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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2009年 06月 ( 15 )   > この月の画像一覧

新老人の会 戸塚歌会

このところの尋常ならぬ忙しさで更新ままなりません。
梅雨の合間ならぬ、忙しさの合間(本当は、合間ともいえない
のですが)ちょっと書きますね。


谷川のロープに無数の鯉幟(のぼり)が繋がれ
五月晴の空に泳いでいた
不況と新型インフルエンザを
吹き飛ばしてネーと
思わず叫んだ

 この方は季節の風景と社会の出来事をほんとうにお上手に歌に
 違和感なく、しかも「ほうほう、こう来たか」と感心させられる詠い方
 をされる。前2行だけで終るお歌が多い中、こうした視点が
 素敵です。


娘は言う
1日三十六時間欲しいと
とんでもない
二十四時間で終ってくれて
感謝

 この感覚はやはり若い方と中年以降の方の違いでしょうね。
 もう、充分働いたから、24時間くらいで充分だわよ、という
 思いが伝わります。実際は24時間以上欲しくても、これ
 以上忙しいのでは体力が持ちません・・・トホホ


目にした時から
忘れられない
名前だ
知識雄大くん
今、どこで何してるやら

 まるで、漫画に出てきそうなお名前。
 作者の初恋の人?とおもいきやお子さんの同級生だったとか。
 あまりにも凄いお名前で忘れられない。
 このブログを「知識雄大」くんの関係者の方が万が一目にして
 くださったらご連絡くださ~い。
 

五行の中に
飛びッきりの
一行があれば
それで満足
その一行に出逢いたい

 五行歌を書くすべての人を代弁してくださった。
 この「飛びッきり」の一行に出逢うために、どんなに苦労している
 ことか・・・涙・涙・・・大げさですか(笑)

 ところが、みなさん、けっこう飛びっきりの「5行」を求めたり書こうと
 されて、つまづいてしまうことが多いようです。
 この作者のように、まずは1行。
 いや、飛びっきりはむしろ1行が良いのです。
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by machako-hamakaze | 2009-06-11 11:39

火曜歌会

第3週になった藤沢火曜歌会も定着したようで、間違える人も
おられません。
第2週ではこれなかった方もいらっしゃれるようになったようです。


ドライブ中の親子の会話
「あら!この店潰れちゃったね」
「なんで?ベシャッ!ってなってないじゃん」
この日
孫の語彙が一つ増えました

 ほんと、道を行けば、かつて賑やかだった街の店の多くが定休日
 でもないのにシャッターが下りています。
 「ベシャッと」潰れたわけではないけれど、感覚は「ベシャッ」です。
 でも、幼いお孫さんは不思議と思います。
 親子の会話が社会詠になっています。


カップラーメンが食べたい と父
35年振りの感想は
「若い時の方が旨かった」と半分残し
初体験の母は
「美味しいもんだねえ」と完食

 昔、カップラーメンが初めて出たときに、サンプルを食べたことが
 あって、あの時はこんなにまずいものはきっと売れないだろうと
 思ったものですが、あに図らんや、今では家庭内での常備食と
 なり、また災害などでの非常食にもなっています。
 
 そのカップラーメンをお年を召したお父上とお母上が食された
 感想が面白いです。いきいきと光景が目に浮かびます。
 このお歌で、がぜん、カップラーメンを食べたくなった私。
 と、94歳の我らがアイドルK子さんも今日買って帰ると・・笑


いい声で
朝の挨拶
ホーホケキョ
上手になったね
鐘・・・三つ
 
 なんということのない日常のよくある光景が5行目で、いきなり
 面白いお歌になりました。
 説明のいらない、紛れの無さが魅力。リズムもよいです。


亡姑(かあ)さんが残した
ゴムの木は
その三代目になり

私達と暮しています

 このお歌も何気ない人の暮らしのことを詠われた。
 そしてしみじみと、あたたかさを感じます。
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by machako-hamakaze | 2009-06-05 20:52

朗読歌会でのリレー五行歌

忙しくて、歌会の更新ができないので、朗読歌会でのリレーを
一つ。

今回は5つのテーマをバトンにして歌をつないでいただきました。

ご紹介するのは私も参加した「お酒」です。
前にも書きましたが、最初の方はご自分のお歌しか知りません。
当日、皆さんはああ、自分の歌はこのように繋がったんだと
わかります。


