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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2009年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧

はなみずき&かすみそう

展示会準備や、文芸ふじさわ、講座などで大分歌会更新が
たまってしましました。

展示会はあっという間の3日間ですが、それまでの準備がけっこう
かかります。
無事盛会で終了しました。
皆様ありがとうございました。

おまたせしました。
「かすみそう」さんはちょっと前ですが、ご一緒に書かせていただき
ますね。


私のパソコン
立ち上がりは遅い 動きは怠惰
それでも娘には すぐ反応
我が儘パソコン
私の古い友達

 失礼ながら、ちょっとご高齢の方でしょうか?凄いです。パソコンが
 古い友達とおっしゃる。私など、パソコン初めてまだ十年くらいな
 もので、やはり反応の鈍いったら!でも息子やお嫁ちゃんには
 チャチャチャチャーと反応します(涙)
 
 これを我が儘と言い切られる作者のユーモアに感服します。
 いつも自分の力不足だと嘆いていた私は勇気づけられました。


少し遅れて
うぅっ と唸るのは
足の小指を
打ったとき と
理解しがたい子供の発想

 あの足の指を打ったとき、特に、小指は痛いったらありません。
 しばらく蹲るか逆に飛び跳ねるか、大騒ぎです。

 それと同じくらい、衝撃があってしばらく唖然としてしまう、子供
 さんの発想。どんな発想だったか是非またお歌でね。


ちりちりするような
湯の温度が
肌に心地よくなる
いつからなのかな
これも 秋の気配

 お風呂のお湯の体感で秋を感じる。
 感性は全身にわたってますね。
 

新わらの誘惑に負けた
牛達が
積み込み作業の端から
長い舌で
器用に掠め取る

 光景が生き生きと目に浮かびます。
 おいしい匂いを華っていたのでしょうね、新わら。
 人間が新米に目がないのと一緒かも。ほほえましいです。


ユニセフの支援カタログに
酢橘 新米 松茸と
五感くすぐる
豊かな四季がある
この国の幸せを思う

 格差社会とはいえ、日本はまだまだ豊かな国といえるでしょう。
 活動で支援できない分、貧者の一灯としてユニセフなどに、時々
 寄附をしています。

 作者も支援のリーフレットを見て、ほんの何千円で多くの子供達に
 ワクチンなどの支援ができるということを思い、あふれんばかりの
 秋の味覚を広告にでも見られてのお歌なのでは。

 歌会でも出たかもしれませんが、1行目がまるで、支援カタログに
 「酢橘 新米 松茸と 五感くすぐる 豊かな四季がある」とある
 ように読めてしまいます。最後に持ってこられるのが良いと思い
 ます。 
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by machako-hamakaze | 2009-11-09 11:43

展示会中です

毎年11月にハマ風の会五行歌作品展示会が行われます。
今年も昨日、11月6日から明日8日まで、かながわ県民センターの1階
展示会場で開催されています。

朝9時からの搬入にもたくさんの会員さんが来て、一生懸命色紙を
掛けてくださいました。
そのレイアウトはすべて、我らがH野さんが考えてくださいます。
とっても大変なんですよ。

毎年出品作品の数が違いますから、各歌会の配置やらすべて計算をして
くださいます。
本当にお疲れ様です。

昨日毎日新聞横浜市局長さんのMさんが取材にいらしてくださり、さっそく
今日の朝刊に載せてくださいました。
ありがとうございました。

昨日も今日もたくさんの方がいらしてくださった上に、例年より、興味をもって
お話してくださったり、質問してくださるかたが多いのです。
五行歌が身近になってきたということでしょうか。

鶴屋町のけんみんセンターで明日の五時までです。

大人の歌174首、小中学生の歌130首が展示されています。

お近くのかたやおついでのあるかたは税足をお運びくださいませ。

歌会記事更新はこのイベントがおわりましたら、また頑張りますね。
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by machako-hamakaze | 2009-11-07 21:40

横浜歌会

代表さんがⅠ城さんに代わっての第2回目の横浜水曜歌会です。
ちょっとしたハプニングもありましたが(NIGHTのときもハプニングが
ありました)、チームプレーで克服しました。
 
こうして、歌会は成熟していくのでしょう。


触れても熱くない
アイロンが完成 dと
生活文化の向上は
五感を退化させ
ヒトをヘナチョコに

 えええ?熱くないアイロン?それは、熱くなければ、慌てものの私や
 子供たちが触っても危険はないかもしれない・・・・でも、それで良いの
 でしょうかね。作者はそれを危惧しておられる。

