excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2009年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

いよいよ31日は朗読歌会です

年に一度のハマ風主催・朗読歌会が31日にあります。

いろいろと歌会の皆様のご協力もいただきまして、
ほとんど、準備もできました。

昨年は暑い最中で体調を崩される方が多かったので、5月の開催と
なりました。
この雨があがってくれることを願っています。
今年は45人の方のエントリーです。

場所は 大船から歩いて10分弱の「鎌倉芸術館」3F集会室です。
時間は 午後1時からです。
見学   無料です。

*内容は多彩です。会員さんによる自作3首の心を込めた朗読

*ふるさとの言葉での「方言五行歌」3首

*テーマを設定して、トップの方に歌を作っていただき、そのテーマから
 外れないように、前の方のお歌につないでアンカーの方に締めて
 いただくという「リレー五行歌」
 ご参加の皆さんも、当日までどうなっているのかご存知ありません。
 ミステリーなリレーです。
 今回のテーマは5つです。

*休憩そして演奏タイムです。
 それぞれお得意の楽器で2曲ずつ演奏・・篠笛、オカリナ、ハーモニカ
                           ピアノ
 そして、ピアノ伴奏で、皆さんで合唱が2曲

*最後にまた楽しい5人五行歌です。
 (苦しみだとおっしゃる方もいらっしゃいますが・・・)
 全員の方に1行だけ書いていただき(1行目と5行目だけ指定します)
 回収して、1と5だけはその行にして、他はばらばらで、五行歌に
 したてます。
 
 そして、司会の方が突然、3点をいれた○○さん、と指名します。
 指名された方は何で3点も入れたかを、初めて見る歌、しかも
 かなり可笑しな・・歌にその理由をでっちあげます。
 司会の方に作者の○○さん、とこれも突然言われて、作者はいかに
 して、この歌を作ったかを、またまたひねり出さないといけません。

 抱腹絶倒の答えあり、真面目で、泣けるような答えあり、と
 本当に面白い五行歌遊びです。
 これが、案外ふだんの歌会でのコメントを言う勉強にもなるのです。

 お時間のある方は是非お遊びにいらしてくださいませ。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-29 08:12

新横浜歌会

久しぶりの新横浜歌会です。
事務局のⅠ城さんが、お休みでいつものメンバーが欠けると
寂しいものですね。

しかし、9人(自分も入れちゃった・・笑)精鋭のお歌。


窓を開け放ち
片付けたり 磨いたり
すっきりした場は
心地よい気が 満ちてるようで
しゃきっと 心 引き締まる

 日常のことを詠われたが、その作業の具体的で生き生きしていること
 「場」と「気」という言葉の使い方が絶妙です。
 また、冗漫になりやすい、長い句を間をあけることによって
 行変え以上の効果をだしています。
 地味のようだが秀歌です。


フロントガラスを
覆っては後ろに流れる
山青葉の光と影
ギアチェンジする君の袖に
ざわめく風が絡みつく

 好きだとも、愛だとも一言も書いていないが、これはまさしく恋の歌。
 通常は好きな相手のことだけを見ていることが多い青春の恋だが、
 風景をもしっかり恋の伴奏にしている。さすが詩人のお歌。


しわ加工やノーアイロンの
シャツを着るたび つぶやく
便利だヮ
アイロンかけの好きだった
若いわたしを遠くに追いやって

 先程のお歌と同じ、日常の作業を詠っている。近年は形状記憶の
 シャツやしわしわっとした感覚が楽しいシャツが流行している。

 襟のところから袖、見ごろとシワ一つないようにアイロンかけが
 出来た時、満足感で疲れも吹っ飛んだものだった・・・が、この
 便利さ!しかもお洒落、だらしないのではない、便利で良いもの、
 と、言い聞かせるのだ、追いやってしまった若き日の自分に。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-28 14:49

講座の即詠

ACT講座の歌会のあと、ちょっと時間もあったので、即詠を
してみました。

M澤さんの提出歌の中から題をいただきました。
「雨」です。
よくある題なので、かえって難しかったかもしれません。
それでも、みなさん、素敵なお歌を書いてくれました。


