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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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連休中の歌会

五月の藤沢日曜歌会は連休真っ只中。
さすがに、ご参加の方は15人といつもより少なめでした。

そこで、連休中にもかかわらず、こうしてご参加いただける
方への感謝の気持ちとして、1席から3席の方へ、スペシャル
プレゼント・・・・

何かって? へへ
スペシャル味のラムネです!
「たこ焼き味」「わさび味」「極辛カレー味」!!!!
罰ゲームかあ?

結果、なんと1席が3人でましたので、3人で仲良く分けて
いただきました。ちなみに、わさび味の方からはおいしかった
(故郷が静岡の方)と。他の方からは何も音沙汰がなく、
チト心配・・・

またもう一つは作者あてクイズ。
ちんまりとした賞品をこれは私が用意しました。

歌会が始まり、1首ずつ「さてどなのお歌で}と進行していき
ますが、1首で最高あたったお歌は4人でしたか・・・

やはり今回も最多人数をあてられたのは、お歌も本日同点一席の
(司会もされていたので、前回も1席)K春さんです。
2首当てた方まで、ちんまり賞品はけっこうみなさんにお渡し
できました。


あっガンダムだ!
鎧、冑も
現代(いま)の子には
そう見えるらしい
五月人形もかたなし

 なるほどねえ・・・ガンダムか。日本文化の五月人形がかたなし・・では
 ありますが、ぱっと見て、現代の日本文化の一つアニメのガンダム
 と、見えたのは一つの視点。さほど悲しむにあらず、と私は思いま
 した。ただ、こういうものは、もともとあったものを知っての上での、
 この感覚なら良いのですが・・・そこまでは望めませんでしょうか。


うぐいすの鳴き声に
応援されて里山を歩く
歩数計は一万七千弱
まぶしい新緑の中に
美しい藤の花の紫

 里山を歩く何気ない風景ですが、前2行の描写、後の2行の描写
 を歩数計の数字を入れることで、バランスがとれています。
 
 しかも、前半は作者の動きが見えて、後半は景色の美しさと、
 このあたりも バランスのとれた、とても素敵なお歌でした。
 一見平凡に見えますが力量のあるお歌と思います。


ころもまとって
しのいだ 冬を
ころもがえして
すはだに はおった春で
はずんで

 これは作者名が書いてあるようなお歌、と思いきや、意外。お二人しか
 あてておられませんでした。あ、そうか、 ほとんどひらがなだった
 からかしら。漢字名人のお歌。

 お仕事がらのお歌でもありましょう(クリーニング屋さん)
 冬と春だけを漢字にされたのも、作者のこだわり。さすが、です。
 ばっと取り出したシャツを素肌にまとう、爽やかさと色っぽさ。


欠席歌から

鈴蘭と雛罌粟が
咲いた 咲いたあー
6月のフランスのようで
わが家の小さな庭が
ちょっと自慢

 一行目の「雛罌粟」、作者はルビがありませんでしたが、わからない方
 があるかと「ひなげし」とルビふらせていただきました。
 「ひなげし」はやはりフランスの雰囲気でしょうか?
 「コクリコ」「アマポーラ」「虞美人草」一番ポピュラーなのが「ポピー」


私の歌

苦しい息の
父さんが
手で汽車の動き
よなご おおさか よなご
姉と私を待っていたのだ

 父の臨終に間に合いませんでした。
 姉は大阪、私は当時米子に住んでいました。 父は力振り絞って、
 手で車輪の動きをしながら、今汽車に乗ってやってくるところだと
 言いたかったのでしょう。姉や私のことを言うとき、地名で言うこと
 が多かったのです。今でも、兄たちはけっこうそういいます。
 
 わかりにくい歌といわれましたが、命日が5月6日、詠って
 おきたかった歌でした。
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by machako-hamakaze | 2008-05-08 09:02
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