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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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今年最後の藤沢日曜歌会

七日の藤沢日曜歌会は20人のご出席で、賑やかでした。
ほぼフルメンバーです。
恒例のクリスマスプレゼント付きです。
番号札を最初に選んでもらって、歌会の最後にその番号の
プレゼントをもらえます。
今回は、1席から5席までの歌あてで、多い順の3名の方に
私からささやかなプレゼントも。


安逸な日々を望むのは
もう贅沢な夢なのか
夕日に輝く銀杏の葉よ
黄金になって降り注げ
リストラに泣く人々に

 まったくこの御時世どうなっとるんじゃ、いいたくなることばかり。
 無策の政府。と他人事の評論家のように言っていられない事態。
 黄金を「こがねになって」と打ち込もうとしたら、「小金になって」と
 最初変換された。ほんと、小金でも良いよ、貯えのいっぱいある
 方ならともかく、リストラ対象は弱者。銀杏の葉が「小金」になって
 くれたらなあ。おとぎ話のようになってほしいと・・・社会詠。


秋の
ど真ん中を
陣取る
もみじ葉の
紅葉(あか)

 みごとに切れの良いお歌。「ど真ん中」と紅葉葉を詠って決まった!


部屋にひびく
節目の読経
窓ガラスに浮き出た面影が
ありがとうねと
おじぎしている

 しんみり。
 面影とくると、作者がだいたい見えてきます。
 せつなくて、そしてあたたかい。


月からとろけでた
光の繊維が
無数の
冬蛍となる
午前零時から先

 どなたかがドビュッシーの「月の光」という曲を思い出すといわれた。
 1,2行目の表現が秀逸。
 3行目からが少しわかりにくいが、写真で光がすーと線を描くような
 感じを「冬蛍」と詠われた。素敵な感性。


もう飾ることも
隠すこともないのだろう
あるがままの紅葉(もみじ)は
あざやかな逆光に
身を晒している
 
 みかん狩りでこの光景に遭遇した私たちは、すぐさまあの時のお歌だ、
 とわかった。そして見事に表現されている。
 「飾ることも、隠すこともない」紅葉がうらやましい。
 透かされて隠すことがないと人は言えるであろうか。


私の歌

派手な
スコットランドキルト
のような 山
晩秋の
バグパイプ吹き鳴らす

 みな静かな紅葉の様子を詠われた中で異端だったかも。
 でも、それぞれの色が主張したバグパイプのようと感じた。

上席あてではK泉さんがみごと、1席から3席まで当てられた。
私は2首あてて、じゃんけんに参加しそうになったが、良く考えると私が用意
した賞品に参加は可笑しいといわれて(言われるまで気がつかないおバカな
私・・・・)、私とジャンケンして買ったお二人とK泉さんのお三人にプレゼント。

そして、ようやく我慢の甲斐あって、初忘年会にいけたのでありました(涙)

藤沢日曜歌会を愛してくださる皆様、来年もよろしくお願いいたします。
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by machako-hamakaze | 2008-12-13 22:17
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