テーマ「お酒」・・・酒豪を集めてみました。お一人だけ、酒豪では
           ないけれど、決して嫌いではありませんと。


       Fみさん
からだの隅々まで
バラ色に染め上げ
こわいことなんかないわ
なんて言わせて
わたし今夜もきみ酒の思うまま
    ↓
      U野さん
思うままに
バリケードを
飛びこえて来て
お酒に罪を着せている
極楽とんぼを憎めない
    ↓
      N草さん
今宵もとんぼ
ネオン街へ
とまり木止まって
夜の蝶と
カンパーイ!
    ↓
      Kみさん
勤続50年の夜の蝶
生きる化石となっても
酒場で待つよ
馴染みのあんたを
見送るまでは
    ↓
      K雲さん
振り返ったため
塩の柱にされた
聖書の話を何故か思い出す
昔馴染みの酒場の蝶の
情念には要注意
    ↓
       まさこ
情念が放つ
目力に
魅入られて
塩になり 石になり
酔い心地この世の果てまで


 勤続50年の夜の蝶には、笑とちょっとしたホラーの雰囲気が。

 いかがですか?お楽しみいただけましたでしょうか?
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by machako-hamakaze | 2009-06-04 23:22

答えあわせ・・?翻訳?

今日出かけた歌会で昨日の方言五行歌が面白かったと
見てくださった方がおっしゃってました。
今日は翻訳を載せます(笑)

島根弁 K音さん

どげしゃもねわね
あーさんはべっぴんだけん
もうちょっこう
まっちょうないやい
にあったひとがでてくーわね

 訳  どうしようもないね
     あの人はきれいだから
     もう少し
     待ってみなさいよ
     お似合いの人が出てくるわよ


庄内弁 K二郎さん

嫁ど姑と
何にも
しゃべねで
飯さめしてる
合わねなだ

 訳  嫁と姑が
    何にも 
    言わないで
    御飯の仕度
    相性が悪いのだ


庄内弁 まさこ

ちゃっちぇころだば
わるごどすっど
サーカスさうっぞでら
山のかんじんさやてしまうぞでら
いっぺおやがらおどがさっだもんだ

 訳  小さいころは
     悪いことをすると
     サーカスに売ってしまうぞとか
     山の勧進にあげてしまうぞとか
     いっぱい親に脅かされたものだわ
        ・山の勧進とは羽黒山からくる修験者の勧進のこと
         ほら貝を吹きながらそれは子供心に恐ろしかったのです。


長崎弁  K雲さん

でんでらりゅが
でてくるばってん
でんでられんけん
でてこんけん
なんば いいよっと

 訳  出られるなら
     出て行くけれど
     出られないから
     出て行かないよ
     何を言っているの


庄内弁 Kみさん

くたてかねたて
ねればあしただ
俺のよだでぶだば
ちゃっちゃどねだほえ
んだ んだ

  訳  食べても食べなくても
      寝たら明日だ
      私のようなデブは
      さっさと寝たら良い
      そうだ そうだ

さあ、いかがでしたか?どれくらいおわかりでしたでしょうか?

大阪弁は訳なしでお分かりだと思いますので省略しました。
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by machako-hamakaze | 2009-06-02 22:20

第6回朗読歌会無事終了しました

皆様のおかげで、無事に朗読歌会開催することができました。
忙しくまたいろいろとあった1日でしたが、充実の1日でも
ありました。

土曜日のA新聞の朝刊、横浜・湘南版に大きく採り上げて
いただいたおかげで、大勢のご見学者の方もいらして
くださいました。

94歳のK子さんは3首朗読の他に方言五行歌、リレー
五行歌と大活躍。

92歳のK二郎さんは朝6時の列車で山形から駆けつけて
くださいました。

くわしくはハマ風8月号にご報告するつもりですが、
皆さん爆笑された、方言五行歌をごしょうかいします。

島根弁 K音さん

どげしゃもねわね
あーさんはべっぴんだけん
もうちょっこう
まっちょうないやい
にあったひとがでてくーわね


庄内弁 K二郎さん

嫁ど姑と
何にも
しゃべねで
飯さめしてる
合わねなだ



庄内弁 まさこ

ちゃっちぇころだば
わるごどすっど
サーカスさうっぞでら
山のかんじんさやてしまうぞでら
いっぺおやがらおどがさっだもんだ



長崎弁  K雲さん

でんでらりゅが
でてくるばってん
でんでられんけん
でてこんけん
なんば いいよっと


庄内弁 Kみさん

くたてかねたて
ねればあしただ
俺のよだでぶだば
ちゃっちゃどねだほえ
んだ んだ


大阪弁 N子さん

手酌がよう似合うなあ
と 友
馴れてるもん
ほんまに私は
寂しい女やわあ


大阪弁 K子さん

おばあちゃんから
聞いたことば
もう種切れだす
どうぞ他県の方!
代わっとくなはれ

 もう大阪弁以外は訳をつけないと理解できませんでしょう?
 ではこの日本語訳(笑)は次回のお楽しみに。
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by machako-hamakaze | 2009-06-01 13:07