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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2008年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧

展示会

ブログを読んで下さっている皆様。

昨日から明日までのハマ風の会 五行歌作品展示会のため、
ブログ記事書けません。

昨日、神奈川新聞さんが取材にきてくださり、今朝の記事に掲載して
いただいたおかげで、会員さんの他にもたくさんの方のご来場があり
ました。
皆様に感謝です。

明日無事に終了しましたら、また更新しますね。

明日が最終日です。もし未だのかたは、かながわ県民サポートセンター
1階展示場です。明日は最終日なので、9時半から夕方の5時まです。
11時半からと14時くらいから、ミニ講座があります。
いずれも無料ですので、ご来場お待ちしております。
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by machako-hamakaze | 2008-11-08 19:41

なかなか行けないなあ、行きたいなあ・・・はなみずき

藤沢からだと、かなり時間がかかります。
それに、今は午前10時の開始で、よほどのことがなければ出席
かなわぬ、はなみずきです。
秀歌がいっぱい。


この頃やけに腹が立つ
道路にはみ出した駐車
雨の日
主人の一言
政治・社会のせいだよね

 日々の暮らしでこういうことはよくあります。
 4、5行目をひっくり返すと、面白い、いや大変なことに(笑)

 政治・社会
 主人の一言のせいだよね

 と、一読、そういう意味に読んでしまって、あれ?と読み直して、ああそうか。
 なんにでもむしゃくしゃするのは、「政治・社会」のせいであって、決して夫の
 せいではなく、自分の心の不安定さのせいでもないのだ!と、作者はご自分
 に言い聞かせておられるのでしょう。
 

木々が色づくと
ふる里の柿の木を思い出す
学校帰りの空腹を
甘柿が満たしてくれた
もう 老木になったろう

 しみじみとした良いお歌です。
 育ち盛りの子供にとって、お弁当や給食を食べたとしても、帰りにはもう
 お腹ぺこぺこ。そんなときに食べた柿の甘さ。
 5行目、ご自分の年齢と重ね合わせられた表現が、とても良いと思います。


九十一才のスキーヤーの
見事な滑りに
思わず私の心にも
キラキラする淡雪に
シュプールを描いていた

 91才のスキーヤーの滑りにに共感する作者の瑞々しい感性。
 作者もかつては美しいシュプールを描いて滑っておられたのだろう。
 4行目の「淡雪」はちょっと違和感があります。「新雪」とか単に
 「雪」とかのほうが、良いような気がしますが、思い出の中の雪という
 ことで、「淡雪」とされたのかもしれませんね。


去年の梅より
今年の方が
幼い批評家に
ばあの頬もゆるむ
秋晴れの午後

 最初のセリフが、「ばあ」のものではなく、幼い子供の言葉とは!
 頬がゆるむどころか、自分の孫であったら、この子、天才では?と思って
 しまうでしょう。それだけ、「ばあ」の作られた、梅干か梅シロップかが
 素晴らしかったのでしょう。梅干だとすると、また渋いですねえ・・・
 中国の詩人?万葉の歌人?江戸時代の俳人?


皆さんのお歌を読ませていただきながら、つくづく歌の良さとは、やはり
日常の何気ない出来事を、いかに作者の感性で奇を衒わず表現できるか、
ではないかと、感じるこの頃です。
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by machako-hamakaze | 2008-11-04 09:23

水曜なのに火曜歌会とはこれいかに?

