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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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世界初(たぶん)冷たいお抹茶のお茶会付き

歌会でした。

あまりにタイトル長くて・・・

世界の・・・となったら、やはり今流行の世界のなべ○○ですか?
司会の私は 茶(ちゃ)という言葉でアホになることにしました。
ものすごく受けました・・・いえ、うそです、かなり引かれてしまいました(涙)
あたりまえですよね。

場所は鎌倉芸術館の和室。
われ等がNN草お師匠さまが、去年は普通のお茶を立ててくださいました。

世間は表も裏も知り尽くした私ですが(これもウソです)、お茶の世界は
憧れても、ちゃんと習ったことがないのです。
昔、岡倉天心の「茶の本」は読みましたが・・・

ひしゃくが冷水用の釜の中で氷に触れて、そして、その氷が釜に触れる時の
あの涼やかな音といったら、正座の苦しさもすーっと抜けてしまうほど。

去年よりずっとスムーズな動きのにわか半東さん。可愛い和装です。
冷たいお抹茶のおいしかったこと。
また師匠が取り寄せてくださった、新潟のお菓子も上品でこれまた
お口でさーっととけてしまいました。

そして、お茶会のあとは歌会です。お茶会が始まるまえに採点を
すませていたので、すぐにはじまりました。


雨水(うすい)
水は動く
水は流れる
水は地球を洗い
空へ帰った

 雨で始まり、水の動きをおおきく3回、そして5行目は空でしめる。
 なんとも、スケールの大きなお歌です。
 かつてご実家にあった、雨水をうける装置が、いろいろに活用された
 ことを思い出されたとか。
 
 先人の知恵は、今の時代にこそ必要なのですよね。
 天からいただいた雨水は、ちゃんと天にお返ししなければ・・・


はるかに想う
水の都 大垣
店先に水まんじゅうの
せせらぎの音が懐かしい
梅雨空けの頃

 行ったことはないけれど、大垣名物の水まんじゅうは知っていました。
 水まんじゅうを入れた容器を、水が流れて、水のきれいさ、涼しさが
 お口で冷たくとろりと熔けていく、くずまんじゅうの美味しさがひろがります。
 
 もう1首、2席のお歌もくず菓子のお歌。そちらは絵のような視角の
 美しさだったが、こちらは作者とともに、読み手になつかしさを呼ぶ音が
 聞こえる聴覚のお歌。


ごぼごぼと
大粒の砂を巻き上げながら
水底から勢いよく湧きだす
旅路の白川水源
若い日の君のようだ

 この、若い日の君というのがどなたかと、話題になった。「あなた、君」と
 歌にあると、同じような感想がでます。皆想うところは一緒ですよね。
 最初の擬音が水源の様子がリアルに浮かんで、5行目の君の若さが
 一気にイメージできます。

 作者はご主人と会社からいただいた旅行券で九州に旅されたとき、
 若き日のご主人を思い出されて書かれたそうです。
 ごちそうさまでした。


欠席歌から・・・今回は欠席歌がまたすばらしいお歌ばかりでした。

むつき離れへの躾に
母親が囁いた
「シー」という
類が類を呼ぶような
水音の声色

 こうした、生理現象を詠われた歌は初めてみました。そしてまた、
 こんなにも美しく詠えるものであると、もう、感嘆の一言です。


私の歌

水茄子の
さくりさくりと
菓子のように
のど潤う
甘さ

 水茄子をご存知ない方がやはりいらっしゃいましたが、知らないけど、
 おいしそう!と点をいれてくださいました。
 姉にたのんで、取り寄せて持参してきましたので、みなさんに、半分
 ずつ、手作りの梅味噌と共に召し上がっていただきました。
 先に食べていたら、2点いれたのに!といわれてもねえ・・・苦笑
 

明日は講座の最終回です。頑張ります。
新しく歌会になります。
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by machako-hamakaze | 2008-07-14 12:03
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