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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2009年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧

横浜歌会の前に新横浜歌会でした・・うっかり^_^;

今回出席できなかった新横浜歌会です。

いつも事務局してくださるI城さんも○○の検定試験のためお休み。
ちょっと人数は少なくて寂しかったようですが、良いお歌そろいです。


健康診断で
病院にいった
待合室はマスクだらけ
ハックション!
思わぬ土産を貰ってしまった

 最近は外出では、風邪を引いていなくても必ずマスク持参です。
 特に電車や人ごみ、まして病院では必需品ですよ。
 作者は風邪はひいていないからと、ちょっと油断されましたね。
 お大事に!


仲間と囲む鍋
笑顔は隠し味に
つっこみとダメだしをスパイスに
ぐつぐつ煮込み
特上極うまの味となる

 なんでも気の会う友達や家族と食べるとおいしいものですが、特に
 鍋は静かにたべるより、わいわいが楽しいですよね。
 会話が隠し味となる、はまさしくその通りです。
 さぞ美味しかったのでしょうね。


何かいる
散水栓の蓋を開けると蛇口あたり
ぐにゃりと触れて
冬眠中の小さなかえる
薄目をあける

 あら、とっても面白いお歌です。
 とても表現が具体的で、冬眠中の蛙の様子がよく出ています。
 どきどきしながらも触れてみられた作者は勇気があります。
 蛙はさぞびっくりしたことでしょうが。
 楽しいお歌。
 一茶のようです。
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by machako-hamakaze | 2009-02-28 16:38

今月も24人のご出席で大賑わいの横浜歌会

出席歌が24首、欠席歌が7首と大忙しです。
またご見学の方がお一人、Y山ご夫妻のご友人の方。お帰りには早速
ハマ風ご投稿会員になってくださいました。
K川さんのご紹介のY山ご夫妻。そしてK川さんはお篠さんのご紹介と、
五行歌の輪は広がっていきます。
うれしいことです。


公衆電話
いざ探してみると見つからず
いつの間にやら
公衆の面前から
消えていた

 まさしく、その通りですね。公衆と名がついて、公衆の前から消えていた・・・
 あら?なんかだれかと似ているような・・・そうそう、国民のために!と
 選挙前は強調していた、誰かさんたち・・・あの方たちに国民のことは
 見えているんでしょうかね。とまで感じさせた、実にまっとうなお歌。


柔らかく しなう
伸びる ふくらむから
喜怒哀楽(きどあいらく)収まる
命の入れもの
頼もしいかぎり

 この作者の取り上げるテーマは一つ。人間の心。
 それをあらゆる表現で突き詰められます。
 しかも、だんだん深くなってきておられます。目新しいテーマも良いですが
 こうして、一つのテーマを掘り下げていかれる作者に頭が下がります。


クンクン
梅の蕾を嗅ぐ後ろで
幼児の含み笑い
「おばさん、戌年生まれなの」
戌年だって!ママー

 梅のかおりを嗅ぐのに、「クンクン」と音までたてて、後でその姿を笑った
 子供に「戌年生まれなの」とわざわざおっしゃった作者が可笑しい。
 子供はきっとその様子に、干支だとはわからず、このおばさんは犬
 なのかしら?と駈け出してママに報告。
 ちょっとしたホラーになったかも。
 カギかっこは5行目につけたほうがより効果的では?


コンプレックスの
固い種子に
ついに光が通る
パッチンと
個性がひとつ咲く

 今日のイチオシのお歌でした。
 とても隠喩に満ちていて、それでいてわかりやすい。
 コンプレックスとパッチンという英語と擬音がマッチしている。
 個性は社会では受け入れられないことが多い。大事なものなのに、
 コンプレックスと感じて引きこもりになる人のいかに多いことか。
 このお歌は彼らに希望を与えると思います。
 私も受け入れられない日々をとても辛い気持ちで過したことがあった。
 五行歌を始めて、それは個性だとわかり、受け入れてもらい、心が
 安定してきたのです。
 

隣席のご婦人は
パズルに夢中
私はメモ帳片手に
一首を求めて
春のことば探し

 私も数独にはまっています。
 特に、五行歌で頭がいっぱいの時は、頭を逆に数字だけにしてしまう
 ために、寝る前などは特にこれが良いのです。
 この隣席のご婦人は私?・・・ではありません。
 5行目の「春のことば探し」がとても良いですね。
 他の季節を入れても、もちろんお歌にはなりますが、この情景では
 「春の」が効いています。


