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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2009年 12月 ( 13 )   > この月の画像一覧

今年一年お世話になりました

今日もちょっとやりましたが、お正月準備で明日からは本格的に
お節つくりと、年賀状書き、ちょこちょこお掃除とで、お正月明けまで、
更新できそうもありません。

私のブログを今年一年見てくださったみなさま、コメントいただいた
皆様、本当にありがとうございました。

12月の歌会の更新をしてから、新年を迎えたかったのですが
無理のようです。

新年最初の更新はさくら会さんからです。

では皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
来年も皆様にとってすばらしい年でありますように。

私も健康に気をつけて、頑張ります!
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by machako-hamakaze | 2009-12-29 23:15

本日(28日)毎日新聞神奈川版

毎日新聞の神奈川版に「支局長たより」というコラムがあります。
毎回楽しく読ませてもらっているのですが、今朝、そこのページを
開けてびっくり!

なんと、我らがハマ風の会の代表K雲さんのことが書いてあるでは
ないですか!

しかも、コラム全部にK雲さんのことについて書いてくださっていて
、被爆体験から五行歌に出会われるまでや、五行歌で心の癒しを
体験されたこと、ハマ風の会の立ち上げなど、K雲さんのお歌も3首
ご紹介していただいてます。

神奈川にお住まいの方でご覧ではない方は、是非コンビにか駅で
ご覧になってください(あ、立ち読みはだめですよ)

毎日新聞さんは、ハマ風の会のことをたびたび書いてくださっています。
うれしいことです。
ありがとうございます。
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by machako-hamakaze | 2009-12-28 12:10

上大岡歌会

九月に出席して以来です。
最初にこちらのタワーに来た時は30階という高さにちょっとびくつき
(高所恐怖症のため)ましたが、大分なれました。


かぎ針編みの
四角いモチーフ
8枚が繋がって
ソックスに
その温もりは心まで伝わる

 かぎ針編みは棒針あみよりかなり細かい作業です。編み物は不得意。
 昔ちょっとだけやってみましたが、棒編みでマフラーくらいはなんとか
 できましたが、鈎針編みはすぐにギブアップでした。
 
 手作りのあたたかさが伝わります。8枚を1枚にされてソックスにされた
 のですね。

 作者コメントを伺うと、いただきものだとか・・・5行目で「心まで伝わる温もり」
 とあるので、そうかな、とも思えますが、いただきものであることが
 はっきりわかると読み手はもっと感動できると思います。


「バァバ又ネ」と
孫達の帰りしな
娘がハイとポストから
「ハマ風」手渡す
帰った後(アト)の淋しさまぎれる

 編集委員としては、手放しでうれしいお歌です。
 もしかしたら、娘さんはいらっしゃる時にすでにポストを見ておられて、
 ご自分たちの去ったあとのお母様の淋しさを思い、帰りまでとっておられた
 のかも・・・なあんて深読みしすぎですね。
 
 
思いざらつく日は
早目に台所に立つ
ウマイ イマイチの
批評家も居て
料理は心を柔かくする
 
 とても好きなお歌です。
 私は家事はまるでだめですが、お料理だけは大好き。
 ストレスたまっているときは、特に、お菓子作りをしたものです。それも自分が
 食べるのではなく、人に食べてもらって喜んでいました。

 このお歌の作者もお料理好きですね。
 そして食べてくださる方がいらして、その批評でまた次のお料理に力が
 入るだけでなく、心穏やかになるという。
 共感できました。

 年末は特に腕の見せどころですね。
 私もがんばろう!
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by machako-hamakaze | 2009-12-27 16:20

藤沢日曜歌会

今年最後の藤沢日曜歌会です。

今年から、忘年会に会費からお一人さま(最近流行ってることばですね)
1000円の補助を出します。

で、忘年会にご出席できない方には、
歌会無料出席券(日曜限定、本人様限定、1年間有効、現金引換不可)
というものを差し上げることにしました。

パソコンで作って、大きな篆刻の印を押し、裏書までしました。
しゃれでやりましたが、けっこう受けました(笑)

