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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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まだまだ満開の中の歌会SUN-SUN

どこもかしこも桜、さくら・・・です。
この時期は本当に美しいです。

今日の歌会のあとは代表のN子さんのご自宅のすぐ近くの公園で
お花見をする予定。
気もそぞろながら、やはり良い歌続出で採点に頭を悩ませます。

あと一日、あと一日と
我慢して二ヶ月半
外に布団が干せたわ
やっと開放された
花粉症から

 花粉症の方の悩みと、それから開放された喜びが実に素直に
 わかりやすく詠まれていて、気持良いお歌。
 このようなお歌に、もっと点が入って良いと思います。
 目を見張るような言葉もつかわず、日々の出来事をあっさりと、
 でも、生き生きと詠っておられます。奇を衒うことのない良歌。
 ただ、「開放」は「解放」のほうが良いようにも思えます。


春になるのを
阻止するぞと
頑張る冬将軍
四月を間近に
北風吹かせる

 このお歌も、四角張った作りの技巧的な歌を思われがちだが、
 詠っておられることは実に素直。
 今年の3月は本当にこのようでした。
 この四角い感じが、将軍の鎧のようですと評された方がいらして
 なるほど、と感心しました。


「いやいや久し振りだねえ」
「五行歌始めたの」
「ホホー出番が来ましたか」
目をしょぼつかせて
広辞苑と向き合っている

 今日イチオシのお歌。
 五行歌を始められて、しばらく出番のなかった広辞苑と語り合っている。
 まさしく、皆様も広辞苑とまでもいかなくても、学生時代以来の
 辞書、ということがあるのではないだろうか。
 諧謔の味わいのあるお歌だ。


今日のお歌の中で、5行目がなければ絶対2点、もしかしたら3点いれたかも
というお歌がありました。
でもどうしても5行目に納得いかず、入れなかったのですが、作者にも
そのことはお話しました。

自分の入れたものと
冷気しか
入っていない冷蔵庫の
扉を開ける
さくら降る夜

 5行目でかっこ良いお歌になりすぎたと感じたのです。
 俳句の取り合わせの世界ではないかと。

 この5行目が凄く好き、という方も何人もいらっしゃいました。
 私は4行目までを5行にしただけで、冷蔵庫の無機質が、
 軽さと味わいとなって伝わる気がします。
 ただ、だから何なの?とも云われかねないですね。
 
 5行目の上手さ、かっこよさを採るか、4行目までの省略の
 美学を採るか、ですね。なかなか難しいです。


Tねちゃんが、持ちきれないくらいのご馳走を用意してくださっていて、
飲み物などを買って、いざお花見へ。
到着した途端、さくら何のそので、飲むわ食べるわ、もう大変。
それでも足りずに、少し寒くなっても来たので、N子さん宅へ移動。

宴はえんえんと続いたのでありました・・・・ 
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by machako-hamakaze | 2009-04-17 15:51
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