今夜もまた
満月眺める隙間もなく
パソコンとにらめっこ
必要なものは
画面の中に無いと知りながら

 無機質なパソコンに向かいながら、夜空にあるだろう満月に思いを馳せる。
 画面には必要なものは無いかもしれないけど、作者の思いは充分詩的。
 
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by machako-hamakaze | 2009-02-24 17:02

鎌倉歌会・・・つづき

さすがに、歌会では追悼のお歌が大半でした。
そして、同点1席のお歌1首をのぞく1席から3席までが松井さんを
偲ぶお歌。

作品としてもとても優れたお歌でした。
追悼のお歌に芸術性を求めるばかりでは、どうかと思いますが
やはり偲ぶ思いが強く、表現力が優れたお歌はその方を
ご存知ない方をも感動させます。
4月号のハマ風で味わっていただきたいと思います。


チョッと可笑しいこと探し
今朝目にしたのが、ウフフッ
いつ、どこではずすのか
通勤駅へと急ぐ彼女
髪にカーラーを巻いたまんま

 きっと、松井さんがいらしたら、フフフと笑われたでしょう。
 愉快な光景。これはきっとカーラーを外すのを忘れたのではなくて
 思ったようなカールになるまでには時間が足りなかったのでしょう。
 多分前髪だけではないかと・・・作者から伺うとやはりそう。
 人前でカーラーつけたままというのは、確かに、なんだけど、
 この彼女の姿、ちょっとアメリカ映画のような雰囲気もあって
 電車の中で基礎から化粧を始める女性たちとはちょっと違う
 印象・・・微妙ですねえ。


お前に足りないものは
根気と向上心
我慢を重ねた
伯父のことば
今年は空から呼びかけてくる

 まさしく、私に言われているようなお言葉。根気がないのです。
 根性がないのです。向上心はまあ、少しは持っているのですが、
 それを達成できるまでの、根気と根性がなくて・・・しくしく・・と
 愚痴を言っていたらいけません。
 
 ご自分がご苦労なさったから、姪ごさんに厳しい言葉を言われた
 伯父様。きっと言葉はきつくても慈愛に満ちた方だったのでしょう。
 その方がもういらっしゃらない。
 
 でも、作者を知ってびっくり。まさしく、向上心をしっかりとお持ちに
 なって、根気と根性で会をひたすらよりよく発展させようとされている
 K音さんではないですかあ・・・・
 
 5行目の「呼びかけてくる」をちょっと表現変えて見られるともっと
 良いのでは・・・


布団の中の湯たんぽ
幼かったときと
同じ温もりに
心もポカポカ
まさぐったり抱きしめたり

 1~4行目まではたいていの人の経験と同じで、共感そのもの。
 なによりも良いのは5行目です。この具体的なリアルさが
 歌の命。この表現で、読み手は再び、幼い日に呼び戻されます。
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by machako-hamakaze | 2009-02-23 15:28

思い出のお話がいっそう悲しみまして・・鎌倉歌会

代表の松井さんがなくなられてほぼ10日になりました。
ずっと事務局として、しっかりと鎌倉歌会を支えてきて下さる
M岡さんから、ご報告と松井さんのお歌のプリントをいただき
ました。
K雲さん、H野さん、私で朗読をさせていただきました。
松井さんは本当に少女のような方でした。

初回の朗読歌会には逗子の会場にお元気にお顔みせられて
ご同年のT中さんとヨンさまのお話で盛り上がっておられました。

私が毎年梅干を漬けているというと、梅干の漬け方を何度も
お電話で聞いてこられ、「なんだか逆ね・・ふふふ」ととっても
可愛らしく笑い声をたてられました。
「とってもうまく漬かったのよお、松井が(画家のご主人)が
焼酎を飲むとき、喜ぶのお」と・・・

本当に思い出はつきません。

その松井さんのお歌を少しご紹介します。


枝一杯に
赤い真珠
ちりばめて
春を呼ぶ
梅剪定(き)らぬ馬鹿だったのに


手術は厭と
分かっている医師
「大事に
使って下さいよ」
私の足なのに


小さな夢を
七夕に託した少女
今は国を憂いて
平和の願いを
笹につるす


チョンチョン
私を尻目に
雀が階段を上る
ふっと
重い足が弾んだ


唇を
合せることも知らず
征った あの人
戦前の恋
慎ましく


所在なく空を眺める
愛猫の寝姿だ
長い尻尾が消え
頭部がくずれ
一瞬の雲の贈り物


鎌倉歌会の様子はまた次回。
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by machako-hamakaze | 2009-02-22 15:23

