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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2008年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧

姉妹には同じ血が流れているということか・・・

年の離れた姉が(77歳)が骨折したとの知らせがはいり、
急遽、姉のところに行きます。
ちょっとの間、ブログお休みします。

皆様、わすれないでねぇ~~~
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by machako-hamakaze | 2008-11-27 18:26

みかん狩り・・・歌とは関係ないお話ですが

23日の日曜日は会員さんご所有のみかん山で、みかん狩りをさせて
いただきました。
今年で3年目なのですが、私は最初は用事で参加できず、去年は足を
骨折して参加できず、ようやく今年は(10月に捻挫した時は、焦りましたが)
なんとか参加できることになりました。
七名が参加させていただきました。

もう、めちゃめちゃ良いお天気に恵まれました。
集合のH野駅にはご招待してくださったⅠ田さんがお迎えに来てくださって
ました。去年まで参加のN子さんがまだいらっしゃらないと、次の次の電車
の到着まで待ちましたが、いらっしゃらないので、とにかく出発。

大山や丹沢がとてもきれいに見えます。
こういうとき、歌仲間の「dolceさんの日記」のように、きれいな写真いりの
ブログができたらなあ・・・・・とつくづく、スキルのなさが情けなく感じます。

ほどなく、みかん山に到着。
奥様がいろいろと用意をしてくださり待っていてくださいました。
みかんの良い香りがただよっています。
摘みとりやすいハサミもお借りして、みんな、もう張り切って、途中味見も
させていただきつつ、袋いっぱいになり、次の袋もいっぱいに・・・・
おいおい、持って帰れるの?と私も欲張って、たくさん摘ませていただき
ました。そのために、リュックも用意しましたし(笑)
甘さももちろんですが、程よい酸味もあり、これぞみかんという味\(~o~)/

初参加の男性は、朝リュックに使用か思ったけど、欲張っていると思われる
のがいやで、やめたとおっしゃいました。そんな、一言言ってくだされば・・と
所有者でもないのに(笑)
でも、大きな袋にものすごくたくさん摘まれていましたので、リュック以上
だったかもしれません。

みんなこれ以上は無理というまで摘ませていただき、そのあとはお弁当
タイムです。なんと奥様がおいしい豚汁をご用意くださってました。
やはり、おにぎりにはあたたかい汁物が欲しいです。最高に美味しかった
です。奥様ありがとうございました。

それぞれに、手製のおかずをすこしずつご披露したりして、これまた
お腹いっぱいです。
なんと!なんと!そこで登場したのが、Ⅰ田さんお手製のお汁粉でした。
まさしく別腹。先日テレビで、満腹なのに、甘いものを見た被験者の方の
お腹の中にじわじわと隙間があくのを見たばかり。そうよ、別腹って
本当だったわ、としっかり戴いてしまいました。こちらもとてもおいしくて・・

さあ満腹のあとはハイキングです。
みかんを持ったままでは無理があるので、奥様がいったん車にみかんを
積んでご自宅にいかれ、あとで駅まで持ってきてくださるとういお心配りです。
本当に、いたれりつくせりとはこのこと。

大きなお屋敷のお庭をみては、うつくしい花に感激。またH野さんから
遠州槙という木を教えていただき、その実は食べられるとうかがうや
いなや、私の口にはその実がはいておりました。ねっとりとした果肉と
上品な甘み。すっかり魅了されましたが、前を行くお仲間が見えなく
なってしまいそうで、五個ほどで諦めました・・・

関東大震災でできたとうい震生湖というところにいきました。
その湖のまわりを歩くと15分とのこと。木の根がはびこるけっこうな山道
のようなところをがんばって歩きました。木々が紅葉して、湖にその姿を
美しく映していました。ここで、1首・・・できたらよかったのですが(トホホ)

駅につくと、奥様がみんなのみかんと荷物を運んでくださっていました。
本当にⅠ田さん、奥様ありがとうございました。

久しぶりに体を動かしよく歩いたのに、楽しかったせいか翌日も大丈夫。
もう3日過ぎたのに、大丈夫ということは本当に大丈夫なのよね!って
念を押すのも、このごろは何でも、「3日ぁ遅れぇのぉ♪ 疲れを乗せてぇ
肩がこぉるこぉる、腰痛いぃ♪」と替え歌を歌わないといけない私だった
ので・・・

