房と思ってしまうと、ちょっとわかりにくいかしら?

 別の会のお歌ですが、上席のお歌は「ハマ風」で、と思っていますが、
 ちょうどこぶし だったので。

空は青く青く広がり
こぶしの花は
ただ白く咲いている
私のちっぽけな迷いごとなど
笑いとばされてしまいそうだ

 こぶしの花がやはり木いっぱい、無垢な白さで咲いている。
 けれど、不思議にこぶしって、咲き誇っている感じがないですよね。
 作者はそんなこぶしをみて癒されたのでしょう。

さて、次はまたまたわが愚作でございます。
けっこう以前からこぶしは詠っています。演歌のこぶしはまわらない
のですが(あ、ついオヤジギャグの本性が出てしまった)

 去年の歌です。

コブシが
指ぱっちんを
しながら
春をビートにのせて
咲いてゆく

白く
小さな指が
チョキを出すように
こぶしの蕾が
ほころびた

 まったくの見たまま感じた比喩の歌です。
 大分前に、たしか「木に結び付けられたおみくじ」の
 ように見えたと詠った歌もありましたが・・・

 次回はきっとさくらのお歌の話題かな。
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by machako-hamakaze | 2008-03-29 18:49
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