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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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新横浜・さくら合同歌会

どちらの歌会もMさんと私の講座の受講生さんを中心に立ち上げて
いただいた歌会で、新横浜にはさくら会の方がよく参加されていて、
いつか合同歌会をというお話は、あったそうですが、ようやく実現の
運びとなりました。

参加者は19名と賑やかです。
おおっと驚くほど、よい歌が一杯で、暑さのせいもあり、一瞬、どうやって
歌を選ぼうかと頭がぼおっとしました・・・なんか、この頃いつも頭が
ぼおっとして、と書いているようです(ボケか?)

今日の1席のお歌には3点いれました。すごいお歌でしたねえ。
なぜか同点で私の歌も1席で、これにはびっくりです。前半によいお歌が
上席がいっぱいで、後半だった私は点数はもう入らないと思って
いましたから。しかも、歌ができずに締切日に昼寝からうなされて
目が覚めて、その半睡の強迫観念状態で出来た歌だったし・・・
でも、みなさんありがとうございました。

歌会の途中でいつも、ダジャレのちゃちゃを入れる私が前日の体調不良
が響いてか、音なしだったようで、すごく心配されてしまいました。

ダジャレが私の健康バロメーター?
歌人として、こんなんで、いいのか!!
 (いいんじゃない、ニンゲンだから・・・と影の声。自分でしょう?ハイ)


時間を忘れ掘ったアサリ
末期の水に塩水を与え
その口には酒を手向け
今日の楽しみくれた
この小さな命に感謝

 好きなお歌でした。アサリの酒蒸しの手順を、命をいただく一つの儀式の
 ように丁寧に詠われた。本当においしくいただいてこそ、アサリも命を
 捧げた甲斐があったというもの。



オリーブオイルの小瓶一本と
プラダの財布手にレジ待ちの若者
彼の部屋で帰りを待つのは
メンズのシャツもサマになる
ロングヘアーの美女かしら

 なんともステキなお歌。前2行は見たままの風景だが、それから3行の
 作者の想像の世界が楽しい。昔のハリウッド映画のようだ・・・私は
 作者へ失礼なコメント。この3行を読んで、作者はお若い方ではないと
 推測と(まあ、そんなに若い方は参加していなかったけどね)

 2点献上すべきなのだが、どうも5行目のロングヘアーがもしも、ショート
 ヘアーの美女だったら、私の好みに一致したのに、と歌の良さと違う所
 で、1点に。でも大好きですね、このお歌。

 以前に新横浜のFさんが受講生時代のお歌で、歯医者さんを「幸四郎似の
 歯医者さん」とあり、吉右衛門さん好きの私はやはり、2点ではなく、1点に
 してしまったという、前歴の持ち主・・・ごめんね。



お風呂場で泣く
洗顔石鹸の泡の中で泣く
涙は泡に熔けていっても
おまえを失くした悲しみは
喉元に固まったまま

 作者の悲しみが、大事な愛する対象を失ったことのある人なら、同じように
 喉元に固まってくるだろう。
 飲み込むこともできず、嗚咽が続くのです。
 簡単に、早く忘れてなどと言ってはいけません。慈しんであげた、愛を
 もらえた、その記憶を失えば、もう一つ喪失することになるのですから。



切なかった あの夏の日
タチアオイを唯見ていた
今年もまた
タチアオイが咲いている
待ってたように咲いている

 その切なさが何であるかを作者は語ることがないけれども、タチアオイを
 唯見ていた、あの日から少しも作者の切なさは薄れることがないのでは。
 でも、その切なさをいつか歌に語ることができたら、作者の目に写る
 タチアオイは、もっと美しく、もっとやさしく、もっと癒してくれるのでは
 ないだろうか。


さあ、日曜日は「朗読歌会」です。
暑さにめげずに楽しみましょう!
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by machako-hamakaze | 2008-07-25 12:32
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