嬉しいお知らせは我が歌会のSさんがご結婚されたこと。
おめでとうございます!皆さんにお赤飯のおりを持ってきてくださいました。
ごちそうさまでした。

悲しいお知らせはH本さんのご主人さまがお亡くなりになられたことです。
ご療養中でした。とても大切に思っておられたご主人さまのご逝去、
心からお悔やみ申し上げます。


ホッとする
石の仏様を
右に左に上に見て
さそわれるようにのぼる
山寺の石段

 立石寺の階段でしょうか。
 3行目の表現が読み手も一緒に仏様をみながら石段を登っているように
 思わせます。
 ホッとするお歌です。


もう師走。
悲しい事もあった
けど、宝物がたくさん
心が喜べば
進んでいける

 そうですね。この一年、楽しいことも悲しいこともありました。
 でも、楽しいことの中に心が喜ぶようなことが必ずあるはず。
 人はそれを見て、また前に進んでいけます。
 元気をいただいたお歌です。
 作者は本当に目を見張るようにお元気になられたT田さん。
 また来年もいらしてくださいね(出席券がありますしね!)


休む間も無く
田んぼの土は
耕されて
雪が降る
冬を待つ

 なにげない田の風景だが、田んぼを保つための、基本的な作業のことが
 詠いこまれています。

 空気中の窒素(肥料になります)を耕してすきこんで、そして雪は雨よりも
 その窒素を多く、田にもたらすのだそうです。
 農業の奥深さを教えていただきました、


まずは目の前のホッケに
むさぼりついて
腹を満たそうよ
心は
その後でいいよな

 好きな歌です。
 食欲より心が大事・・・そう思うかもしれません。
 でも、争いごとや議論のとき、お腹がすいていれば、普段ならもっと
スムーズにいくはずのこともいかなくなります。

 眼の前の幸せにも気がつきません。
 この食欲は単に、実際の食欲というわけではないかもしれません。
 このお歌も深いと思います。


私の歌。

流れの
水でさえ
川底の石に
躓(つまづ)いて渦を巻く
大河となる前のこと

 いろいろなこと、躓いたり渦巻いたりしながら、いつかは大河となる流れ。
 ハマ風の今と将来を詠ってみました。
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by machako-hamakaze | 2009-12-25 10:02

かすみ草

発会以来参加できていないのですが、もう16回になったのですね。
来年はなんとか一度おじゃましたいのですが・・


大根 かぶ ねぎ諸々
主人の手作り野菜
かたちは不揃いでも
愛情プラスで味は新鮮
あとは私の料理しだい

 ご夫婦仲むつまじさの伝わるほほえましいお歌です。
 5行目にご主人の作られた野菜のその後が見えます。
 とても良いお歌ですよ。


木の葉は落ち
物静かな山になり
北国の里は
冬仕度の頃と
雪虫が飛び交う

 本格的な冬を前に里は鎮まり、雪虫が飛ぶ。
 寒々とした北国の風景が眼に浮かびます。
 
 雪虫がわからない方がいらしたかも。
 私も以前はは虫が飛んでるように見える雪なのかしら、と思って
 いました。
 でも、本当に虫なのです。
 初雪の降る前に飛び、白くまるで雪のように見えるのです。

 素敵な題材なのですが、助詞の使い方をもう少し考えてみてください。
 助詞ひとつで、雰囲気ばかりか意味も違ってきます。

 
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by machako-hamakaze | 2009-12-24 17:16

ハマのうたかい

いつも2次会をしない「ハマのうたかい」ですが、12月の忘年会は
しています。
なので、急遽参加することを当日きめました。
場所も決めてないということだったので、最近ちょくちょく利用させて
もらってる、センター近くの「Aりあ」さんに電話。
禁煙でお料理もおいしいので、けっこうみなさんには評判よく、夫に
紹介してもらったのですが、当り(笑)でした。私の好きな屋久島の焼酎が
あるし・・・それかい?(笑)


