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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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1月は第2日曜でした・・・・藤沢日曜歌会

いかさま、1月4日では早すぎるというので、2009年の藤沢日曜歌会
の初歌会は第2日曜日の11日でした。
火曜歌会と続くかなとおもいきや、連休あとの火曜日は会場が休館日。
そこで、ちょうど良い日程となりました。

男性は比較的多い藤沢日曜歌会ですが、今回は常連さんが(飲み屋
じゃないって)4人お休みされて、男性は3人だけでした。
しかも、初参加してくださってK磨がいらしたおかげです。
K磨さんの所属歌会では男性のほうが多いそうで、女性の多さに
すこしびっくりされてました。
K磨さん、またいらしてくださいね。

もうお一人初参加はSUN-SUNのU野さんです。
あざみ野講座を受講してくださって、今日はK雲さんのエスコートで
いらしてくださいました。ありがとうございます。


大きな熊手をかつぎ
参道を行く男(ひと)の
満面の笑顔には
すでに福が一杯
初えびすの日

 おめでたいお歌で1番先に持ってこさせていただきました。
 お正月の初えびすでの、日本のお正月ならではの風景を上手に
 とらえておられます。お正月の寿ぎに今はみられなくなった三河万歳
 のような雰囲気を感じます。


生まれたばかりの
燃えさかる太陽が
あでやかな紅絹(もみ)を          
海いっぱいに広げて
煌く波紋を描いている

 紅絹(もみ)という言葉は今はあまり聞かれないし、ご存知ない方が多い。
 私も昔読んだ小説に、目の悪い主人公が紅絹を目にあてて治療している
 という場面で、初めて知った。着物に詳しい方はご存知だと思います。
 
 初日の出を、紅絹をぱーっと海一面に広げた、というふうに表現された
 のが、素敵です。1行目がなければ、夕方のさまとも思えますから。
 余計に新鮮に感じました。鎌倉歌会での「大熨斗つけて」も素晴らしと
 思いましたが、このお歌も個性があります。
 5行目が少しだけ説明的かな?
 

表通りに面した庭
風と共に隣の落葉
舞い落ち、そのまま居候
お前の実家は違うだろう・・・と
ブツ、ブツ言い乍ら掃いている

 4行目でおもわずクスリと笑った。これは日常の漫画だと思います。
 4コマ漫画にしたい、と歌会では申し上げたのですが、よく考えると
 作者のご主人は、絵手紙コンテストで大賞をとられた方でした。
 そうすると、すぐさま作者が長ほうきで落ち葉を掃きながら、
 「お前の実家は~」とつぶやいている一こまの絵が浮かびました。
 大好きなお歌ですね。愉快です。


真冬に花が咲くんだね と
感嘆したはは亡母が   
一輪手帳にはさんだ
山茶花の赤い花
今年も咲いています

 東北に生まれ育った私、母もこんなだったのかと、あらためて、長い
 日本列島の冬景色の違いに思いを馳せました。初めて東京に来た
 時に、多くの家の庭にみかんの木があり、実がなっていることに
 驚きを覚えました。そんな風景は見たことが無かったのです。
 山茶花の赤もそうでうすね。
 作者の胸の手帳には、お母様の思い出が挟み込まれていらっしゃる
 のでしょう。
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by machako-hamakaze | 2009-01-15 23:14
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