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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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今回は第3週になりました藤沢火曜歌会

ただいま帰りました。

冬の金沢だったので、兼六園の雪吊り楽しみにして行ったのですが、
なんと、行きの車中でみる景色は雪なし。晴天!
おかげで、到着翌日の永平寺、越前岬、東尋坊は晴天の中でした。
しかし、兼六園は雪なし。見学中に降ってはきましたが、その時は
積るほどではなく、でもそれなりの風情で楽しんできました。
その晩からどんどん積ってきましたが、そうなればそうなったで、
長靴がいるとか・・・次回には万全の装備で行ってみたいです。

さあ、遅くなりましたが、火曜歌会のお歌を。


薄氷に咲く
線香花火は
カラカラと
冬の音色たてて
伏して鎮まる

 解釈の意見が分かれたお歌でした。
 薄氷に咲く/線香花火
 この表現がすごい。ぱ~っと氷の結晶の形のようなひびのような
 紋様を、線香花火とされた。
 そして、それは冬の音色・・もちろん実際に聞こえる音ではなく
 観念的な音。
 
 点は入れましたが、もう少し、わかりやすい表現であれば・・・
 思った歌でした。読み手にあまり読解の負担をかけすぎるのは
 どうかな、と常々(自己反省もこめて)思っているものですから。
 でも、歌らしいお歌で、魅力たっぷりです。


焼きとりの店で
初めてのお客さん
「鳥のモモを下さい」
「うちは豚専門で」
と、店主の困った顔

 楽しく読ませていただいたのですが、作者のお話を伺うまでは、
 真実はわかりませんでした。
 「焼き鳥」は鳥、「焼とり」は豚のホルモン専門なのだそうです。
 あまり気にしないでいましたが・・・今度はちゃんと提灯の文字を
 見て入りますね。困ったのは店主よりも、お客さんだったのでは、
 という意見も。さもありなん、ですね。


2009年 厳しい年だけど
勇気を持って結果を出そうよ
ほら!
ウエルカム トゥ ハドソンリバー
N.Y.ヒーロー物語の機長のように

 つい先日の出来事ですね。嫌なことばかり聞こえてくる2009年の
 幕開けをこういった奇跡もある、と。
 でも、この奇跡はあの経験豊な技術に裏づけられた沈着冷静、そして
 なにより希望を失わない人柄の機長の力量があればこそ。
 アメリカの出来事だけど、私たちにも希望と勇気をもつことの大事さを
 教えてくれました。願わくば、日本の政治家さんも・・・ぜひ!


リタイアしたとき
友達になろうと
寄り添ってきた君が
どこへ行っちまったんだ
オーイ、黄昏クーン

 私がまったく解釈を間違えたお歌。
 K泉さんのコメントを伺い、あっ、そっちですぅと叫んでしまいました。
 思い込みが寂しいお歌に読めてしまったのですね。
 でも、このお歌はリタイアーと同時に黄昏るはずの作者が、第二の
 人生のあまりの楽しさ、忙しさで、どこかへ行ってしまった「黄昏」を
 おちゃめに歌っておられたのでした。
 赤顔のいたりでございました・・・トホホ


うがい 手洗い と、
風邪を
うつさぬように
老母(はは)を守る私は
老母に守られている

 まさしく、親の恩を感じるお歌。
 ご自分が守っているつもりでも、実はその行動はお母様が作者を
 守るためのことのようだと。
 そう感じられる親子のいとおしさ。いつまでもお元気でいらして
 いただきたいお母様です。作者の母ものには胸きゅんです。

 4行目にルビがあるので、ルビがなくても五行目の老母も「はは」と
 読みたいですね。
 
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by machako-hamakaze | 2009-01-26 09:54
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