長年楽しませていた 枝垂桜
葉の落ちた姿に
幼児の眼に危ない・・・と
枝無しの無残な恰好に
桜切る・・ 梅切らぬ・・ が居た

 ちょっと長いけれども、本当に、最近はやたらめったに木を切ってしまう
 世の中です。昔、母は庭などにある大きな木はやたら切るものではないと
 言っていました。今ならなんとなくわかります。木にも魂があるのだと
 感じられるのです。

 このお歌は枝だけになって、枝垂れている桜を幼児の眼に危ないからと
 切ってしまったことへの批判のお歌です。確かに眼に危ないかもしれま
 せん。でも、危ないことを世の中から一つもなくすことができるでしょうか。
 もし、そんなことをやったら、人は自分を守るということを忘れてしまう
 でしょう。
 一番危ない人間を、ではどうすれば良いのでしょう。

 そんなことも思わせる歌。
 桜はやたら切ると雑菌が入り枯れてしまいます。梅はうまく切ると実が
 たくさんなります。昔の人の言い伝えには知恵があるのです。科学的な
 証明がない時代に、経験的に知ったことです。これも桜を枯らしたり、梅に
 実がならなくなったことを経験して(ある意味の危険)こその知恵なのです。


夢の超特急「ひかり」
東京オリンピックに沸いた頃
希望と不安を抱いて上京した友 集う
備後(びんご)訛りが 心ほぐして
笑顔はたちまち童顔に

 同期が集まり、昔に返るという、よくあるテーマを具体的に生き生きと表現
 された。こういうお歌は長くても気にならない。
 間違えようのないお歌です。ビンゴです・・(あ、失礼)
 


生協前が定位置で
壊れた傘や靴を
きれいに直してくれるおじさん
ライトバンの後ドアを開ければ
“ただいま営業中”

 1行目がなんといってもいいですね。
 どこの生協?なんていわなくても、作者のお宅近くの生協に決まってます。
 そして「生協」はまあお店の名前ですが、だれでも知っている名前。

 後ドアが開いていれば営業中とわかる、このおじさんのお商売も
 お歌もわかりやすく、穏やかな日常を感じさせて良いお歌です。


私の歌

人を
愛(いとお)しむように
かつてあった桜木を
なつかしむ
友達 だったんだ

 前4行はできていたのですが、5行目が決まりませんでした。
 「木の魂が呼ぶのか」としていたのですが、先月だったか、
 「家の魂(たま)」という表現をしてしまったので、そう「たま」ではなあ・・と。
 たまに書くならともかく(笑)
 で、ちょっと安易になってしまいました・・・トホホです。
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by machako-hamakaze | 2009-12-23 12:09

歌会SUN-SUN

ようやく12月の歌会に入れました。

SUN-SUNです。久しぶりのW氏もご参加で13人。

忘年会での歌会からの会費補助のことを話し合いました。
とてもよかったと思います。
皆さんの前でこういう話をして、合意のもとでの会計にされるというのは
歌会のあり方としての、お手本になると思いました。

すがすがしい気持ちで歌会に入れました。


越前クラゲが
打ち首になって
並んでいるような
菊の鉢植え
愛でてみる

 人の手でつくられた鉢植えの菊が整然とならんでいる様を観て、越前クラゲ
 が打ち首になっている姿を想像された作者の頭の構造に???ながら
 面白い比喩だと思いました。

 ただ、あのクラゲも菊も食用になるのよねえ、と食いしん坊の筆者は思った
 しだいです。ただし、越前クラゲを食用にするためには大変な手間が要り、
 また、消毒いっぱいの菊は召し上がらないように。
 もってのほかです(笑)
 