でお後がよろしいようで・・・
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by machako-hamakaze | 2008-11-26 18:10

横浜歌会

展示会も終わり、いよいよ秋酣です。

K川さんが展示会にもお誘いくださったご友人ご夫妻が揃ってご見学に
いらしてくださいました。


地震に耐えた
「ひとめぼれ」
粘りを粒に秘めている
炊き上がった宮城米が
復興の息吹を膨らます

 地震の多い宮城県だが、このところ特に頻繁に大きな地震がおきている。
 その地震の影響でで田んぼも大きな被害を被っているが、それにめげず
 収穫された新米の「ひとめぼれ」。東北人の粘りを象徴するように、ふっくら
 と炊き上がったお米にはねばりがある。
 いつもたとえが上手な作者であるが、今回は地震という新聞記事のように
 なりやすいテーマを、見事な歌にしあげられた。


短い時間に
五行歌を詠み
伝えてくれた
私の心と味を
絆強まる朗読者に

 ご出席がわからずに、作品プリントには載らなかったお歌。ホワイトボードに
 かかれましたが、気がつかれなかった方も多かったようだ。
 歌会で作品鑑賞につかえる時間はかなり短い。それを朗読して作者の心と
 味を伝えてくれた朗読者に絆を感じられたという・・・作者のコメントに私も
 感動しました。その朗読者は私だったのだそうです、朗読冥利につきます。
 ありがとうございます。
 

ばぁばオレね
ばぁばより友達の方が
好きになったみたい
という七才
うーんと寂しいけど嬉しい

 ずっと、ばぁばが一番好きぃ!と抱きついてくれていたお孫さんなので
 しょうね。あったかかったり、冬に外から帰ってきたばかりだと、ひやっと
 冷たかったりする子供の柔らかなほっぺの感触まで感じられます。
 この坊や、一大決心して、おばあちゃまに告白されたのでしょう。
 一抹の寂しさが漂いながらも、なにより成長に目を細めます。
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by machako-hamakaze | 2008-11-24 22:24

これって流行? 新横浜歌会でも・・・

新横浜歌会では、さすがに、1席はお一人のようでしたが、なんと2席の
方が5人!
なにかのウイルスか?たたりか?な、わけは無いのですが(笑)


ガチャ ガチャーン
「キャー!」
茶碗の割れる音
妻の悲鳴
キッチンだけの大地震

 私などもよくやることですが、不思議と夫が留守の時は悲鳴を上げません。
 むむむ・・・っと自分の失態を自分で処理するしかないのです。
 同じく自分で処理するのにはかわりはないのに、なぜか、誰かいると、
 思わず声を出してしまう・・・あら、歌のコメントとは関係のないことを。

 カタカナをうまく使われて、まさしく日常茶飯事を「キッチンだけの大地震」
 とお上手に比喩されました。本当に大地震ではこう落ち着いてはいられ
 ませんものね。


夏の恋
秋の想い
全ては夢と
枯葉が
風に散る

 人生50年~なんて、謡いの文句がありましたね。
 夢幻(ゆめまぼろし)のこの世ですが、「夏の日の恋」があり、「秋に深く想う」
 ことができるそれが、人間のよさではないでしょうか。
 

「らくらくホン」って
響きに惹かれての
携帯デビュー
それほど楽でも無いのは
自己責任 ですか・・・・

 携帯をお持ちではなかったのですね。私も携帯嫌いで五行歌のことで
 しかたなく持ちましたから、機能はまったく使いこなせず、電話とメール
 あとは2次会での計算に(笑)使うくらいです。

 「らくらく」といいながら、実はやはり私のようなアナログ人間には使いこなす
 のはなかなか大変。

 5行目の「自己責任」のあとの一マスあけ、最後に「?」がないのは、
 電子機器に弱いご自分を納得させるためでしょう。声を出して、読むときは
 「か」をトーンを下げて読むと面白いですね。
 
 「自己責任」という言葉が、ちょっと一人歩きしている、現代、もっと
 お客様本意の対応をしてよ!と作者とともに、私も言いたい!
 「人によってはらくらくホン」て、名前変更して!
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by machako-hamakaze | 2008-11-22 12:13

火曜歌会に続いて鎌倉歌会も大変なことに!