暑さつづきの後は
恵みの雨となる
にこにこ顔に
しとしと雨は
声のトーンまで下がる

 同じ雨なのに、その前の気候によったり、地域によっては受け取り方が
 ずいぶんと違います。
 2行目の語尾が「なる」と切れていて、3行目が「~に」と4行目につづく
 ような形になっているので、「となり」または「なって」にされたら、3行目で
 切れることがよりわかりやすいですね。


雨にけむって
すこし先が
見えない時と
似ているような
心もとなく

 ふあふわと漂っているようなお歌。
 心もとなさを詠われている感じがよく伝わります。
 ただ、何と何が似ているのかもふわふわしています。
 
 4行目の「ような」が5行目を就職しているなら「心もとなさ」にしたほうが
 よいでしょうし、「こういう状態なんだけど、心もとないなあ」というのが
 趣旨であれば、4行目のあとに「・・・」をいれたりして、一旦切った方が
 伝わるのでは。
 

雨だから行けなかった

言い訳してみるが
心は
晴れないまま

 こういう心境の時はよく有りますよね。
 行ったほうが良いのは重々わかっているけど、行きたくない、結果行か
 なかった・・・その言い訳は「雨だから」、しかしやっぱり心は晴れない。
 行っても行かなくても心が晴れないのなら、義理を果たしに行ったほうが
 良かったかもね。


私の歌。

三日間の
兄弟会で
必ず雨の日がある
父恋う 母恋う
幼子の涙のような

 両親が亡くなってから兄弟会をしています。
 なぜか、3日のうちの1日は必ず雨。
 4月も法事で出かけましたが、そんなにひどい雨ではなかったのですが
 降られました。
 いい年をしたおじさん、おばさんが、父と母が恋しいと。
 
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-25 11:58

ACT講座

K雲さんと私が担当しているACT講座ですが、今季の私の番が
まわってきました。

いつもどんなカリキュラムにしようかと考えます。
けっこう長く五行歌をやってらっしゃる方も、そうでもない方も、
たまには初めて、という方もいらっしゃいます。
数学とか学校の勉強とは違いますので、ずっと受講していないと
わからない、ということは全然ありません。

どの段階にいらっしゃる方でも、難しくなく、また物足りなくもない
という講座をしたいと思っております。

となると、中心はやはり歌会です。
普段の歌会ではそこまでつっこめない、といったところまで
話し合います。こういう思いで書いた自分の歌が、どう受け取られたか
どういうところが、解かりにくいか、表現不足かまた書きすぎか・・・など。

今回は受講生のご出席が3人でらしたので、ざっと歌の思いのことを
お話して、あとは提出歌を全員で話し合い、そのあとは提出歌から
題をいただいての、即詠でした。


日常(いつも)と違う
たった1日
窓を伝う雨も
仲間にして
友と 山間の宿

 1日の旅、友との大切な時間だったが、雨に降られて宿から出られない
 ちょっとやるせない感じだが、雨を仲間にした「時間」の過し方が
 歌人ですね。「窓を伝う雨」ということで、あまり激しい雨ではないのでは
 と思いきや、大降りだったとか。その大きな音もお喋りの仲間にして、
 という意味だったそうです。そうなると、「窓を伝う」ではしんみりとした
 感じになるので、一考されたほうが良いですね。

 あと、前の2行で感想が先にきて、しかも「1日」と切れています。
 5行目も「宿」で切れています。
 この切れ方では1,2行目を後に持ってくるのも一つの書き方ですね。


あなたが求めていたのは左の手
私が差し出したのは右の手
そんなこともある
気持ちだけが
溢れ出して

 人と人との付き合い方、また困っている人への対処の仕方などは一つ
 間違うと、関係が壊れかねない。
 相手が求めていたものと自分の差し出したものが「手」ではあっても
 「右」と「左」と正反対と詠っている。

 この「右手」と「左手」とされたところは、この歌を深読みすればするほど
 わからなくなるかもしれない。
 右と左ということばには色々な意味があるからです。

 漢字で言えば右も左も神の助けを求めることが語源だといいます。
 人偏がついて人のことを言うようになったそうです。右より左は位が下という
 意味もあるとか。(例・・左遷)
 キリスト教でも「左手に告げるなかれ」という言葉があります。

