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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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ハマのうたかい・・・悲しみのまま参加

歌会前日は鎌倉歌会のM井さんのお通夜、当日は告別式でした。
K雲さん、H野さん、A野さん、M岡さんと参列して、M岡さんに
最後のお別れをお願いして、4人は重い気持ちを抱えての参加
でした。それでも、歌会で皆様に悲しみのご報告をして

そのご報告にはもう一つの悲しみがありました。
告別式に行く途中に、H田さんのご逝去の知らせも入っており
彼女はその歌集、書で、多くの人との交流があり、ハマのうたかいでも
衝撃がはしりました。

人生諸行無常、だからこそ、一瞬一瞬を大切に、と思えば、悲しみに
浸っているだけでは前にすすみません。
歌会は悲しみを忘れられるひとときです。


公園のかたすみに
柔らかな日差しをうけ
寒さと
静寂の中に
ろうばいは咲いている

 ある方の評で、「かたすみ」「柔らかrな」「日差し」「静寂」と詩心を 
 くすぐる要素がたくさん入っている、というご指摘がありました。
 そうですね。柔らかくて素敵な言葉がいっぱいです。
 読む人の心に穏やかな気持ちをもたせます。
 少し、素直すぎたかもしれません。倒置法をつかったりして、
 インパクトを強めてもよかったかな。
 でも、きれいなお歌です。


穏やかな年の明け
義母(はは)の手織りの大島紬を
久しぶりに
夫婦お揃いで
着て行った初詣

 まずは、大島紬の手織りをなさるお義母さまを持たれたことに感動。
 気の遠くなるような手織りの作業で、きっとお義母さまはお二人の
 末永い幸せと健康を願ったことでしょう。
 久しぶりにそのお着物を着られたお二人。今年は特別な思いが
 おありだったのかもしれません。
 さりげない表現にご夫婦の人生、機微が感じられます。


水仙は
お日様の孫らしい
寒さなんか気にせず
明るくのびのび
咲いている

 水仙がお日様の孫だった、という衝撃的な事実!みな、このフレーズ
 に、吸い寄せられました。私はこの孫はきっと外孫だったのだろう、と。
 だって、今まであまり知られてなかったのだもの。
 1月に越前岬に行ったとき、一面水仙でした。その日は穏やかな日
 でしたが、あの風を正面から受ける山に咲いている水仙、まさしく
 冬の日差しの愛情をたっぷりと受けているのかもしれません。


青空に向かって
握りこぶしを
突き上げているトチノキ
もう 芽吹きを待つばかり
今日は小正月

 トチノキとくると、みなあのおいしい土地持ち・・・いえ、違います!
 おいしいトチ餅を思い出しますが、その芽吹きというと・・・?
 葉っぱはかなりおおきなかえでのようです。そして、その芽吹きは
 たしかにこぶしを突き上げるような感じ。
 小正月というのも、1月15日です。(今の暦では2月9日)
 芽吹きをみて、ああ、そういえば、もう小正月なんだなあ、と。
 こういった感慨はこれからの若い人にはなくなってしまうのかも
 しれません。季節感たっぷりです。
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by machako-hamakaze | 2009-02-16 08:37
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