第二火曜日が休館日で、おまけに第3は行事があって、会場が取れ
なかったということで、市民活動推進センターでの開催。ここは火曜が
定休日なので、こういうことになりました。

そんなこともあり、K雲さんは午前のさくら会、午後の火曜歌会と
あいなったわけでした。お疲れ様でした。

あまりのややこしさに、間違える人がいるのではと心配しましたが、
思わず間違えそうになったのは私!
H野さん、A野さんとご一緒なので、助かりました。


都内で
一人暮しを始めた息子と
「回転しない寿司屋」でデート
積もる話にお酒の量も増え
母は うれしかったのです

 もう、涙なしには読めない歌です・・・え?どこが?って。
 そりゃあ、息子さんとのさしつさされつ・・に決まっています。
 のん兵衛夫婦の一人息子(うちの)はなんと下戸!夢にまで見ていた
 息子とお酒を酌み交わすということが出来そうも無い私。
 もちろん都内の「回転しない寿司屋」も羨ましかったですが(笑)
 5行目がとくに、とってもとっても、良いです。大好きなお歌でした。


取り払われた
犬小屋の跡に
お気に入りの
赤いかみかみボール
ぽつんとひとつ

 このお歌も涙なしには読めません。最近友人が10何年も飼っていた、
 家族同様のわんちゃんをなくしたばかり、私も何度か会ったことがあり、
 その悲しみをみじかに感じていたから、余計に。
 作者は犬小屋をご主人が取り払って下さる間、電車に乗ってS県まで
 往復していらしたそうです。


花らしくなく
謙虚にうつむき
いつの間にやら穂波となって
ほわほわと優しく手招く
すすき野原

 本当に、すすきって、不思議な植物です。
 花が花に見えません。うつむいているところが、謙虚ととらえた作者。
 さみしげに、揺れるさまは人を招いてでもいるようで、すこし不気味に
 思う人も居ます。「ほわほわ」とやさしい表現で、すすきが愛らしい花に
 思えました。いつもながらの蛇足ですが、5行目がなくてもよくわかるなあ
 と。でも、やはり5行目がないとわからないというご意見もありました。


今回思いがけなく一席いただきました。
席を譲るというよくある話だったのですが・・・
しかも、いつも上席の人にプレゼント(お菓子の残りなどですが)がいくので、
(いつもいただけないので、いじきたなくも)今回は、後から行きましょう!と
声を掛けたのは私。しくしく、たくさんあったお菓子は第2席の人まで・・・涙
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by machako-hamakaze | 2008-11-02 11:20

某K雲さんは今日は歌会れんちゃん  その①さくら会

とてもまねのできることでは有りません。

と、さくら会よりK雲さんの話題から入ってしまいました。
いつぞやは 午前、午後、夜と3つの歌会にいかれたことのある
方ですからね。
でも、お体お大切にしてくださいね。
(足に難のある、私にいわれたくない?・・まあまあそうおっしゃらずに・・
って、誰も言ってないよお・・この独り言、危険?)


持っていいですか
数多の役目
かなぐり捨てて
「女だね」とだけ
言われる瞬間

 ふむふむ、さすが、種川に遡上するだけの作者だわ。
 誰に言われたいのやら、言わせたいのやら・・・
 ハマ風にいよいよ官能歌人現る!かな?
 ちょっと、演歌の匂いもしますが、良いお歌です。


ロボットみたいだから と
高見盛が大好きな孫娘
オヤカタ むすびの一番等々
相撲用語を連発する
可笑しいやら 感心するやら

 この幼い純な心を傷つけるような角界であってほしくないですね。
 将来は相撲評論家かな?女が土俵に上れないというのは、
 おかしなことだとは思いますが、私は小兵力士が昔からすきでしたね。
 

ふあーっと揚げたてのような
白い雲、そして高い空

恋をしたいし
されど、老いたし

 3行目まで、すーっと来て、「恋をしたいし」で、雰囲気は絶好調・・・
 ですが、5行目の文語調でわからなくなります。
 「されど」はいいのですが、そのあと、「老いたし」は口語の
 「老いてしまったし」ということであれば、「されど」でないほうが良いのでは。
 文語の「老いたし」であれば、「老いてしまいたい」ということになり、矛盾が
 あるように思えます。歌会にでていないので、作者の本意が知りたいですね。
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by machako-hamakaze | 2008-11-01 14:13