 もちろん深読みをしなければ、むしろ単純に、ああ、相手が求めていたものと
 自分がよかれと思ってしたことには、こんなに違いがあったのだ、
 なんとかして差し上げたいと言う「気持ちだけがあふれ出して」という
 ことなのでしょう。
 作者もずっと迷いがあり、推敲を繰り返しては納得できず講座にもってきたと
 おっしゃってました。


床の手入れを怠っている時は
嫌われて
合うのが楽しくなった今
あなたは答えてくれる
艶やかな江戸紫色になって

 最初の「床」を「ゆか」と読んでしまい、最初、なんのこっちゃ??と。
 しかし、あっと気が付きました。「とこ」です。となれば、江戸紫色、
 艶やかな茄子の色ですね。なあんだ、ぬか漬けのことだったのです。
 なんて愉快なんでしょう。
 なんのことか書かないで、そのことがわかる歌というのは素敵です。
 このお歌ではむしろ「床」がなければ、迷いがなく糠床のことと
 わかるでしょう。
 3行目の「合う」も「合う」か「逢う」でも良いのでは。

私の歌

ぐらぐらと
緑が
沸き立っている
湯気でも出しそうな
勢いだ

 今ごろの緑の勢いをそのまま詠って芸がないですね。
 この歌を横浜歌会の欠席歌にだしましたが、やはりそれなりの点を
 いただいてしまいました。
 やさしい受講生さんたちからは、ほめていただきました・・・嬉しいですねえ。

即詠は次回に。 
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-23 13:13

第2火曜だったSUN-SUN

いつもの第1週は連休さなか。
そこで第2週のSUN-SUNになりました。そのせいで、立ち上げ
からのメンバーのM尾さんがお仕事のお休みとれずご欠席。
でも、久しぶりにH野さん、A野さんがご出席。

麹町倶楽部からⅠ泉さんもご参加くださいました。
4年前「赤い靴を探して」というすばらしい歌集も出されてます。
この方のことや歌集のことを書いたらきりもなくなりますが、
歌集から2首ほどご紹介したいと思います。

これが
最後になるかも・・・
このささやきがいけない
着るものが
年毎に派手になっていく

給料一万五千円
「これで、意に沿わない結婚は
しないで済むのね」
そう語り合った
五十年前のこと

なんというかっこよさでしょう。
火曜歌会のK子さんとともに、大尊敬の先輩です。

ではSun-Sunのお歌を。

手を添えてもらう時
近づいて
「どうぞ」の心遣いに
にっこり 「ありがとう」と座る
勉強している

 席を譲ってもらうときでも、ただ黙って席を立つのではなく、近づいて
 きてくれて、さらに手を添えてもくれ、にっこりと「どうぞ」という。
 ここまでやって、完璧な席をゆずるという行為の手順。
 その心遣いに、笑顔で感謝の言葉を返す、していただいた行為
 も受け取る好意も作者にとっては勉強だという。

 所作の表現が少し前後しているようでちょっとわかりにくくなっている
 かもしれません。


新芽はマジシャン
ある日突然
胞から
若葉が
次々飛び出す

 葉っぱの新芽が固く巻いていたかと思えば、ある日突然、本当に
 マジシャンが、棒をふると先っぽに葉や花がでてくるように、つぎつぎと
 若葉がでてくる感じが良く出ています。
 作者はマジシャンが次々とハンカチを出すさまを思い浮かべて
 書かれたそうです。


中学正の姪のお供で巡る
巨大ショッピング施設
毛織工場だった頃には
どんな風が吹いていたのだろうか
思いは『野麦峠』へも飛ぶ

 かつて毛織工場だった跡地にできた近代的な巨大ショッピングモールで
 作者は、買物を楽しむよりも、工場で働いていた人々の様子を
 想像してみる。工場内の換気などが今のように完璧ではないころの
 労働条件を思う、そうしているうちに、ノンフィクション女工哀史「野麦峠」まで
 思いを馳せている。
 劣悪な条件で働かざるを得なかった女工を思えば、このショッピング
 モールで買物を楽しむ人々がどこまでその幸せを感じていることやら、
 と作者は思ったかどうかはわからないけど。
 
