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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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スペシャルゲストで賑やかなさくら会

Sun-Sunからスペシャルに楽しい賑やかなN子さんと、しっとりとした
魅力のU野さんがご参加。
私も久しぶりです。
なんと、この三人プラスK雲さんが、上席をいただきました。
司会のF沢さんは、さくら会の方の上席がないと心配されて(実は
集計も司会の方がされるから、一番上の席はちゃああんとさくら会の
方なのはご存知の上・・・笑)、もうないでしょうね、とジョークで。

そのF沢さんのお歌がすごい!

私の内なる種川へと
不思議な遡上を
始めている
妻となり母となって生きた
遙かな年月(とき)を経て今

 一席かと思えたこのお歌。遡上という言葉があるので、「種川」が
 実際の川なのか、作者の造語なのかわからなかったけど、このお歌を
 鑑賞するのに支障にはならなかった。あとから、江戸時代から種川と
 して鮭の遡上を試みた三面川のことだと知った。
 ご自分の生を鮭の遡上に譬えられた深さ、大きさが心を打ちました。
 「遙かな」とするには時間が短いのでは、という意見がありましたが、
 人の一生の中では、時間の相似になっていて決して違和感がないと
 思いました。


虚と実の間(あわい)を
ゆき来する君達に
聞こえているだろうか
今宵、馬追い虫たちの
懸命に生きる音が

 1、2行目が何か昨今軽薄に騒がしい政界のことではないかと、直感的に
 思ったが、確信はなかったのです。しかし作者はまさしくそのとおりの
 思いで書かれたと。「君達」という表現が、若い人と思った方が多かった。
 あえて、政治家と書かなくても、もう少し解かる表現があれば伝わり
 やすかったかもしれませんね。


どこにも摑まらない
誰にも捕まらない
ゆら~りゆらり
夢見て おしまい
人間やめられないもの
 
 なんとも、儚げな表現ででありながら、しっかりとご自分のスタンスを持った
 方のお歌。1、2行目の同音異句の対照が実にお上手。
 そして、5行目が良いですね。

良い歌そろいの会でした。
6首だったので、点はいれらえなかったのですが、この行がとても良い!
ここをふくらましたら、もっともっと良くなるのでは、とういうお歌がたくさん
ありました。
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by machako-hamakaze | 2008-10-01 21:14
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