今日の火曜歌会はH田さんの追悼歌会

代表さんのH野さんから、3月に改めて追悼歌会にしますか?みなさんが
追悼のお歌ではないのですが、今日が追悼歌会にしますか?との質問に
間をおかないで今日が・・・というご意見が多く、K雲さんの黙祷のお声に
あわせて黙祷をしましhた。

いつものお席にお花とお菓子を置き、まるで、
あの明るい笑い声が聞こえてくるような錯覚を覚えました。


ドアノブは
手に高くなり
階段は
足に険しい
 あッたりまえよう おまえ

 この男前のお歌の作者は最年長の藤沢火曜歌会のアイドルK子さんです。
 お元気でらっしゃいますが、さすがに、おみ足は少々弱くなり、身長が
 縮んだとのこと。人の中には二人の人格がいて、弱気になったほうに、
 もう一人があったりまえだろう、と声を掛ける。いやいやまだまだですよ、
 K子さん!
 いつまでも私たちの希望でいらしてくださいね。


柔らかな光の向こうに
はんなりと
白梅の花が咲いています
春と一緒に
あなたに 届けたい

 H田さんへの追悼のお歌です。お通夜にも参列してくださった作者の涙が
 見えてきます。H田さんの歌集にもいっぱいのお花の写真がありました。
 プロなみの腕でした。きっと今年写真を撮ってお歌を作っていきたかった
 でしょうねえ。H村さん、きっとお気持ちは届きますよ。


冬の日差しは
長い影を作る
桜並木の細い枝は
歩道に影を落として
京町屋の格子戸の趣

 このお歌のように、漢字が多いと、私はいつもなら、ちょっと敬遠して
 しまうことがあります。でも、このお歌は読めば読むほど、味わいが
 あります。「木の枝の影が格子戸のよう」といういわば単純な情景をを、
 具体的に美しく歌にされた。


バスに乗る
ゆらり ゆらり
心も揺られて
想いのことばが
ひとつ ふたつと零れてくる

 もしもそういうことがあったなら、いつまでもバスに揺られていたいもの
 だなあ・・と思いましたが、これも、ある心の思いを含んでいらっしゃれば
 こそのこと。
 私は大分前のことですが、バスに揺られているうちに、昔昔とっても好き
 だった人の名前がふう~っと頭から抜けていったことがありました。
 バスのゆれって、意外なことをしちゃうんですね。


私の歌。

両手をすり合わせる
そのしぐさが
祈りのようで
顔きよめる時は
大切な人を思う

 昔はざぶざぶと無頓着に洗っていたのですが、あるときから洗顔には泡を
 たくさん立てて洗うのが良いと聞き、両手で泡をいっぱいたてるとき、まるで
 祈りのようだなとふと気づき、祈りであればおろそかにできないと身近な人や
 大切な人のことを祈るようになりました。無宗教なのですが、つい・・・・

 
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by machako-hamakaze | 2009-02-19 17:15

ハマのうたかい・・・悲しみのまま参加

歌会前日は鎌倉歌会のM井さんのお通夜、当日は告別式でした。
K雲さん、H野さん、A野さん、M岡さんと参列して、M岡さんに
最後のお別れをお願いして、4人は重い気持ちを抱えての参加
でした。それでも、歌会で皆様に悲しみのご報告をして

そのご報告にはもう一つの悲しみがありました。
告別式に行く途中に、H田さんのご逝去の知らせも入っており
彼女はその歌集、書で、多くの人との交流があり、ハマのうたかいでも
衝撃がはしりました。

人生諸行無常、だからこそ、一瞬一瞬を大切に、と思えば、悲しみに
浸っているだけでは前にすすみません。
歌会は悲しみを忘れられるひとときです。


公園のかたすみに
柔らかな日差しをうけ
寒さと
静寂の中に
ろうばいは咲いている

 ある方の評で、「かたすみ」「柔らかrな」「日差し」「静寂」と詩心を 
 くすぐる要素がたくさん入っている、というご指摘がありました。
 そうですね。柔らかくて素敵な言葉がいっぱいです。
 読む人の心に穏やかな気持ちをもたせます。
 少し、素直すぎたかもしれません。倒置法をつかったりして、
 インパクトを強めてもよかったかな。
 でも、きれいなお歌です。