 
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-20 14:17

鎌倉歌会

いつものメンバー3人がお休みでちょっと寂しい会でしたが、
Ⅰ城さんがいらしてくださいました。

H野さん、A野さん、手際よい会計をしてくださるN草さんが
ご都合でお休みだったのです。なんと私が会計をかって
でましたが・・・どきどき。間違えないようにしないと!
ちゃんとできました!って・・・大げさな(笑)

にぎやかな
シャギリの音と松ばやし
ふるさとの
祭が近づいて来て
全国の天気予報図見ています

 ふるさとの祭が懐かしいです。うちの田舎は5月20日です。お正月と
 お祭になると、家を離れていた兄たちも帰ってきてくれます。
 何よりの楽しみでした。お囃子や山車やねって歩く色々な装束の
 人達。それぞれのふるさと祭の時期になると、帰れないまでも、
 お天気が気になり、天気予報図を見る。ちょっと切なくなるお歌。

 そういえば、今日は息子の誕生日。田舎の産院で出産した時
 お祭の豪華なご馳走が食事で出ました。今頃の美味しい鱒と
 花にらのおひたしがなつかし~い。お囃子より食い気でした(笑)


ヘルシーフードのCM横目に
看護師してる娘が言う
「食べ物は
みなヘルシーだよ」
そうか 問題は食べ方か

 そうですよね。よほどのジャンクフード以外、たいていの食べ物は
 食べ方一つで、ヘルシーにも、そうでなくもなります。
 体に良いとマスコミで言われると、ネコも杓子もそればっかり。
 食材はまんべんなくいただくのが一番。
 作者は良いアドバイザーがいらっしゃって幸せですよね。
 叱られるんです、とおっしゃってましたが、お母様のことを思えば
 こそ!だと思いますよ。


花信風(かしんふう)
初夏の香りに
つつまれて
心華やぐ
四季ありて幸せ

 「花信風」という美しい言葉が、くわしくわからないけれど魅かれたと
 いう方もいらした。
 あとの4行でも初夏のすがすがしい季節感がでてはいるのですが、
 花信風が以下のような意味ということであれば、花をもってこられると
 もっと良かったのではないでしょうか。

 「花信風」
 陰暦の小寒から穀雨までの8つの節気の中には合わせて
 二十四の候があり、どの候にも一種の草花の花が咲き、人々は花が
 咲く時に吹く風を「花信風」(花が咲く音信をたずさえてくる風という意味)
 そこで「二十四番目の花信風」という言い方がある。正確を期するため、
 人々は二十四候のすべての候において花を咲かせる植物の中で、
 一種の花期が最も正確な植物を選んでそれを代表とし、それをこの候の
 花信風と呼んだ。

 
福耳にしようと
引っぱっている
孫娘
その心根が
愛しい

 福耳の人はお金持ちになれる、幸せになれる、と良くききますね。
 それで、作者の孫娘さんがこんな仕種をされていらしたのでしょう。
 いじらしいし、その仕種がきっと、とても可愛らしかったのでしょう。
 ところで、私は以前こんな歌を書きました。

 悪い奴の
 福耳を
 みれば
 貧乏も
 悪くない        
                           チャンチャン


私の歌

とっとっとっ と
追い抜かれてしまった
残されたわたしは
春のしっぽに
目をやるばかり

 春のエネルギーに負けて、付いていけない今日この頃を詠いました。
 
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-18 10:23

連休直後のハマのうたかい

今年の連休は長かったようです。
不況の影響で休んでほしいという会社もあったとか。
いつも土日も会社から呼び出しがかかってゆっくりと休めない
息子も、珍しく今回はしっかりと連休ができたとか。
安心のような、ちょっと心配のような・・・

