excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


行進は続くよ、じゃなかった更新でした・・日曜歌会

ちょっと一段落したので、続けて更新しちゃいます。
久しぶりに普通の歌会で20名のご出席いただきました。

SUN-SUNのN子さん、Tねちゃん、U野さんが揃ってください
ました。Tねちゃんはイベント以外では2度目くらいですねえ。
彼女は画家で個展にはたまにお邪魔してます。


三つの顔をもつ
阿修羅像
私はいくつの顔をもつの・・・
今日は息子(こ)の悩みを聞く
母の顔

 阿修羅の三つの顔も表情がかなり違います。その表情から内面の
 多面さが浮かんできます。唇かみしめた表情もあって、自己内省の 
 表情も見る人を魅了しますね。作者は見に行かれてのでしょう。
 ご自分の内面の顔、表の顔を息子さんの悩みをきくことを通して感じて
 おられます。慈愛の面だったことでしょう。


鶯の声聞こえる山裾で
わらび採り
タンポポの綿毛舞い上げて
みどりの風が
草原(くさはら)を疾る

 牧歌的な風景が美しいです。
 しかし、自然はじっとしているようでじっとしてはいない。
 風がタンポポの綿毛を舞い上げて、タンポポは種を遠くへ飛ばす。
 風が意図してことではないけれど。
 人がのんびりとわらび採りしている間に(最も、ヘビにはご用心)


緑の風の中に
黄金(こがね)色のじゅうたん
麦秋
金(きん)から生(なま)に
遠からずビールで乾杯

 こちらも本来なら牧歌的な麦の秋の風景。
 しかし、この麦を4行目でいきなり変化させて、5行目で
 「待ってましたあ!」と、喉がなるような表現に。
 
 作者はなんと、下戸の女性でびっくり。N子さんかと思いきや(笑)
 農業をされているⅠ田さんから「ビール麦」というのがあることも
 教えていただきました。


あんた、お薬何種類?
昼食前に一缶、夕食前に二缶
毎日欠かさず飲んで居ります
時々ですが
寝る前にもお湯割り一杯も

 なんと楽しいお歌でしょうか。
 お幸せですよ。
 どうぞ胃腸にお気をつけてずっとこの幸せな生活を続けてください。
 思わず2点いれちゃいました。


父の好きな百合の花
母の好きなゼリーのお菓子
法事に供える
あれから二十数年
好み変わってないといいが

 両親の好みのものを法事に供える作者。
 5行目が面白い。亡くなった人が二十数年の歳月で好みが変わっていないと
 良いが・・・と詠う。
 
 これは私の兄の欠席投稿ですが、うちの母親はとても食いしん坊で、しかも
 珍しいもの大好き、特にテレビで新製品がでると、食べたくて食べたくて
 しょうがない、田舎にないと聞くと私達兄弟姉妹は、必ず買って帰り、母に
 食べてもらったのですが、次に買って帰ると、もう飽きた・・と(笑)。
 次の新製品を必死になってまた買っていったものです。
 今おもえば、幸せな母でしたね・・・

 今日は父の日ですが、父にそれだけのことをしてあげたか、ちょっと悲しい。


私の歌

少し傾いだお顔
そのお手の仕種
携帯電話を
掛けておられますかな
半跏思惟像さま

 この半跏思惟像が分からなかった、という方がけっこういらした。
 広隆寺、中宮寺などの弥勒菩薩像ですが、半跏思惟像が特に
 好きだったのですが、たまたま通っている接骨院のカレンダーの
 写真がそうだったのです。光線の加減か、横からの写し方だった
 こともあって、あらら携帯でも掛けているみたいと思ったのです。

 古いものを新しく詠ったとお褒めの言葉もいただきました。
 (やったー!)
 
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-06-21 10:18
<< 1年ぶりの上大岡歌会 ハマのうたかい >>