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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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またまた大勢ご参加の横浜歌会

26名です。
もう大変です。
司会でしたから。
なるべくたくさんの方にコメントを言っていただきたいので、無理かなと思い
つつ、1首に3人の方のコメントでスタート。
歌会前に、題詠「道」の表彰などがありやはりきちきちの歌会となりました。
得意の(?)ダジャレも抑え気味で・・笑


一丁前に
「ほう、そこに歩ですか」

凡人は楽しんでいます
名人戦の棋譜なぞりながら

 将棋も囲碁も全然わからない私は、まずは羨ましいと思い、名人戦の棋譜を
 なぞりつつの独り言がいかにも、将棋好きの方のおっしゃりそうなセリフで
 面白みのあるお歌です。将棋をされる方のコメントで3行目の「と」が
 いわゆる将棋でいう「と金」のつもりだったのでは、と深読みされ、感心
 しきり。

 作者はなんと横浜初参加で女性のU野さん。下手の横好きですと謙遜され
 ながらも、なかなかの腕前と、一度勝負をという申し出が出ていました。

 いいなあ。将棋今からはむりだろうなあ。
 まったく先の読めない私ですから(涙)


桜が散った だけなのに
春が終ったような
淋しさの中 思い出す
楽しいお花見と
嬉しい再会を

 別の歌会で桜は「春の入り口」と詠われた方がいらしたけれど、確かに、
 桜が散ったら、もう春は終わりのような気がします。とても切なくなる
 のです。
 でも、お花見で楽しかったこと、そして久しぶりの再会を喜んだ、そんな
 ひとときがあったということは紛れもないこと。
 去り行く春を惜しむと同時に一期一会を大事にしていきたいもの、
 しみじみとしたお歌でした。


丸顔の里芋君たら
どこに目が付いているの?
冬の間ずっと暗い甕に居たのに
外に出た途端
もう 芽が付いているなんて

 丸顔も面長もいる里芋君だが、丸顔、と限定したところがかえった
 可愛らしいお歌となった。
 切られても、命があるいもたち。
 暗黒を経て、光にであうとちゃんと再生する。
 「目が付いて」と「芽が付いて」て対応もしているお歌。


ちょっと気になった表現のあったお歌

光と風は
ぽかぽか さわさわ
こ~ちょこちょ
もうすぐ
山が笑う

 5行目の「山が笑う」が気になる。俳句の季語の「山笑う」があるから
 です。
 季語を5行歌で使ったらいけないというのではないのです。
 
 「山笑う」という言葉が、すべの方が季語であるということご存知で
 あればかえって、問題がないのです。
 でも、ご存知ない方もいらっしゃいます。そういう方がこの「山が笑う」と
 いう表現がすばらしいと思います、とコメントされた時、作者自身の言葉
 だと思われてのことなのだと思います。

 もしも使われるなら、括弧で囲むとかして、ご自身のことばではないことを
 現わされたほうが良いのでは、と思うのです。

 誰でも書ける5行歌ですが、こういう問題も含みます。


私の歌

短い春は
桜に花をもたせるのさ
さすが 富士山
かすみに
隠れても男前

 最近は富士山にほれ込んでいる私です(以前はふるさとの鳥海山が
 一番! と思ってましたから)
 桜、桜と浮かれている間、富士山を見ませんでした。冬はあんなに、
 きりりとした姿を見せていたのに。
 ああ、春限定の桜に花を持たせてるんだなあ・・・とその男気に惚れ直した
 のです。
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by machako-hamakaze | 2009-04-25 16:22
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