excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


明けましておめでとうございます<m(__)m>

私のブログを見てくださってる皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「道」の投稿締め切られましたが、みなさまもちろん、投稿されましたよね。

昨年の歌会、時間切れで書けなかった新横浜歌会、さっそくブログ初めです。


歳末のデパートで
ふいに赤ん坊の泣き声が聞こえた
喧騒を貫いて
まっすぐ私の心に届いた
たった一つの生きている声

 不景気不景気とは言え、さすがに年末の街、デパートはそれはそれは
 喧騒に満ちていたことでしょう。
 そんな中、赤ん坊の泣き声。静かなところで聞こえたなら、ちょっと
 うるさいかな、と思えるその声が、喧騒の中だからこそ、、まさに
 「生きている声」として届いた。喧騒はもはや消えてしまっている。
 作者独特の世界を描いておられる。


習性を知るのが
捕まえるコツ
蛸壺漁のように
うまくかかると
いいが

 確かに。捕まえるためにはまたは習得するためには、そのコツがいる。
 蛸を捕らえるためには、その習性を良く知る漁師さんの考えた、蛸壺が
 あるように、それぞれの「蛸壺」があると良い。一家に一台、蛸壺を。
 というのは冗談だが、心の中に蛸壺状の奥行きの深さを持つことが
 大事では?と言ってらっしゃるのですよね、Y三郎さん!


狂い咲きだと
噂されても
師走の桜
満開の枝を妖しく広げ
艶(えん)を誇る

 狂い咲き、なんと、見も蓋もない言い方だろう。しかし、ある意味、人間に
 たとえれば、切ない思いが浮かび上がる。「噂されても」とあるから、
 人間のことをおっしゃりたいのであろう。どんなに思っても届かぬ人へ
 身を焦がす恋の歌か・・・
 カンヒ桜かもしれないと思ったが、実際に紅葉と並び咲いていた桜からの
 発想だったとか。
 帰り花、狂い咲きする植物は夏に葉を虫に食べられてしまって、春まで
 待たねばならぬ蕾が秋の暖かい陽射しに、春と勘違いして咲いてしまうの
 だと、植物の本に書いてありました。
 そうだとすると、なおさら、切ない。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-01-01 21:42
<< 松の内でも最初の歌会 SUN-SUN 横浜歌会・・・順番間違えました... >>