火曜歌会では1席が4人でした。
なんと、、鎌倉では5人です!
鎌倉勝ったあ!って勝ち負けではありませんよ。
今回のレポートはN田さんで、もうお口あんぐり。
1席だけのレポートでは・・・という意見もでましたが、3席までは
載せましょうと、ご苦労をおかけすることになりました。

なので、実は今回記事が書けなくなるところなのですが、
自分の勝手なルールで上席のお歌は「ハマ風」でと
してきましたが、しかたなくルール破りです。
採点方法をちょっと変えたのも原因でした。反省。


あれが なにして
と 話す人
うん それそれと答える人
すごい!エスパーか?
歳とるのも悪くないかも

 1席の作品です。E藤さんのお歌。
 大好きでしたね。エスパーという言葉も懐かしいです。昔好きで読んでいた
 筒井康隆氏の「七瀬ふたたび」という小説を思い出しました。今では
 エスパーなんていわないですよね。超能力、ですか?カタカナのほうが
 なつかしく感じるなんて、不思議です。
 このお歌、耳の遠くなっていた父母の会話を思い出しました。
 夫婦でエスパーだったのかも・・・いいなあ。


40cmの高さについた
柱の汚れ
落とすことは
思い出を消すこと
15年生きた愛犬(きみ)の

 このお歌に出てくるわんちゃんとはあったことがあるのです。すぐに
 作者もわかったのですが、わんちゃんの居た証としての、柱の汚れ、
 きれい好きの作者の愛犬への思いとあいまって、煩悶が感じられます。
 いわば、形見ですものねえ。ホロリとしてしまいました。


「この家の姉妹も御鏡さんだねぇ」
と その男(ひと)の一言に
妹とお揃いの洋服を
二度と着なかった
姉のプライド

 小説の出だしのよう・・・という方がいらして、そうそう、まるで谷崎?
 で、この「御鏡」がびっくりの言葉でした。
 同じ洋服を着た姉妹が鏡に映ったように、そっくり、とばかり。
 「同じ」ということにプライドを傷つけられたのかなと思ってました。
 ところが、これは【鏡もち」のこと。つまり、下が大きい・・・
 姉が妹より小さい、ということだったのです。ああ、そうかと腑に落ちて
 解釈はちがっていたけど、歌の運びがとてもよいと思いました。


作者あてクイズもあって、なんと、8人をあてたのが、本日司会のH野さん。
お歌も1席。E藤さんのお土産の獲れたてシラスをゲットされました・・
グスン、欲しかったあ・・・

さて、前回火曜の宿題・・・笑
皆さん答えは合っていたでしょうか?
自販機に身分明かしたのは、「タスポ」
深夜にタバコを買った人のことでした・・・
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by machako-hamakaze | 2008-11-20 12:15

前回が10月22日だったので、あっという間の火曜歌会

そうなんですよね。
前回が会場の都合で10月の22日の水曜日というややこしい歌会でした
ので、今回がなんか、もう一ヶ月たったの?でした。
にぎやかに16人のご出席でしたが・・・・
結果は大変なことに!!!
なんと1席が4人もいらしたのです。2席がお二人で、7人の方が上席。
初出席のS永さんも堂々の第1席でした。
レポートのNN草さんおつかれさまです


住宅街の夜を
揺り起こす声
身分明かす男は
金を要求されて
物(ブツ)を手に自販機を去る

 まるで○曜サスペンス劇場?
 何のことかわかった方は点を入れられましたが、???の方かたが
 多かったようです。
 こういうお歌(判じ物?)が大好きな私はすぐさま点をいれました。
 皆様、なんのことだかおわかりですか?
 では、次回の記事に答え合せをいたしましょう・・・・・つづく


隣席(となり)の人が
避難したのも気づかず
熟睡のお嬢さん
携帯電話には
素早く反応

 ホント、他の人の迷惑になっていることはさっぱり気がつかないで、携帯
 の音やバイブにはすぐに気づく。これは若い人だけに限ったことではない
 ですが、とくに目立ちます。携帯メールをしながら、電車の乗り降り、
 階段の上り下り、しかもその途中で急に立ち止まったり、と。
 社会現象をさらりと詠われています。


何もない小春日の午後
レース越しの
日差しに包まれて
もうすぐ生まれる
ひよこの気分

 この人は「ひよこ」になったことがあるのか、いやいや今は「たまご」なのか、
 と、「コロンブスの卵」ならぬ、「火曜歌会」の「ひよこ、たまご」論争も(笑)
 なんとも、心地良い秋の日差しにつつまれている雰囲気が良い、作者は 
 もちろん K春さん!


