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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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忙しかった水曜日 横浜歌会

この日は午後一番に、「文芸ふじさわ」の編集会議に出席。
3年前から、短歌・俳句・川柳・現代詩・随筆とあった中に
五行歌を入れていただき、参加しています。

今度で43集になるという歴史のある文芸誌です。
藤沢在住、在勤の他に、市内のサークルに入っておられる方なら
ご投稿できます。

42号の随筆のコーナーから、会員さんのM岡さんが大発見をされ
ました。
その随筆では電車の中で何度か一緒になりお話をするようになった
93歳の老婦人のステキさ、前向きな生き方に感動したこと、
しばらくその電車に乗れない間に、その人とも会えなくなったことを
とても寂しがっておられるという、内容だったが、どう考えても
このステキな老婦人は藤沢火曜歌会のK子さんではないかと。
皆であらためて読むと、なるほど絶対そうに違いないと、K子さんにも
読んでいただいた。

やはり!「これは私ですわ!」と関西ことばでおっしゃる。
そこで、この文芸誌を担当している方に随筆の筆者となんとか
連絡をとっていただくように、お願いした。ところが、いくら電話を
かけても通じないとのこと。そこで、K子さんにお手紙を書いてもらい
そのお手紙を筆者の方にお送りすることにした。

今は個人情報ということで、直接ご住所は伺えない。
そして、ある日K子さんからのお電話。その方とお電話でお話できました
と。その方はご家族に会いに、外国に行っておられたらしい。
何度も電話してくださったり、郵送してくださったりと担当の男性の方の
ご尽力に、深く感謝です。

こんなにステキな良いこともある「文芸ふじさわ」です。

さて、横浜歌会です。
今回はSUN-SUNの代表さんN子さんもお誘いしたので、さぞ賑やかに
なることでしょう。2次会も!


俺は蛸になりたい
自由に手、足動かせて
良いよな・・・
そんな彼の最後のメールが
脳裏かすめる 新盆

 人間、自由に動き回りたいというときには、普通「鳥になりたい」「羽が
 あったら」などと、譬えることがあるけれど、「彼」は「蛸になりたい」
 その意表をついた比喩が、「彼」の無念さと自由に動かせるとはいえ、
 うねるような動きであることを思えば、不自由になられた病状を思わせて
 辛い。作者の悲しみが胸に迫る。


炎暑 一雨待望論
その いっぽうで
集中豪雨 床浸水
キバムク シゼン
縦断 列島夏景色

 長い日本列島では、あちら大雨、こちらさっぱりということがよくある。
 1,3、5行を漢字で、2行目ひらがな、4行目はカタカナで、また四角
 に文字ぞろえ。一マス空けも、呼吸と共に、雨の流れる道、はたまた
 日本列島のくねりとも見え、なかなかに巧者のお歌とおもいきや、
 やはり、作者は漢字歌名人M木さん。


立派な邸宅が
20年で壊されていく
塒(ねぐら)の樹を失った
カラス13羽
電線で怨めしそう

 大きな家が壊されて、何軒もの住宅が建つことは良く見る風景になった。
 日本の木造家屋の寿命は、確かにそんなに長くはないけれども、いくら
 なんでも20年で壊されるとは。どんな事情かと作者ならずとも不思議。
 そして壊されたのは、家だけでなくカラスの塒もだった。
 13羽のカラスを数えた作者。


家族は
それぞれの
心を持って
時々一緒に居る
のがいいのかな

 そうですよね。家族とは言え、心も一緒、居るのも一緒では、摩擦が
 起きるかもしれない。それぞれを尊重しあって、「時々」一緒にいるのが
 一番かも。素直に真実を詠っておられる。 
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by machako-hamakaze | 2008-08-26 11:57
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