 危ないことをしたら、危険だ、ということを、体で、身をもって感じなければ
 ヒトはまさしく、無防備になり、そして、なんでもキカイにさせるように
 なり、ひいては大事な判断すらコンピューターまかせに。
 ヒトはかくして滅びてしまうのでは・・・
 警鐘の歌です。


出番を控えた
歌舞伎役者は
鏡の前に座った時から
虚実が引き合い
顔に筆が入ると言う

 歌舞伎好きで、若いころは通ったものです。
 亡くなられた歌右衛門さんは、日常生活も女性のように振舞ったとのこと
 ですが、出番前となれば、また一入だったと思います。
 立て役の方の隈取などの時、顔に筆を入れるときの様子が目に浮かび
 ます。緊張感と、歌舞伎という世界の様子がとてもよく現れていると思い
 ます。



青空を泳ぐ
鳶は見ている
黄金の稲穂原を走る
この小さな
一車両を

 ものすごく好きなお歌でした。急遽欠席で、欠席歌になってしまいました。
 大きく回って飛ぶ鳶を車窓から見ている作者。空を泳いでいるようだなあ・・
 ふと見れば、一車両だけのこの列車は草原のような稲の原の中を走って
 いる。スケールが大きく、ぐいっと持っていかれるようなお歌でした。

 風景描写はなかなか点が入りにくいのですが、講座でもよく言いますが
 人生や感情の機微を詠っうだけが五行歌のすべてではないと思います。
 
 風景をそのまますっぽり切り取って、文字にする、実はかなり 難しいの
 です。


私の歌

山の神さんが
どでん どでん と
座って 均(なら)してったように
平らな尾根が
続くよ

 先日SUN-SUNのお泊り歌会(小海町)に行ったときに、見た山の
 風景を詠いました。八ヶ岳の風景を見たあとだったので、あまりに
 平らな尾根で思わず、こんな歌になりました。


 
 
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by machako-hamakaze | 2009-11-04 10:21

藤沢火曜歌会

急遽欠席の方がお一人いらっしゃいましたが、18人の盛会でした。
新しい方がお一人。Tえさんの川柳のお仲間のS子さんが初参加
してくださいました。

さすが、コメントもお上手でお歌もすてきでした。


芋煮会
笑顔がこぼれる 秋日和
あっちも こっちも笑いのうず
コロコロと笑のうずが
大鍋を囲んで行く

 10月のいも煮会に初参加されたTえさん。一生懸命お手伝いもして
 くださいました。あまりお野菜は得意ではないというのに、こんな
 お歌を作ってくださって、ありがとうございます。
 また来年も、よろしくお願いします。


祝いの日
真珠のネックレスを
着けてもらう
そのひとの指のあたたかさ
ふれる晩秋の朝

 結婚式かなにか祝いの日に(ご本人のかどうかはわかりませんが)、
 たぶんお母様に真珠のネックレスをつけていただいた時の、その手の
 あたたかさを詠われたのでは、と大勢のご意見。

 私もそうだったのですが、私が意見を言う前に、初参加のS子さんが、
 もしかして、ご自分では着けられないので手伝ってもらった時かもしれ
 ませんから、お母様以外の方もありえます・・・と目からうろこの コメント。
 なるほど、そう読むと、「そのひと」が急に愛の形として見えてきます。

 作者コメントはまさしくそのとおり。ご主人さまに手伝っていただいた
 時の事だったそうで・・・なんとも素敵な愛の表現ではないですか!


枯葉色ですが
大輪のバラの花
一年中咲かせます
サクサクの食感に
まいったけ?

 いやあ、このお歌には参りました 
 まったくの読み違いをしてしまったのです。去年から松茸にうらみの
 ある私(笑) まつたけとばかり思い込んで、このシャレたまいたけの
 お歌がわからなかったのであります。何で、まつたけが、バラ?
 一年中?(某メーカーのまいたけしか買わなかったのもいけなかった)

 まことにまことに「まいった まいった」
 (作者のH野さんには、この頃見逃しが多いとお叱りを受けました・・・
                                     確かに!)
 わかったとたん、もう2点でも3点でも献上したいお歌でした。
 ごめんね、H野さん。
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by machako-hamakaze | 2009-11-02 12:12