穏やかな年の明け
義母(はは)の手織りの大島紬を
久しぶりに
夫婦お揃いで
着て行った初詣

 まずは、大島紬の手織りをなさるお義母さまを持たれたことに感動。
 気の遠くなるような手織りの作業で、きっとお義母さまはお二人の
 末永い幸せと健康を願ったことでしょう。
 久しぶりにそのお着物を着られたお二人。今年は特別な思いが
 おありだったのかもしれません。
 さりげない表現にご夫婦の人生、機微が感じられます。


水仙は
お日様の孫らしい
寒さなんか気にせず
明るくのびのび
咲いている

 水仙がお日様の孫だった、という衝撃的な事実!みな、このフレーズ
 に、吸い寄せられました。私はこの孫はきっと外孫だったのだろう、と。
 だって、今まであまり知られてなかったのだもの。
 1月に越前岬に行ったとき、一面水仙でした。その日は穏やかな日
 でしたが、あの風を正面から受ける山に咲いている水仙、まさしく
 冬の日差しの愛情をたっぷりと受けているのかもしれません。


青空に向かって
握りこぶしを
突き上げているトチノキ
もう 芽吹きを待つばかり
今日は小正月

 トチノキとくると、みなあのおいしい土地持ち・・・いえ、違います!
 おいしいトチ餅を思い出しますが、その芽吹きというと・・・?
 葉っぱはかなりおおきなかえでのようです。そして、その芽吹きは
 たしかにこぶしを突き上げるような感じ。
 小正月というのも、1月15日です。(今の暦では2月9日)
 芽吹きをみて、ああ、そういえば、もう小正月なんだなあ、と。
 こういった感慨はこれからの若い人にはなくなってしまうのかも
 しれません。季節感たっぷりです。
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by machako-hamakaze | 2009-02-16 08:37

歌会「SUN-SUN」17人で賑やかでした

先月出席できなかった方々が揃ってのご参加で大勢の17人。
2時間の中ではかなり忙しい歌会になります。
良いお歌が一杯でうれしいことです。


まわり道は
心のゆとり
足の遅い
旅人にも
醍醐味がいっぱい

 歌会ではすーっと読みすごしてしまいましたが、あとから、ああ良いお歌
 だったなあ、と思えたお歌でした。
 やはり急ぎ足では、大事なものを見落とすということです。
 「まわり道は心のゆとり」教えていただきました。
 実感こもるお歌です。


「ここん家(ち)の花はおいしいよ!」
とでも声掛け合ったか
今年も春を運んで来たよ
鶯よりうぐいす色で
目元涼しいめじろたち

 早春の庭の臨場感漂うお歌。4行目の表現はまさしく、鶯とめじろの色を
 よく知る作者だからこそ。
 梅に鶯と昔から言ったが、これは先人の間違いではないかとの説も
 あります。めじろのほうがよく来ています。


通りすがりの少年が挨拶を
ご近所の人?誰?誰?
思いがけない出来事で
心の中に花の輪、広がる
誕生日のサプライズ!

 ?マーク、!マークが効果的に使われている。
 誕生日のサプライズには色々あるが、この作者の体験は心あたたまり
 ます。たとえ知り合いでもしらぬふりを決め込む半兵衛さん(あら、古い!)
 が多い中、目があっただけかもしれない作者に挨拶をする、少年が
 さわやかで、読後感がとて気持ちの良いお歌でした。


春を
拾ってきた
梅林のおじさんが
剪り捨てた
紅梅の小枝を

 春を拾ってきた・・・が可愛い。
 梅剪らぬバカではない、梅林のベテランおじさんが、梅の実がよくつくようにと
 剪定した枝には紅梅の蕾やら花がいっぱい。
 拾わぬ手はない。
 作者はちゃんとことわりを入れていただいてきたけれど・・・と。
 春を待つ、春を感じる新鮮な感性がある。
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by machako-hamakaze | 2009-02-14 20:18

2月1日 あと1回で100を迎えます 藤沢日曜歌会

来月はいよいよ100回記念になります。

同時に、向井さんを偲ぶ会である「しじま会」でもあります。
3月の題は向井さんがお歌にもされ、またご自身も使われて
いらした車椅子から「椅子」とさせていただきました。
どのようなお歌が集まるか楽しみです。

大寒に
薄桃色の花
盛りに開く
椿の呼び出し
太郎冠者なり

 このお歌、難解でした。4,5行目の解釈がです。
 難しいお歌だと、それだけで点を入れないという方が多いので、このお歌
 雰囲気がすばらしいのに、残念でした。

 私はわからないなりに、狂言の太郎冠者から、よく、舞台で、「太郎冠者、
 太郎冠者」と呼ばれて出てくる姿を思い浮かべ、椿の呼び出しという
 表現で点をいれましたが、はっきりとはわかりませんでした。

