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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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戸塚の新老人の会五行歌サークル

日野原先生の提唱される新老人の会の五行歌サークルは
戸塚の女性フォーラムで第4金曜日に行われています。
今回は高校時代の戸塚に住んでいるクラスメートをお誘い
しました。
当日お歌を持って参加してくれました。おやつもいっぱい
差し入れしてくださって、S津ちゃん、ありがとうね。
戸塚はそれでなくても、いっぱい差し入れがあります。
私もいただきものの、T屋のようかんを。


さくら咲き
美しい
日本の春を
一目みたいと
ミサイルも飛んで来た

 技ありの社会詠です。1~4行目までのさくら咲く日本の春を
 詠ったかと思いきや、5行目で思いっきりぶっ飛んで(失礼!)
 くださいました。これぞ、社会詠の見本!社会詠はかくあらねば!
 と、やたら力が入ってしましましたが、この作品は絶妙に力の
 抜け具合がよろしいようで・・・
 この作者、先月初参加でいきなりの1席のA利さん。
 ちょっとご年配ながら、大型新人です!


突然の来訪者
冷蔵庫開けて 節約してるネ!
テレビ見ては 横文字あるネ!
と 疾風のように去っていく
家で何と言うのかな~おしゃまさんは

 なんとも、可笑しな訪問者です。おしゃまさん、とあるから、子供でしょう。
 大人だったら大変!(笑) しつけがなっていない、とも思えますが、
 疾風のように駆け抜けていくような間柄のお子さんであれば、まあ、
 可愛いのでしょうね。ただし、親御さんにどういわれるか作者は心配
 のようです。


空の青
小鳥の声
いつもの風まで
優しく感じる
四月が好き

 なんとも、やさしく爽やかなまさしく、4月そのもののようなお歌。
 特別な言葉を使っていませんが、誰でもが思える気持ちを衒いなく
 表現されて、読んで心地よくならせていただきました。


初出席の友人の作品です。

咲いた 咲いた
桜が咲いた
寒さの中凛として
咲いてた梅が恋しい
あたたかさ

 桜の季節の歌としては、殆んどが桜の見事さ、散りぎわの美しさなどを
 詠われるが、こちらはその中で冬に咲いていた梅の見事さをテーマに
 された新しさが光ます。
 4行目から5行目へのつながりが少し解かりにくいですが、初めての
 作品としては、目線の面白さがあってよいと思います。


桜でんぶの
噴水だ!!
行儀よく並ぶ桃畠
花 真盛り
二階列車の右左

 かなり議論を呼んだお歌でした。
 まずは、「桜でんぶの噴水だ!!」という、素晴らしい表現があり、
 これで、皆さんの得点が入りました。勿論私も。

 3行目から解釈が二手に分かれました。
 まずは、列車から見て、右にさくら、左に桃の花が真盛り(反対でも)
 もう一つは、桃の花が桜でんぶの噴水のように咲いている、列車の
 右にも左にも。

 作者は後のほうのつもりだったそうです。そのとおりに解釈された方も
 おられました。
 
 作者の意図どおりに解釈された方がいらしたから、もうこのお歌は
 それで良いのでしょうか?私は、ちょっと推敲されることをお勧めします。
 1行目のとても素敵な表現がありますから、惜しいのです。
 
 2行目で、「噴水だ!!」と言い切って、その説明としての3行目以降が
 あります。同じものを表現しているのだと、もう少しわかるためには
 どうすればよいでしょうか。
 単純に考えれば、言い切らないで、「噴水のように」とすれば簡単ですが、
 この言い切りが歌の魅力にもなっています。
 3行目と4行目が体言で終っています。ここに助詞を加えて、つながりを
 つけたらいかがでしょうか?どんな助詞?作者も皆さんもお考えください。


私の歌

春の突風に
激しく乱した
バーコード
直そうともせず
その男(ひと)はただ憮然

 電車のドアが閉まった瞬間に目撃したそのままですが、大笑いして
 いただき、嬉しかったですね。
 ちなみに、「バーコード」ってなあに、とおっしゃる老婦人の方が
 いらして、わからなかったけれど、面白いから入れましたと
 とても可愛らしいコメントいただきました。
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by machako-hamakaze | 2009-05-04 18:44
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