excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


久しぶりのさくら会

先日、藤沢日曜歌会が100回記念だったのですが、こちらさくら会は
なんと、今回で127回目になります。
熱心な会員さんたちが月に2回の歌会をされているからです。

さくら会になる前の講座は3ヶ月間毎週あったのです。
それが、歌会になるときに、急に月一回では少なすぎる・・・と、
最初の1回はグループだけの歌会、2回目はオープンに、
なったのです。ですから、歌にたいする気持ちが皆様とても
情熱的です。ランチの2次会のあと、カラオケにいかれることも多く
そちらの「歌」への情熱も!(笑)

今回もどの歌を採点からはずさなくてはいけないか、という辛さです。


臆面もなく と
感じること
我が身にもある
人知れず赤面と反省の
くりかえし

 とても内省的なお歌。こういうことを感じる作者の謙虚さが、今の
 政治家さんに少しでもあれば・・・とさえ思われます。
 臆面もなく、ということの表現がもう少し具体的だともっと、
 歌が生きるかもしれません。


「あれが うちのダンナ
腕のいい大工なの
何か有ったらお願いネ」
ああ いい夫婦
何だか私まで あったかい

 読んだこちらもあったかい、です。会話をうまく切り取って、状況が
 すぐにわかります。そして作者の気持ちも。


次の2首

もう
泣かない
義母(あなた)の
とっておきの笑顔を
曇らせたくないから

もう泣かない と決めた
あなたの泪
心から溢れて零れるときは
私の心に掬って
大切にしまっておくよ

 「もう 泣かない」と同じフレーズで始まっている。
 歌会直前に、最初のお歌の作者のN松さんのお義母さまがなくなられたと
 伺ったので、作者はすぐわかりました。
 ほんとうに、お義母様を大切にされていらして、そしてとても可愛がって
 くださっておられたということは以前から伺ってました。
 
 そして、お歌です。お義母さまの「とっておきの笑顔を/曇らせたくないから」
 と、思われる作者のお気持ちがあまりにも優しい。ただ、亡くなられたことを
 知らないと、何か他の理由からかどうかと、少し解かりにくいかもしれま
 せん。読み手には迷いが生じるかもしれません。

 2首目。これはN松さんのことを受けたお歌だとすぐわかると同時に、どんな
 状況かわからないけれど、心の友である大切な友人が決めたことだから、と
 いう思いやりと友情の気持ち溢れたお歌です。

 歌は背景にある作者の状況がわからなくても、普遍的に理解できるという
 ことが、絶対とは言いませんが、ある程度必要だと思うのです。
 
  
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-03-04 08:41
<< 今回から欠席歌も受付開始のはなみずき 横浜歌会の前に新横浜歌会でした... >>