 作者によると、この太郎冠者は椿の種類の「侘び助」のそのまた中の
 「有楽」とも「太郎冠者」ともよばれるものだそうです。
 有楽というのは、茶人である織田有楽斎から来ているのはわかったの
 ですが、太郎冠者と何故言うかは、作者もご存知ないとか。
 どなたかご存知の方がありましたら、教えていただきたいです。


「きのうから来ました」
と断り入れて
朝日を浴びる
「いちにちをよろしく」で
あしたはあした

 このお歌大好きでした。作者も多分あの方だろう・・・と(って、プリント作成の
 私は知ってるって・・・笑)
 一日をただの一日と思われない、とても大事に生きておられる、その一日は
 一生と同じ。朝日にむかって、謙虚に「きのうから来た、新参者です」と。
 そして、一生懸命一日を生きたら、また明日は明日で一日をまた懸命に
 生きればよいのだから、今日のことは今日で終ろう・・・


父ちゃんと一緒になって
よかったと
のろけた夜
母のうなじは
女だった

 男性の方はすべて点を入れられた。男性の多い歌会だったら、上席だった
 のでは。
 娘は母が女であることを受け入れらないところがあります。
 でも、自分自身も女であるとき、1、2行目のように言えるこの作者の母上が
 良い生き方をされたと思う。
 作者はとても苦労した母なので、その母からこの言葉を聞いたときとても
 驚いたそう。
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by machako-hamakaze | 2009-02-10 09:59

おそくなりましたが、さくら会です

事情が重なり、遅くなりました。
1月28日のさくら会です。
私は姉のところへ行っていて参加できませんでした。
今月は出席予定です。

大根の切り方が
厚くても小さくても
口に入っちゃえば同じよ
おしゃべり楽しく共同作業
餅つき大会の豚汁準備

 そうですね。お口では???と多少は思うかもしれませんが、お腹に
 入っちゃえば、とにかく一緒。お味が決めてです。
 楽しく笑いながら、一緒にお料理して、一緒にいただく。
 これが一番です。
 豚汁とか汁ものは特に、たくさん作るのが美味しいですよね。


寒い風 冷たい霜に耐え
凛として咲き誇る伊豆生まれの
水仙群よ 少し足腰痛み
弱気になった私に 毎朝
元気と勇気 控え目の香りありがとう

 先月越前岬に行きました。すごい水仙に圧倒されました。海風にも
 負けず、冬の最中に咲く水仙の生命力はすごいものです。
 このお歌の作者も水仙から力をいただいたのでしょう。
 思いは充分伝わります。
 もう少し整理されると、歌としての香りがたつのでは?


嫌いだった筈の干し柿が
近頃では好物に
祖母にも母にも嗜好が似て来た
素朴な甘さが
心にもやさしい

 同じような経験がいっぱいあります。
 若い頃は母や年の離れた姉が、夏の暑いときにも、熱いお茶を飲む
 ことが不思議でたまらなかった。でも、今では夏でも熱いお茶です。
 冷たいものはビールだけ!なんて言いながら(笑)
 田舎の食べ物でも、子供時分は食べなかったものが今の好物に
 なっているものがたくさんあります。
 前3行にリアリティがあって作者の思いがでているので、5行目で
 まとめに入らないでも良いような気がします。
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by machako-hamakaze | 2009-02-06 21:43

悲しいお知らせが続きました

4日、鎌倉歌会代表さんのM井さんがご逝去されたというお知らせを
いただきました。
ご入院先に、お見舞いにいきましょうと話ししていた矢先の出来事で
した。ご高齢ではありましたが、お茶目で、楽しい方で、もっともっと
長生きして、五行歌を楽しんでくださると思っておりました。
H野さん、A野さん、M岡さんとともにお通夜に、翌日の告別式には
K雲さんもご一緒しました。

そして、驚きは続きます。
M井さんの告別式にうかがう途中にまた悲しい一報が入りました。
なんと、火曜歌会のH田さんの突然のご逝去です。
1月31日のご入院だったそうですが、まもなくのご逝去。
M井さんと同日の出来事でした。

H田さんは書の先生でらして、展示会では見事な看板の文字や
歌会名などを書いてくださり、五行歌集も何冊もだされてらっしゃ
ってました。

とても明るくてお元気な方でしたので、イベントなどでご一緒された
方々からも、お悔やみの言葉をいただきました。

お二人のご冥福を心からお祈り申し上げます。
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by machako-hamakaze | 2009-02-06 21:24