上席出なかったお歌も良いお歌が一杯です。
こうたくさん上席がでると、入られない方のほうが少なかったりして、ちょっと
がっかりされるかもしれませんが、そんなことはないですよ。
自分の思いを書かれましたか?充分それを書かれましたか?
はい、それなら、もう素晴らしいお歌です。
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by machako-hamakaze | 2008-11-18 16:59

昨日16日は初の朗読ライブをやりました

元某ラジオ局にいらした知人で、今はライブの企画なども
プロデュースされておられる方から、五行歌の朗読ライブを
してみませんか?と勧められたのが昨年のこと。
歌集もだしたし、まあ朗読CDも出したし、面白いかなと
お引き受けしました。

そのあとに友人のシャンソン歌手の10周年に、ゲストで
シャンソン紹介の朗読などをした時、友人に言われたのです。
シャンソンと五行歌のコラボって面白いんじゃないの?

やはりライブでも詩だけの朗読だと、ちょっと重くなるということも
有るらしいのです。

で、いろいろとありまして、昨日渋谷の某ホテルの喫茶室での
ライブとなりました。

題して「かたる歌 五行のうた & シャンソン」です。

40人で満席のお部屋です。おかげさまで満席になりました。
歌仲間も雨のなか13人いらしてくださいました。

司会の方とのお話で五行歌の説明もいっぱいできて、五行歌を初めて
知ったかたも、とても楽しんでいただけたようで、即詠の時に、紙には
書かなかったけどもと、暗誦をしてくださいました。すてきな歌に
聞こえました。
中にとても気になる若い女性がいらして、司会の方に無理言って
その方にも即詠を読んでいただきました。なんと素晴らしい感性の
お歌。なんとその方は次回のライブの主人公のジャズのシンガー
ソングライターの方だったのです。むべなるかな、でした。

もちろん、我らが歌仲間の長老(失礼)黄門さまK雲さんも、さっそうと
立ち上がり即詠です。
Kさんも、H畑さんも。Kみちゃんも。嬉しかったですねえ。
Kみさんの庄内弁五行歌即詠は大うけでした。

お許しをいただいてH村さんの即詠です。
この頃よく私が講座や講演でお話していること。
「財産残すな歌残せ」(笑)・・・財産のある方は財産と子供や孫への思いを
綴った手作りでも良いから歌集を!というところから作っていただいた
ようです。

きめた!
財産はないけれど
息子達へ
母の五行歌
旅立つ前に贈りましょう・・・

とてもしみじみした良いお歌ですよね。
他の方のお歌もお許しいただき次第ここに追加していきます。

昔演劇をしていたころ、幕がおりて、拍手が聞こえたときのあの興奮と
喜びを再び、五行歌の朗読で味合うことができ本当に幸せです。

友人のシャンソンとの掛け合いや呼吸がぴったりだったと、定期的に
されていたのですか?と聞かれ、いえいえ、今回が初めてですと、
いうと、驚かれました。なにしろ、40年のお付き合い・・・しまった!
年がばれた・・・でも、キーボード演奏のSさんがまたすごくて、
どんな朗読でも、アドリブで素敵な曲を弾いてくださるのです。

豚もおだてりゃ木に登る、で、またやりましょうのお誘いを真に受けて
います。

ああ楽しかった!
いらしてくださった皆様、ありがとうございました。
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by machako-hamakaze | 2008-11-17 18:11

参加者もすっかり安定した「ハマのうたかい」

昨年の展示会にいらして、ご興味を持ってくださり、ハマのうたかいにご参加
すぐさま良いお歌を書かれて、会員となられたM澤さん、H村さんからの
ご紹介のF本さん、コスモスの会からのYさん、サンシティのSちゃん(先輩
ですが、お歌のエピソードからそう呼ばせていただいてます)と新人さんが
増えました。

