excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


参加者もすっかり安定した「ハマのうたかい」

昨年の展示会にいらして、ご興味を持ってくださり、ハマのうたかいにご参加
すぐさま良いお歌を書かれて、会員となられたM澤さん、H村さんからの
ご紹介のF本さん、コスモスの会からのYさん、サンシティのSちゃん(先輩
ですが、お歌のエピソードからそう呼ばせていただいてます)と新人さんが
増えました。

これも、ハマのうたかいの代表さんはじめ皆さんの温かい心を感じられる
からでしょうね。


無造作に
鉢の菊が
咲いている
去年は友の丹精の
大輪だった

 これは「友」がご存命かそうでないかで、かなり議論。悲しみを悲しいと
 詠わない追悼の名歌だと、だれもが思いました。
 
 ところが! 昨年は立派に丹精されたお友達の菊の鉢を「こんなに
 あるんだから、一つくれよ」と戴いてきたが、お手入れはあまりされな
 かったとかで、「無造作」に置かれたと、反省のお歌だったそうです。
 皆でお友達を殺してしまいました・・・すみません

 でも、必ずしも無くなった方だからと言って「亡友」と、書く必要はないの
 ですから、そう書かずに、ご存命かそうでないかがもう少しわかると良い
 ですね。


続きのおしゃべりがしたい
あの頃と同じ笑顔だけ見せて
友はいつの間に すーっと
夢は
その先には行かない

 こちらはやはり無くなった友のお歌ですが、こちらも、一言も亡くなった
 とは書いておられません。でも、わかります。
 5行目の切なさ、胸に迫ります。数年前のこの頃、友をなくした私は
 思わず涙ぐんでしまいました。


「良い物だから大事にしなさい」
丁寧に修理と掃除をしてくれた
職人肌のミシン屋さん
経験が言わせる一言に
深まる信頼と温もり

 この作者のお歌は本当に不思議です。
 すばらしく、詩的な感性と言葉のお歌もたくさん創られるのですが、この
 お歌のように特に、詩的な言葉もなく、感性鋭い言葉も使わずに、
 テーマのよさ、内容の深さと、作者の生活ぶりがこのように、素晴らしい
 お歌になるのです。
 五行歌でなくては、たぶんできないことだと思います。


夫は朝元気に出かけたまま
天国に旅立ってしまいました
今日の葬儀の日は
30回目の結婚記念日です
列席ありがとう と言う友

 人間の死ということ、しかも最愛のご主人の死を、本当にこのように
 おだやかに迎えられるという、この作者のご友人に敬意を。
 クリスチャンでらっしゃるそうです。
 1、2行目の表現から、思わず「夫は元気に天国へ旅立って」と 
 読めてしまいました。
 日本ではあまり「死」の教育をしませんよね。色々と考えさせられました。
[PR]
by machako-hamakaze | 2008-11-15 12:57
<< 昨日16日は初の朗読ライブをや... 4回目を迎えた、歌会SUN-SUN >>