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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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講座も歌会も

9月ももう中旬に入りました。
一年の早さがしみじみと感じられます。
書かないといけない記事いっぱいで、昨日今日と連続です。

6日は秋のACT講座がはじまりました。
テーマは「四季を詠う」で。
日本の詩歌では美しい四季があることで多いに得をしてますよね。

皆さんの即詠です。

つくつくほうし
朝顔・ひまわり
そしてお日様まで
行く夏を惜しんで
最後の力で頑張っている。


なす高原のキューリを洗い
どうして
ナスじゃやないの
一人つっこむ
夕餉の仕度

 この2首は初めて五行歌を書かれた方のお歌です。
 最初から良いお歌を書かれました。
 作者のお人柄が出ます。


風の形
そのままに
群れ咲くコスモスの
一本ごとの
孤独

 やはり経験者、技ありの1首。群れの中の孤独はよくあるテーマだけど、
 「風の形/そのままに」の視点が良いですね。


今夜も鉦叩き
カンカンと
こうろぎも良いが
やはり
控えめな鉦叩き

 カンカンとかチンチンとか表現される鉦叩きの声。作者は控えめが好きと。
 虫の声を愛でるのは日本だけだそうですね。同じアジアでも、雑音と
 捉えるそうです。


私の歌。

やんちゃに
熱い
夏とちがって
つん と理が立つ
秋の風

 だって、本当に、すーっとどこやらから吹いてきた風がそうだったのです。
 

ハマのうたかい

「今日で一万日目なんです」
そんな数え方もあったのか
一軒宿を心のふるさとにと
温かくもてなす二人の
結婚記念日は日めくり

 旅行先の一軒宿の主ご夫婦の結婚記念日の数え方。
 すばらしいご夫婦もいたものです。
 3行目の「心のふるさとにと」だけだと、ちょっと主人公が誰かに迷いが
 生じます。彼らが望んでいるということがわかるように、ちょっと
 推敲されると良いような気がします。


お墓参りを
してきたら
ありがとう と
いうように
空に大きな 虹

 お墓参りのお歌でこれほど、気持ちよいお歌になかなかであったことが
 ありません。どなたのお墓であれ、作者がその方をもう居ない人とは
 決して思っていない・・・そんなお歌です。


15年振りで友と語らう
即 埋められていく空白
変わった所も
変わらなかった所も
お互いの生きてきた跡(しるし)

 友と言っても、お互いの生活で、度々会えるわけではありません。
 15年振りで会っても、昔の友情が変わらないのは、良い友だちで
 あったからでしょうね。


暑い夏
向日葵が長いお勤めを終わり
頭を下げている
御苦労様
次はコスモスに元気を頂こう

 この5行目が大好きです。向日葵にご苦労さまと言われた、その
 直後、さあ、今度はコスモスだあ~という作者のステキな
 変わり身の早さが笑えて、そして、人間こうでなくっちゃあ!と。
 作者に握手したくなりました。

さて、私の初めての孫の歌・・・へへ、照れます。

帰ってから
洗濯した
Tシャツに
君の
あえかなミルクの匂い
 
 洗濯しても残像のようにいつまでも「君」のミルクの匂いがいとしく、
 そのあえかさを、書きたかったのですが・・・撃沈!
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by machako-hamakaze | 2008-09-14 12:51
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