これも、ハマのうたかいの代表さんはじめ皆さんの温かい心を感じられる
からでしょうね。


無造作に
鉢の菊が
咲いている
去年は友の丹精の
大輪だった

 これは「友」がご存命かそうでないかで、かなり議論。悲しみを悲しいと
 詠わない追悼の名歌だと、だれもが思いました。
 
 ところが! 昨年は立派に丹精されたお友達の菊の鉢を「こんなに
 あるんだから、一つくれよ」と戴いてきたが、お手入れはあまりされな
 かったとかで、「無造作」に置かれたと、反省のお歌だったそうです。
 皆でお友達を殺してしまいました・・・すみません

 でも、必ずしも無くなった方だからと言って「亡友」と、書く必要はないの
 ですから、そう書かずに、ご存命かそうでないかがもう少しわかると良い
 ですね。


続きのおしゃべりがしたい
あの頃と同じ笑顔だけ見せて
友はいつの間に すーっと
夢は
その先には行かない

 こちらはやはり無くなった友のお歌ですが、こちらも、一言も亡くなった
 とは書いておられません。でも、わかります。
 5行目の切なさ、胸に迫ります。数年前のこの頃、友をなくした私は
 思わず涙ぐんでしまいました。


「良い物だから大事にしなさい」
丁寧に修理と掃除をしてくれた
職人肌のミシン屋さん
経験が言わせる一言に
深まる信頼と温もり

 この作者のお歌は本当に不思議です。
 すばらしく、詩的な感性と言葉のお歌もたくさん創られるのですが、この
 お歌のように特に、詩的な言葉もなく、感性鋭い言葉も使わずに、
 テーマのよさ、内容の深さと、作者の生活ぶりがこのように、素晴らしい
 お歌になるのです。
 五行歌でなくては、たぶんできないことだと思います。


夫は朝元気に出かけたまま
天国に旅立ってしまいました
今日の葬儀の日は
30回目の結婚記念日です
列席ありがとう と言う友

 人間の死ということ、しかも最愛のご主人の死を、本当にこのように
 おだやかに迎えられるという、この作者のご友人に敬意を。
 クリスチャンでらっしゃるそうです。
 1、2行目の表現から、思わず「夫は元気に天国へ旅立って」と 
 読めてしまいました。
 日本ではあまり「死」の教育をしませんよね。色々と考えさせられました。
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by machako-hamakaze | 2008-11-15 12:57

4回目を迎えた、歌会SUN-SUN

歌会SUN-SUNは出来立ての歌会なのに、すぐに展示会という大きな
ハマ風の会のイベントがあり、代表さんはじめ会員の皆様お疲れ様
でした。でも、ご協力ありがとうございます。

代表さんがお怪我をされたりして波乱万丈の歌会ですよね。
私の怪我のときに、大笑いをしたということなので、まずは
転ばれたことには、ご同情しながら、大笑いもさせていただきました。
だって、歌会にいらした、そのお姿が・・・ああ、後はいえない、
言いたい、いや言えない(笑)
でも、とってもお元気な代表のN子さんでした。


不平不満の多かった
あの地 あの家
なのに
離れてみれば懐かしく
良いことばかりを思い出す

 そうなんですよね。人間て、現状に幸せを感じることに疎いのです。
 それが過ぎてしまった時、どんなに幸せだったとか、良かったなあ
 とか、思うのですよね。「故郷は遠きにありて思うもの」という一節
 がありますが、遠くならないとそのよさがわからないものかもしれ
 ません。
 でも、離れても、嫌だったと思い続ける人も居るかもしれません。
 嫌なことを引き摺らないほうが、次のステップへ踏み出せますよね。


お見舞い金出ます
カード会社から知らせ
泥棒に入られたのは
三月半ば実施は四月から
ダブルでついてなかったなあ

 本当に、お気の毒でした。私もひったくりにあったあと、ようやくそういうとき
 でも保障される傷害保険に入りました。
 むしろ、カード会社のその保障なんかなかったほうが、くやしい思いは1回
 で、すんだかもしれませんね。
 ついてない思いを書かれたリアリティー溢れるお歌。


炊き上がった
魚沼産こしひかりの新米
あ~ この香り!
これが
ダイエットの敵なのだ

 わかります。魚沼産こしひかりのあのえもいわれぬ香りと、口の中でひろがる
 お米の甘さ。何杯でも食べられちゃう、というのが実感できます。
 ダイエット中の方は固いお米を良く噛んで召し上がれ!
 2行目で、ぜいたくな、という方がいらしたけど、いつも食べている方なら、
 わざわざ「魚沼産」とは言わないのではと思いました。
 たまたま食べて、感動のあまりのお歌と。
 これは署名歌というやつですね、N子さん!