でも、ハマのうたかい元気よく始まりました。


たかーい枝先でゆれる若葉に
さあ ここまでおいでと
青空が呼んでいる
だが 若葉はつぶやく
もう少し私自身に時間をください

 もりもりと若葉が茂っていく5月。
 若葉もあっという間に、緑濃くなっていきます。
 
 何気ない自然描写のように読めますが、5行目がそうではないことを
 詠っています。「私自身に」と若葉が語るとき、この作者はようやく
 今このとき見い出した「私自身」を生きていきたいと願っているのでは。
 秘めた思いのあるお歌。


小さな恋人に逢いたくて
いそいそ ルンルン
飛ぶ宝石 のお出ましだ~
暫し愛くるしい姿と仕種の
スライドショータイム

 この愛らしい動物はなんなんだろうと、皆さん思われたようだ。
 「飛ぶ宝石」というから、多分綺麗な鳥ではないかと感じられる。
 実際「翡翠(かわせみ)」のことでした。
 4行目までの生き生きとした表現が、5行目のまとめで、急に
 この動きのある歌が止まってしまった。
 5行目は要らないのでは、と感じます。
 

春の風は
ちょっぴりお転婆
眠っている蕾たちを
ビュン ビュンと
元気よく起こして廻る

 このお歌は春の突風をとても上手く詠っておられる。
 「ちょっぴり」注文をつけるなら、2行目の「ちょっぴり」だけ。
 4行目の「ビュン ビュン」という弾むような言葉があるから
 相応することばとして、「ちょっぴり」では歌が弱くなります。
 

車椅子の妻と 後に立つ夫
同じ思いを背景に添え
地に着く程の枝垂桜に向けた
違った目線の ふたつのカメラ
武家屋敷通りには温もりがあった

 映画のシナリオのト書のような感じがする。

 思いが溢れてたくさんの言葉を書かずにいられなかったのでしょう。
 歌の思いを伝えるには、そういう中からどの言葉を削ぐかが
 大事なこととなります。
 内容の素晴らしいお歌です。
 必要以上に説明しないでも、読み手の想像力を引き出すこと、
 これも大事な歌作りです。是非推敲されることをお勧めします。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-16 10:48

コスモスの会代表のOさんの講演会

明日は二俣川の「旭区民文化センター」サンハートで
コスモスの会代表でハマ風の投稿会員さんのOさんの
講演会があります。

「がん」から学ぼう!
がん体験者とがん専門病院の看護師が伝えたい
「生きるヒント」というタイトルで、体験者の方と
看護師さんのお話です。

二俣川ライフの5階に会場はあります。
入場無料ですので、お時間のある方は是非いらして
みてください。
私ももちろんうかがいます。

友人の病気の時、なくなったときなど、おりにつけ
Oさんには話しを聞いていただき、やさしい受け答えで
とても心が落ち着きます。勇気をいただけます。

自分はがんにはならない、と思っておられる方が多く
関係ないと思われる方がほとんどかもしれません。
でも、がんはごく身近な病気ですし、またすぐ死、という
ことではないのだと知っていただきたいです。

M新聞の連載でがん患者の方が職場を去らねばならない
ケースが多々あることを思えば、より多くの人にがんという
病気を知っていただきたいと思います。

平然と生きる・・・確か正岡子規の言葉だったと思います。
死を平然と迎えるのではなく、病気であってもなくても
平然と生きる、すごい言葉だと思います。

じたばたと生きている私ですが、少しでも、学ぶことが
できたら・・・と。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-14 23:37

落ち着いた日曜歌会

というのも、3月が100回記念でしじま会で29人、4月がお花見歌会で
28人の方がご出席で、もうてんやわんやでした。
たくさんの方のご参加は感謝感謝なのですが、少し忙しすぎましたので、
今回連休中の5月3日は15人で、落ち着いた歌会となりました。

司会はお花見で「姐さんかぶりのお歌で(どんな?)のお歌で見事
第一席のM岡さん。

今日は「姐さんかぶり」でのご登場を期待していたのですが、ご本人は
ほおかぶりしてきたかった、と(笑)


