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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2008年 06月 ( 12 )   > この月の画像一覧

蒸し暑い季節に 歌でデトックス・・かな?

昨日は横浜で「ハマのうたかい」

代表さんを紹介するのはお歌の紹介のあとで。

会場は冷房が入らずむしむし状態。送風が入ることが
わかって、ほっと一息です。

今日一席になられた方は信じられないのですが、初一席との
こと。ステキな光景をステキに詠われてました。「ハマ風」の
歌会たよりが待ち遠しいです。


新緑と花満開の五月
心の底から笑顔が
湧いてきます
多くの人達に幸せを伝える
この、季節を忘れないで・・・

 五月の緑の美しさに、とても感動されて、素晴らしい笑顔に 
 なられた作者が、殺伐たる現代社会の人に、この季節のような
 人に幸せを伝えることを忘れないで、と訴える。5行目がしみる。


二階から見上げる
夜空には
遠い車の音が
さざ波になって
耳に打ち寄せる

 車の音がさざ波になって聞こえる、作者の耳はすばらしい。
 感性が際立つ。5行目の「耳に」が少し違和感があるのは、
 2行目に「夜空には」と、あるからではないでしょうか。
 推敲されたら、すばらしい完成の、いや感性のお歌に。


あのふっくらとした
ぬくもりに また
つつまれたくて
逢いに行く
青い五月の風の中

 前3行で、誰に逢いにいくのだろう、恋人か、いや尼寺ではと
 かしましい。私は先日薬師寺の月光・日光菩薩を見に行ったせいか
 ふっくらとした菩薩さまでは?と。5行目の爽やかさが際立つ。
 
 作者は「シュリー・マーター・アムリターナンダマイ・デーヴィ」
 さんというインドの癒しのカリスマ的な女性に逢いに行かれたときの
 ことを詠われたとか。年に一度来日されるそうです。

 作者はこの会の代表さんで、その方にハグしてもらって、幸せをいただき、
 その幸せを他の方にも分けてあげたいと、ハグしてくださるのです。
 私も落ち込んだ時にハグしてもらいま~す。
 とてもおおらかで、やさしいTさんです。


曲った道の向こうにある未来を
信じて生きたアン・シャーリー
54の緑色があるというその島へ
希望というパスポートを持って
いつか きっと私も

 女の子なら誰でも(あまり女の子らしくなかった私でさえ)アンは、まるで
 身近な親友のような存在だった。本で読み、映画を見て、アニメにも
 はまった。飛行機嫌いを克服したので、私もぜひプリンス・エドワード島へ
 行きたいな(この島の名前が出てこないのなんのって・・・)


10年振りの鎌倉彫
5匹の魚のペン皿の仕上がり
政子ちゃんへの形見分け
次は康子さんへ
何を彫りましょう

 「形見分け」という、ことばがあるのに、10年振りで再開した鎌倉彫が
 すっかり楽しくなって、差し上げた人の喜ぶ顔が浮かび、更にあの人
 にも・・・と、心理が動いていく様子が明るく、良いお歌です。
 順番まわってこないかなあ・・笑


私の歌

チョウチョも
急ぎの用事があるように
家の角を
曲る
飛ぶというより走って

 Iさんが3点いれてくださったので、とても嬉しかった。
 ある方が「チョウチョも」とあるから、作者も忙しかったのでは、と言って
 くださったが、まさしくそのとおり。ばたばたしている私の目の前を
 チョウチョもばたばた走っていきました・・・とさ。
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by machako-hamakaze | 2008-06-06 17:31

講座と日曜歌会連続で・・・

先週の土曜日は講座でした。
今期は5月、6月が私の担当で、2回目でした。

前回のテーマは「詠いたいテーマ」
 なかなか自分で何を詠いたいかがつかめないこともあります。

今回は「自然を詠う」
 古今東西の詩歌で詠われ尽くされてしまったのでしょうか?

なあんて、いろいろと皆さんとお話して、考えながら講座をやって
おります。
 
次回は「自己を詠う」 最終日は「朗読してみましょう」
この講座は途中からでも入れますので、ご興味のあるかたは
どうぞ。


6月1日(日)は藤沢日曜歌会

今回ばかりはどのお歌もあまりによくて、感激しながら、採点をする
辛さががんがんきましたね。
いつもなら、何回も読んで点をつけるのですが、今回はそれをやると
わけがわからなくなりそうなので、2回くらいで決めました。

どのお歌にも入れたいような粒ぞろいの歌会でした。
ものすごく贅沢な時間ともいえます。


「おゝ来たか・・・」の声や
粉ふき芋にユカリを振って
「うまい・・・」と食べていた
そんな面影を
「父の日」に偲んでみよう

 このごろ特に父恋しの私は最初の「おゝ来たか・・・」にぐっときました。
 そうなんですよね。この「おゝ」はかなりのお年でないと、使わない
 似合わないことば、そして、作者のお父様も「粉ふき芋にユカリ」と
 質素な食べ物を喜んでおられた。父も質素なおかずにお酒さえ
 あれば・・・泣けちゃいますねえ。


朝の
柔らかい日差しに透けた
葉脈
チュルチュルッと
身体中の毒が吸い取られる

 葉脈を流れる新鮮な木の水が作者のもろもろのストレスという毒を
 吸い取ってくれる、森林浴の効果でしょうね。デトックス。
 どれほどの毒でしょう・・・と、かしましく。


右側にカーブ
つり革につかまる人たちの
うえーぶが
車窓の波を追いかけ
三連符

 多分、江ノ電、と皆さん気づかれたようで。カーブを曲るときにぎゅーっと
 身体が傾き曲る、そのさまを車窓の波を五線譜に見立てて、三連符とは。
 参りました。


浅黒給仕「何で?」理由?
野菜カレー好きだから
再び「何で?」に私は怪訝顔
と「パンカゴハンカ?」と怒り声
なあ~んだ「ナン」なんだ!

 まあ、ナンという「ナン」の多さナンでしょう。
 こういう面白いことが現実にあるから、歌の種はつきないのです。
 ナンでも歌に!


ささやき女将
またまたテレビで
頭下げ
「ささやかれ息子は?」
と夫がささやく

 またぞろテレビで記者会見の女将さん。そういえば、あの気の弱そうな
 「ささやかれ息子」さんは?鮎の塩焼きと違って、使いまわしが
 できませんか?


昨日書きわすれました。
なんと、今回は仲良し3人組(笑)のHさん、Aさん、私が揃って1~3席を
いただきました。これは歌会始まって以来初めてのことです。
お2人はいつも上席なので揃うことが多いのですが・・・
まあ、こういうことも珍しいし、うれしいし、めでたいめでたい\(~o~)/ 
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by machako-hamakaze | 2008-06-03 22:43