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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 01月 ( 19 )   > この月の画像一覧

横浜水曜歌会

何度も書いていますが、横浜歌会が二つになったので、月交代で
出席することにしたので、水曜は今月お休み。

大分歌会出席をへらしたのですが、それでも最低7歌会です。
これに、講座のある月はやはり9つになってしまいますねえ・・・

ほとほと歌もなくなるのですよ。
何だ、この歌は、手抜き?と思われた歌会の皆様どうぞお許しを。

それにしてもK雲さんには頭が下がります。


立ちきれぬ
想いの
深さ
呼び覚ます
除夜の鐘

 このお歌の「想い」はいったい何なのでしょうか。
 断ち切れないのは、愛する人への想いなのでしょうか?
 
 でも、一年が終わり、新しい年を迎えるときに想うことは、若いときと
 違って、生きるということなのではないでしょうか。

 最近は私も年があけると、ああ、すぐに桜が咲く、桜が終ると直ぐに
 年が暮れる・・・くらい時の早さを感じて、あんなに楽しみな桜がちょっと
 恐怖になってしまう時もあります。

 生きていくことは本当に、素晴らしいことではありますが人間の煩悩が
 尽きないことでもあります。


獅子に
頭を噛まれたくて
我れさきに
子どもたちの目は
もう笑っている

 今の子供が獅子に頭を噛まれると縁起がよいということを知っていたのが
 まずは驚きです。子どもの親の時代がまずはこういうことを知らないの
 ですから。

 きっとその親に教えてもらって、伝わっているのでしょうか。地方の出来事か
 地域でそういうことを教えているところなのでしょうか。
 
 3行目の「我れさきに」で多分切れるのだと思いますが、つい4行目に
 かかってしまうように読んでしまいます。
 「並ぶ」とか何かあると良いように思えます。

 でも、或る歌会で全部説明しなくても、というご意見もありました。
 難しいところです。


劇的な出遭い
感動的な別れ
行き交う町人が
様々な人間模様を描く
わが町の小さな駅

 ちょっとレトロな、昭和を感じさせるステキな雰囲気のお歌ですね。
  
 「町人」と書かれると「ちょうにん」と読んでしまいそうです。
 「まちびと」と読むのであれば、「街びと」が良いと思うのですが、
 この場合、小さな町とありますから「町びと」か「まちびと」に
 されると如何でしょうか?

 私の好みとしては、1,2行目の形容詞はなくても、3、4行目で
 わかりますし、5行目が締めとしてとてもよかったと思います。
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by machako-hamakaze | 2010-01-30 13:48

お詫び

ヘリオス準備会の記事で間違いがありました。

穏やかに過した
元日の朝に誓う
無理をしながらの一歩より
無理をせず一歩づつ
「健康と感謝」を祈り暮らす

 のお歌の2行目を私が勝手に「元旦の朝」としていました。
 作者は正しく「元日の朝」とされておられたのに、私が間違えて
 おりました。

 作者のK池さん、ここを見てくださってる皆様にお詫び申し上げます。

 他の歌会でのお歌で「元旦の朝」とあって、そこだけ気になったの
 とお話していたもので、思い込みで書いてしまったようです。
 いけない、いけない。

 これからもっと気をつけなくては・・・・
 
 お知らせくださったT田さん、ありがとうございました。
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by machako-hamakaze | 2010-01-28 22:36

藤沢火曜歌会

風邪で急遽お休みの方が2名いらっしゃいました。
皆様、風邪にお気をつけてくださいね。

ベトナム旅行から帰られたH野さんもちょっと風邪気味のお声。
お土産のきなこのお菓子のおいしかったこと。
それに、この歌会は皆様がいっぱい差し入れしてくださるので、
お昼食べないでくればよかったといつも後悔。

でも、すっかり忘れて(笑)いつも食べてきた上に、ここでお菓子を
いただくので、むむむ、どこがウエストやらわからなくなってきました。

昔、やせていたころに、太った人を見て

ど~こがヒップかウエストか
ど~こがヒップかウエストか
ベルトをしないとわからない♪・・・めだかの学校のメロディで
                     歌う人・いない?すみません。

とヒソカに歌っておりました。その時のバチがしっかりあたった(涙)
ベルトをするどころか、できるベルトがなくなりました(大泣)

閑話休題

柚の千切り
黄金(こがね)の青海波
香りのしぶき
満ちみちて
冬の台所

 いやあ、おちゃらけた前文がまことに申し訳なく思える格調の高いお歌。
 
 青海波がわからないと解かりにくいかもしれません。
 着物の紋様で波の形で普通は青色です。

 柚を千切りにすると、丸い曲線のままたくさんできあがっていく、その様を
 青海波と譬えられたセンスの良さ。
 波にちなんで、香りの波しぶきときたら、もうたまりませんね。
 2点献上。