 あ、このシャレ、山形の食用菊の名前「もってのほか」をご存知ない方には
 ちょっと、うけなかったかも。


どんな由来が
あるのだろうか
「べにきりはし」と
ちいさな橋に
桜もみじはらはらと降る

 美しいお歌です。
 普段の何気ない一風景を、詩情たっぷりに詠われています。
 
 歩きながら出会ったある風景や物の名前などに、一瞬なんだろう
 なんでだろう、と思うことが多いと思います。しかし通りすぎた途端
 忘れてしまうのが人の性(さが)。

 いつもノートとペンを持っていたいものです。そして見逃さないことで
 感性も磨かれていきます。


地下水脈に漂う
命の素を汲み上げて
病体へ送り続ける
底冷えの夜の祈りは
手押しポンプだ

 このお歌は重いお歌です。
 
 比喩が比喩としてもう少しわかりやすかった
 なら、ストレートに心へと感動が伝わったと思います。
 「夜の祈り」は、病む方の命が繋がるようにと思うこと。
 その「命の素」はきっと地下水脈にあるのだ、それは手押しポンプを
 歯がゆい思いでこぎつづけるようなものだ・・・と。

 4,5行目を前に持ってこられると、比喩がわかりやすいのでは・・・


ずっと一緒に旅してきた
旅行鞄
バザーに出したら
異国の人が買っていった
こんな奴ですが よろしくね

 私は去年初めて海外に行ったくらいですので、ずっと一緒に旅した鞄と
 いうものを持っていません。
 作者はおそらく、かなり海外に行かれたことがおありなのでしょう。

 でも、ちょっと痛んできて、新しい鞄を買おうと思い、でもまだまだ使える
 捨てるにしのびなく、バザーに出したら思いがけなく異国の方が買って
 いかれた。もしかしたら、旅している間についた異国の匂いが鞄から
 したのかもしれない・・・
 思わず、作者が付いていってしまわないかな、と余計な想像までさせた
 お歌でした。
 
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by machako-hamakaze | 2009-12-23 11:36

新老人の会 戸塚歌会

こちらは交流歌会のため、ハマ風の歌会たよりには毎回は載らないのが
残念ですね。
すてきな人生の先輩たちが楽しく座を盛り上げてくださいます。
お歌もとっても味わいがあります。

そうそう、K戸さんがハマ風次号にエッセイを書いてくださいました。
こんな文章を書くのは初めて、とおっしゃっておられたそうですが、
原稿いただき、もう感激でした。お話の出だしから面白くて、読む人を
ぐっとひきつける文章です。知らなかったことを教えていただいたり
みなさま、お楽しみに。


1席はK圷さん・・・私の高校の同級生です(だからとてもうれしい!)

息子と口喧嘩
「タコ」と捨てゼリフ
話しに骨がないらしい
仁義なき戦い
親の負け

 あまりの面白さに3点つけてしまいました(もちろん、作者は知らなかった
 のですよ)
 まさしく、親に「タコ」とは息子さんとの「仁義なき戦い」ですね。
 それでも、腹をたてながらも、息子さんの筋道とおった言いっぷりに
 負けを認めた作者。潔し!


展示会の
子供の歌を
見てからは
何日感がへても
出来上がらない私

 同じことをおっしゃる方が多いのです。確かに子供さんのお歌は素直、新鮮
 参った・・と思える発想が随所に。でもね、展示会の作品は1500首以上の
 なかから選ばせていただいたお歌です。だから、子供さんのお歌のなかでも
 特に素敵なのが展示されているのです。

 こうして、そのことを素直に歌にされたではないですか。
 みなさんの持ち味を出して歌作りされてくださいね。


冷え込んだ夜
リ・リ~ン リ・リ~ンと
悲しい鳴き声 力なく
今生の別れか
やがて途絶える

 賑やかに庭から聞こえていた虫の声がいつのまにやら聴こえなくなったという
 ことはありますが、これが多分最期の声と思って聴かれた作者は万感の
 思いだったのでは・・・・ムシの息だったのですね、なんて、ダジャレを言って
 顰蹙をかいました・・・すみません。


私の歌

雲のソフト帽を
小粋に被り
よお
久しぶり と
秋の富士は男前

 今年は秋になっても天候のせいで、あまりきりりとした富士山が見えなくて
 ようやく、見えたときの歌です。
 富士山は男か女かと暫し談義。

 昔、あの長い裾野を「美しい女のすね」と表現したこともあります。
 
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by machako-hamakaze | 2009-12-22 17:53