今日のおさらい
明日への夢
気儘に綴る日記帳は
私だけに許された
青春へのプレーバック

 前2行の若々しさに驚きます。日記は昔つけていましたが、今では、
 毎日はかけなくても、五行歌が日記がわりかな、私は。
 歌会の時には5行目がちょっとくさいかなと言ってしまいましたが、
 よくよく読めば、前3行をすることが、作者の青春へのプレーバック
 であって、全然くさいことなどありませんでした。某県知事のことが
 つい頭に過ったもので・・・・


かつて
放ちあった毒が
錆びた矢のように
胸をえぐる
君が病む日々

 五月のさわやかさを詠う歌の中で毒ではなく異彩を放ったお歌。
 こういう経験は誰にでもあり、誰にでもあるけれど、「錆びた矢が
 胸をえぐる」という、鬼気迫るような表現はなかなかできない。
 「君」は親しかった人、そうでもない人、身内、たとえどういう
 間柄でも、少なくとも、毒舌放ちあえた人。
 「病む」というその度合いが辛いものだとわかる。


種を蒔いてから十三年
庭の琵琶の木
実が生り始めて二年目
今年は、鳥よりも先に
私の口に入れたい

 なんとも、ほのぼのとしたお歌。日常のさりげないことをさりげなく、
 そして、真情をとつとつと語っておられる。
 琵琶は「びわ」か「枇杷」にされたほうが良かったかもしれない。
 でも、こころ和むお歌だ。鳥に負けないでね。


なにを
秘めているのか
そこだけ際立って
明るく光る
柿若葉は

 柿若葉を詠って哲学的である。
 この季節の柿の若葉の象徴的な表現で、深く広い世界を考えさせられた。
 秀作。

さあ、今月の31日には朗読歌会、来月は藤沢と鎌倉の初の合同展示会も
あります。また忙しい。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-12 09:54

はなみずき

春日部は藤の花がもう咲いているでしょうね。
さくらの時も美しかったけど、藤の時も行ってみたいものです。
今回は毎回ご出席のK雲さんが校正でお休み、でも鎌倉の
M岡さんがご出席されたようです。
遠いところお疲れ様でした。


苦い苦いコーヒーには
ちょっと多めのお砂糖を
辛い辛い思いをしたら
ちょっと多めのご褒美を
バランスうまくとらなきゃね

 そうですね。辛いときに、人からの慰めやサポートを期待していても
 ダメな時のほうが多いもの。そんな時は自分で自分を甘やかし
 慰めるほうが簡単。自分が癒されたら、人にもやさしくなれます。
 バランスのとれる生活ぶりが素敵です。


持病と共存何十年
今より悪く
しないようにと・・・
「病気にならないこと」
この言葉が苦しい

 無病息災より、1病息災または2病息災が現代人だと思います。
 そうなんですよね。お元気な方や強いかたは、病気は気から、という
 考え方です。好きで病気になるわけではありません。
 気持ちが弱いから病になるわけでもありません。
 もちろん、予防できることは予防した方が良いですが、気軽に
 「病気にならないこと」なんて、言ってほしくないですよね。同感です。


「奥様に、だそうだ」
定年を迎えた夫が
持ち帰った大きな花束と商品券
用意した言葉が喉で引っかかり
黙って受け取る

 うちもこの3月で定年でした。このお気持ちがよくわかります。
 毎日のように、花束を抱えて帰ってくる夫、家中にお花が飾られていくのに
 夫のこころはうつろ、ではないのかな、と。
 用意した言葉はたとえ、でなくても、その気持ちはご主人に必ず伝わった
 と思います。
 長い間、お疲れ様でした。


里山で株分けした
庭先のタラの木一本
一握りの若葉
胡麻和えで良し
食して眠気を飛ばす

 東北生まれの私にはタラの芽のおいしさはこたえられません。
 最近も兄が送ってくれました。お店で売っている作ったものとは
 全然味が違います。
 株分けされたのですね。お庭にもタラの木があるなんて贅沢!
 若葉、というより、芽ですよね。
 「眠気を飛ばす」という表現が、山に来た春が人のお口のなか
 にもやって来て「さあ!春だあ」という感じが出ています。
[PR]
by machako-hamakaze | 2009-05-09 16:50