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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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春爛漫の鎌倉歌会

春のまん中、鎌倉歌会です。

事務局さんのパソコンに異常発生、すぐさま親の火曜歌会代表H野さんが
ピンチヒッター事務局を引き受けてくださり、WBCならぬ、ハマ風の会は
万全の体勢です。


さくらの木の下
家族の思ひ出の
お弁当は
しらぬ間(ま)に
花びらごはん

 この情景はごはんよりお酒で私にも思い出があります。
 今回法事で帰郷して、その後兄弟会でした。車でのミニ旅行だったのですが
 昔住んでいた父の勤務先の発電所のあったところを訪ねました。
 今でも稼動していますが、思い出の中の巨大なそれではなく、小さな小さな
 発電所でした。
 
 山奥の何もないところで、何かといえば宴会。そのお花見のとき、父の膝の
 上で、戯れに飲まされた(飲みたかった?)盃の中に散った花びら。
 作者の場合は「花びらごはん」美しくて、おいしそうです。


働き盛りだもの
残業も多いし
付き合い酒もある
ストレスもたまるさね
メタボライズされた 娘よ

 派遣を切り、ベテラン社員をリストラ、残る若い社員は残業残業の
 残酷絵図。
 その中で、総合職であれば女性の残業、付き合い酒も増える一方でしょう。
 残業も付き合い酒もそれだけではストレスにはならないのでしょうが
 人間関係というおまけがつきます。お嬢様を案ずる親である作者のためいき
 は、社会詠となりました。


淡々しいピンクの
カーテンを引いたような
桜並木を車窓から見るも
車内の人は厚着のまま
桜は春の入口で咲く

 この5行目が好きで2点を入れました。
 確かに、さくらの前に咲く花々は春を思わせるけれど、もう、今日から
 春よ~!と言えるのは、やはりさくらが咲いたときでしょうね。
 その季節感と高揚感が5行目で見事に表現されています。
 
 惜しむらくは、3行目「桜並木を車窓から見るも」
 ここは、普通に「桜並木が車窓から見える」とか1、2行目で美しい桜の
 表現があるので、「桜並木」だけでも良いのでは。
 4行目の「車内は~」とあるので、車窓から見ているのはわかりますからね。
 
 でも5行目の素敵さに私は参りましたよ~


私の歌

あわ立てた
生クリーム
枝の先の先まで
はいっ
こってり咲いてみました

 先日のSUN-SUNの歌会のあとのお花見。
 その帰りに田園都市線のたまプラーザ駅に向かったいる途中、見事な
 桜並木がありました。夜の町並みに浮かぶ桜をたっぷりとつけた
 枝ぶりが、生クリームをつけたようで、しかもこってりと・・・
 
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by machako-hamakaze | 2009-04-22 10:58
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