はなみずき

ハマ風の編集も済み、昨日21日第1校正を終えました。
このところなんか忙しかったですね。
26日の第2校正でようやく今年のハマ風仕事は終わります。

編集委員のA野さんがご家庭の事情でお休みで急遽鎌倉歌会の
M岡さんをお願いしましたら、ご都合があったのに、変更してくださり
ご参加くださいました。

M岡さんは校正初めてでらしたのに、一生懸命取り組んでくださり
たぶんどっと疲れたことでしょう。
でも、みなさんはいつもこんなに大変なことをしてくださってるのですね、と
逆に感謝のことばとお饅頭までいただき(おいしかった、ごちそうさま・・笑)
うれしかったです。

彼女曰く、各歌会からお一人くらいずつ、順番に一度経験されると良い
のでは、という貴重なご意見いただきました。
これはとても良いことだとおもいますので、検討しますね。

さて、というわけで、たまった更新を必死でやらねば!


嘘をつきましたねお母さん
電話で元気だよと言っといて
明日は手術だそうですね
遠くで暮らしているとはいえ
あなたのやさしさに涙です

 親というものは子供に心配かけたくないものです。子供が病気だったり
 すると、心底つくしてくれるのに・・・遠くで忙しくしている子供には心配
 かけまいとする親心。どうぞ、無事に手術がすみ、一日も早く
 ご回復されますことを祈っています。


六人でスケートへ車中での雑談中
C調だなあ。 C調って何?
カマトトだね
カマトトって何?
?は十九才の私でした

 純情な十九才のころの作者が見えるようです。
 1行目が長すぎるように思えます。
 6人、スケート、車中、雑談中・・・をいずれかを削って書かれると
 とても楽しく、ほほえましいお歌になると思いますよ。


他人の意見をよく聞いて
他人の意見に流されない
決断はいつも自分の意思
さて
このケーキどうしよう

 とっても面白いですね。
 「決断はいつも自分の意思」・・・かっこよいです。
 でも、ケーキのときだと、ちがっちゃうのですよね。
 どのケーキにしようか、大きさはどうしようか、買ったけど、いくつにわけて
 きろうか、先にたべちゃおうか等など。
 いや、人生は楽しい!と思えるお歌です。
 
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by machako-hamakaze | 2009-12-22 17:36

さくら会

今月もいけなかったさくら会です。
12月は第2週に忘年会をかねた歌会ということだったのですが
それも、他の歌会と重なりいけなかったので、来年の出席ですね。
笑ってますか、鬼さん。


あー このぬくぬく
ぬけられない。
思った
人が温められる量って
あるのかなと

 寒い冬の朝、抜けられませんよね。あたたかいおふとんから。
 エアコンを予約でもしておけば別ですが、それでも一晩かかって
 自分があたためたおふとんの温かさに勝るものはありません。

 この4行目の「人が温められる量」というのが意味深いですね。
 単に、おふとんの中でのことではなく、他の人も自分の熱(
 包容力)で温められるだろうか、それならどのくらいまで・・・
 
 そんなふうに読めたのですが・・・・
 「量」と書くと、少し対象がぼんやりするような感じもあります。


一枚の写真
ちょっとしたメモ書き
大切だった時が
止まったままで
置き去られている

 とても良いお歌です。

 多分、5行目を「忘れさられている」「置き去りにされている」などの
 表現だったら、もっとわかりやすかったのでは。


衣裳ケースから取り出した
フリル襟の黄色いカットソー
義母のお気に入りだったっけ
冬陽に透かして
仄かな残り香をかぐ

 このお歌もとても好きです。
 3行目「おきにいりだったっけ」とされたのが、疑問に読まれてしまうかも。
 お義母さまを思い出しながらの、詠嘆の形だと思います。
 
 それなら「・・・」をつけるか、「だった」としてしまうと、紛れなくなるのでは。
 
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by machako-hamakaze | 2009-12-16 08:45