帰宅した子の
高らかに笑う声きけば
ひねもすの
憂さ
吹き飛ぶ

 子供の笑い声は本当に親にとっては何よりのもの。特に、終日なにやら
 憂さの多い日に、帰宅するなり、高らかに笑う声を聞けば。

 「ひねもす」は副詞だから、「ひねもすの」というのは間違いでは、という
 ご意見がありました。たしかに、「ひねもすのたりのたりかな」というふうに
 使われます。
 でも、「ひねもす」を文語の副詞としてだけ捉えずに、意味だけを現代的に
 つまり、「朝から晩まで」と捉えたら、「ひねもすの」もありかなと。
 でなければ、「ひねもす」と括弧がきにしてもよいかもしれません。
 「憂さ」に「朝から晩までの」とか「一日中の」とかでは、この歌のふんいきが
 でないような気がします。
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by machako-hamakaze | 2008-11-12 11:03

展示会終了

昨日、無事に展示会を終了しました。
たくさんのご来場者の方があり、また会員さんのたくさんのご協力
いただき、本当にありがとうございました。

来年もまた同じく11月6日(金)7日(土)8日(日)の日程で行います。
来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、まあ、鬼でもなんでも、
たのしく笑えばそれで良いのでは・・・とノーテンキなことを考えて
おります。

さて、お待たせいたしました(うん、きっと待っていてくださる方がいる!)
2日の日曜歌会の様子を。


ブルっとふるえた
気温十度の朝
八百屋の店先は
林檎と蜜柑のオンパレード
衣替えをせかされる

 今年の秋はいつまでも暖かい、というより、暑い日が続き、いったい
 いつから秋なんだい?といいたくなります。
 ところが、ある朝ブルっと震えるような気温十度。
 毎日見ていた八百屋の店先の林檎や蜜柑や柿のオレンジ色が
 急に秋を思い出させてくれて、暑さにかまけてまだだった衣替えを
 しなくっちゃと、作者の心の動きが流れるように運びます。
 こういう歌はなかなか書けるようで難しいのです。


ここんとこに
お客様のお名前様を
お書きくださって
よろしいでしょうか だって
これって 日本語?

 実に今の若い店員さんや受付の人の感じが良くでていて、笑えます。
 でも、笑ってばかりはいられません。きっちりと一字一句間違いのない
 日本語を話せとは言いません。でも、これではねえ・・・

 大野晋先生の日本語相談という本にこんなことが載っていましhた。
 ある大学行事の案内ハガキにはこうあったそうです。
  
  これる
  これない
   どちらかに○をつけてください。
 


広げた羽が
しなりながら空(くう)をきる
大事なお役目が
重いだろうに タンチョウよ
小さな赤い灯が振り返る

 物議醸し出したお歌。
 タンチョウ鶴の渡りの様子を感性豊かに詠われて、好きなお歌でした。
 が、ちょっと5行目にひっかります。
 丹頂の丹は「赤」という意味です。「に」とも読みます。
 その赤い色を灯と表現され、それが振り返るとなると、渡りをするために
 飛び立った地を振り返るのか、赤い灯をタンチョウが振り返るのか、と
 解釈がわれるかと思います。
 
 あとから、最初の2行の表現はもしかして、求愛のダンスのこと
 だったろうかとも考えましたが・・・・


抱きしめて下さった
あなた あなた あなた
この一瞬が
希望だった
喜びだった

 いも煮会にご参加の方だったら、多分作者はすぐにお分かりのはずです。
 本当にA美さん、いらしてくださってありがとうございました。
 この2番目の「あなた」が私です(笑)
 


私の歌

「今日」の終わり と
光の道を
海の上にのばす
悔いは残すまい
陽(ひかり)のつぶやき

 日本海に沈みきるまで夕陽を見ていたときの歌です。
 海面に伸びる光の道を見ていたら、太陽も悔いを残すまいと今日という 
 「ひとひ」を照らしているのか、と。私もそうありたいな、とちょっと観念的な
 歌になってしましました。

 
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by machako-hamakaze | 2008-11-10 17:49