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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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花咲きはじめたころ「ハマのうたかい」

開花宣言のあとの寒波で、なかなか咲かなかった桜もようやく
満開になりました。この一週間くらいが見ごろですねえ。
ということは、心配されていた、藤沢お花見歌会もちょうど!

先月から歌会にご参加のS香さんとK曾さんが同点一席で
らしたので、お二人で司会をされます。


満員のお寺の本堂でのライブ
若者がストレッチを始めた
おや おや
見事に演じた 杜子春
心に深く残る

 お寺でお芝居をするのね、とまずはびっくり。
 でも、無神教の日本において、お寺がただ仏事のみの役割というのは
 あまりにももったいないこと。仏教を少しでも学ぶきっかけになれば
 良いと思いますので、 お寺は色々なことをしていただきたいもの。

 それはともかく、3行目の「おや おや」が前2行にかかるのか、後3行に
 かかるのかで、お歌がちょっと変わってきます。

 観衆の前でストレッチをするということは、お芝居への効果をねらったの
 ならともかく、びっくりですから、その場合は前にかかります。
 ストレッチをしていたかと思ったら、見事に「杜子春」演じたことへの
 驚きであれば後にかかります。

 また、「杜子春」の内容のことも詠いたかったと、作者はおっしゃいましたが、
 お寺でのお芝居、ストレッチをした若者への驚き、などの他にまた物語の
 内容もいれるとなると、盛りだくさんすぎて、歌がわからなくなります。
 もしも内容の素晴らしさを詠いたいなら、別のお歌にされたほうが良い
 でしょう。
 


転居しました、14回目です
14回!ホントにィ?
ホント、です
今度こそ〝終の栖(すみか)〟?
ええ・・・・・・まァ

 転居14回、すごい。しかも〝終の栖(すみか)〟?とあるから、ご年配に 
 なられてからの、14回目。
 前3行はたしかに、あったことでしょうが、後ろの2行は自問自答とでは
 ないでしょうか。
 作者の心中では、きっと〝終の栖(すみか)〟にしたいものだが・・・と。


裸樹も ゆっくりと
春の衣装に
衣替え
外野の 開花予想が
かしましい

 今年の春の様子がよく詠われています。
 特に、後2行が開花予想から、開花宣言、満開までの長い日にちで
 やきもきさせられたことが、思い浮かんでついにやりとしたくなります。

 作者曰く、前3行のことも桜のことだったとのこと。
 そうすると、すこし違和感が残ります。この裸樹は他の木の様子に
 思えます。
 
 それは「裸樹も」と「も」があるからだと思います。
 「裸樹」である「樹」と桜樹が別物のように思えるからです。
 もし同じものであるならば、「裸樹が」とされると、その後へ
 繋がります。
 助詞の使い方はけっこう大事ですね。
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by machako-hamakaze | 2009-04-10 09:53
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