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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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落ち着いた日曜歌会

というのも、3月が100回記念でしじま会で29人、4月がお花見歌会で
28人の方がご出席で、もうてんやわんやでした。
たくさんの方のご参加は感謝感謝なのですが、少し忙しすぎましたので、
今回連休中の5月3日は15人で、落ち着いた歌会となりました。

司会はお花見で「姐さんかぶりのお歌で(どんな?)のお歌で見事
第一席のM岡さん。

今日は「姐さんかぶり」でのご登場を期待していたのですが、ご本人は
ほおかぶりしてきたかった、と(笑)


今日のおさらい
明日への夢
気儘に綴る日記帳は
私だけに許された
青春へのプレーバック

 前2行の若々しさに驚きます。日記は昔つけていましたが、今では、
 毎日はかけなくても、五行歌が日記がわりかな、私は。
 歌会の時には5行目がちょっとくさいかなと言ってしまいましたが、
 よくよく読めば、前3行をすることが、作者の青春へのプレーバック
 であって、全然くさいことなどありませんでした。某県知事のことが
 つい頭に過ったもので・・・・


かつて
放ちあった毒が
錆びた矢のように
胸をえぐる
君が病む日々

 五月のさわやかさを詠う歌の中で毒ではなく異彩を放ったお歌。
 こういう経験は誰にでもあり、誰にでもあるけれど、「錆びた矢が
 胸をえぐる」という、鬼気迫るような表現はなかなかできない。
 「君」は親しかった人、そうでもない人、身内、たとえどういう
 間柄でも、少なくとも、毒舌放ちあえた人。
 「病む」というその度合いが辛いものだとわかる。


種を蒔いてから十三年
庭の琵琶の木
実が生り始めて二年目
今年は、鳥よりも先に
私の口に入れたい

 なんとも、ほのぼのとしたお歌。日常のさりげないことをさりげなく、
 そして、真情をとつとつと語っておられる。
 琵琶は「びわ」か「枇杷」にされたほうが良かったかもしれない。
 でも、こころ和むお歌だ。鳥に負けないでね。


なにを
秘めているのか
そこだけ際立って
明るく光る
柿若葉は

 柿若葉を詠って哲学的である。
 この季節の柿の若葉の象徴的な表現で、深く広い世界を考えさせられた。
 秀作。

さあ、今月の31日には朗読歌会、来月は藤沢と鎌倉の初の合同展示会も
あります。また忙しい。
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by machako-hamakaze | 2009-05-12 09:54
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