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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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「南の風」のT原さんご夫妻ご出席の新横浜歌会

せっかくお二人がいらしてくださるというのに、連日の歌会の合間であり、
マンションの総会と重なり、残念ながら欠席しました。

ご主人のN夫さんが第1席、奥様のM子さんが第2席でらっしゃいました。
N夫さん真骨頂の社会詠で。M子さんは美しい思いの叙景です。
ハマ風6月号お楽しみに。


突然、暗くなったり
陽気になったと思えば
荒れ狂い 気まま我儘に
ホトホト愛想が尽きた
三月の空の事です が

 うまい!
 4行目までの運びが、いかさま荒れる人間のありように読ませて、5行目で
 逆転。しかも、「三月の空の事です」と終らないで、一文字あけの「が」が
 効いています。大好きなお歌ですねえ。


老後は田舎暮らし
といわれてもナァ
いきなり
仏門のような
生活転換はナァ

 そうですよねえ。心積もりというものがありますもの。
 でも、田舎暮らし即仏門のような生活とは限りませんよ。
 ただ、巷に赤提灯、妖しい笑顔で手招きの姿があるかどうかは保証
 できません。
 晴耕雨読の生活もまた良いのでは・・・少なくとも、お酒は飲めますよ。
 ほどほどにね。


片方の羽折れて曲った姿で
池の石に立ちつくす
一羽のサギ
怒りと悲しみを
その細い脚でじっと耐える

 どうして羽が折れたのでしょう。心無く捨てていった釣り針をくちばしに
 ひっかけたままや、網のようなものが絡みついた鳥、プラスチィックの
 カケラを飲み込んでしまった動物などが居ます。
 山から動物が下りてきて、里の食べ物を荒らすというけれど、すべて
 人間が自然を破壊してしまったからのこと。
 作者はもの言わぬ、一羽のサギに、人間の業を見ています。
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by machako-hamakaze | 2009-03-24 11:33
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