四十九日忌法要
終えた寺で
遅めの年賀交換
お年玉もらって
喜ぶ子供たち

 49日ですから、まだ故人が去られてそんなに時間がたっていません。
 大人たちは悲しみをこらえ年賀の挨拶をする。

 しかし子供たちは亡き人を偲ぶにはまだ幼すぎて、お年玉をもらえたこと
 を喜ぶ。それが現実でしょうし、それが普通のことなのでしょう。
 
 ご自分の悲しみにおぼれることなく、日常を受け入れられている作者は
 大人です。


初歌会でいただいた
房総の菜花
真っ青に茹で上げれば
春一番の香り立ち
ビリリ辛子で〆て晩酌すすむ

 本日一席のA野さんのお歌も、藤沢日曜歌会でK春さんからいただいた
 菜花を詠われたお歌でした。あちらは一本だけ活けて見られたお歌、
 こちらは遠慮会釈もなく、すぐさま茹で上げ、晩酌の友とされた。
 
 私もまったく同様でしたので、このお歌の作者に共感度特大。
 やはり2点献上です。


私の歌

少しだけ
飼主のほうが
若い
老いた犬を連れ
ゆっくりと歩く

 帰宅途中にたまたま続けてであった風景です。
 犬はみるからに年老いて、まっすぐに歩けないほどの状態でした。
 
 飼主は、とみると、やはり年配の方だが、犬よりは少しお若いのだろう・・と
 なんとなく、ここ何年か愛犬を亡くした友人のことなど思えて、せつなくなり
 作った歌でした。
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by machako-hamakaze | 2010-01-28 17:42

新横浜歌会

新横浜歌会では毎年、1月の歌会では題詠に干支を詠っています。
寅、虎、トラ、とら・・・なんとなく他の干支より作りやすいような気も
しますがが私は欠席でした。


自由詠

平成生まれの成人達
未来の設計や夢を
誇らしげに語る
半世紀前成人の私は
静かな人生を過す

 昨今の成人式では、暴れる成人が多く、そんな歌がけっこう出て
 いましたが、このお歌は新成人のすがすがしさを詠われている。
 成人式から五十年の時を経た作者が、かつての若さを思い出し
 つつ、今は静かな時間を過していると詠う。味わい深い。


題詠「とら」

フーテンではないけれど
私も寅さん
ときどきマドンナに片想い
知られぬように
オトコの純情をしまい込む

 フーテンの寅さんは、本当によく恋をしていましたね。
 社会のルールに縛られることなく、それでいて、まっとうな生き方を
 教えてくれていました。

 どんどん片思いなさったらいかがでしょうか。いつかそのお相手の
 心もトラえられるかも・・・よ・


「おめでとうさん!」
テレビから流れる
ふるさと訛りに
・・・亡母(はは)は寅年だったなあ・・・
望郷の思い 次々と

 特に年末からお正月にかけては、日本各地の様子がテレビから流れ
 ます。
 そんな番組の一つで、懐かしいふるさと訛りを聞かれて、ふるさとを
 思い、お母さまを思い出された作者。一つのことをきっかけに、思いは
 尽きなくなったようです。


獲物をねらう緊迫は
ここにはない
動物園のトラ
のろのろと首をまわして
見返るという動作などする

 動物園の動物たち・・・地面はコンクリート、偽物の木、与えられるえさ
 まさしく本能をそがれたような・・・
 機敏な動作は必要ないのであろう。それは彼らにとって、はたして幸せ
 なのであろうか、と作者は問うている。
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by machako-hamakaze | 2010-01-26 17:30

横浜木曜歌会 NIGHT TWO

横浜歌会が二つになり、はじめは両方の歌会とも20人以上の
ご出席でどうなることかとおもいましたが、17~18人という
理想の人数で安定しそうです。

やはり歌会はあまり人数が多いと、お歌のコメントをたくさんの方
からうかがえないし、また自分もコメントをする機会が少なくて
ちょっと寂しいものがありますので、17~18人というのは
賑やかであり、また、コメントもけっこううかがえるという人数です。


「うまい」しか
言ったことがない
湧水のように
純粋の人には
語彙が奪われる

 このお歌はなかなか難解なお歌です。

 解釈が分かれると思います。
 まずは、「うまい」しか言ったことがない、のは作者か、純粋の人か。
 
 語彙が奪われたのは、作者か純粋の人か。

 私は湧水のような純粋の人に対しては、水がうまいと言うように
 「うまい」としか言えない、「うまい」以外の語彙が奪われるほどに
 素晴らしい、と取りました。


大根畑の桟敷 から
ひとり眺める
新春大歌舞伎
幕間にカラス横ぎるも
天晴れ!茜富士

 自然界を眺めるのに、場所を選ばず、そしてその様を大歌舞伎と
 譬えられる作者。大根畑は桟敷席ともなる。

 その幕間(まくあい)にカラスが飛ぶ。カアーと鳴いたかどうかは
 わからないが、歌舞伎の効果音のようだ。

 見得ときるように、富士は見事な茜色! よお 日本屋(富士の屋号は
 これかな?)、と声掛けたくなるような。


掘り起こした里芋を
芋甕に埋ける
春になったら
必ず迎えに来る と
稲藁を被せて

 農業を生活感のリアリティあふれ、また詩情をこめて詠われた。
 詠う素材として、家庭菜園ものはけっこうありますが、本格的に
 農作業のことを詠われる歌は少ないので、是非作者には詠い
 続けていただきたいと思います。
 
 東北育ちの私は、冬になると、農家でなくても大根などを庭の雪の
 中に埋けた。冷蔵庫のない時代のまた野菜不足になりがちな冬の、
 実にうまいエコ保存法だった。雪の降る寒い中その埋けた野菜を取りに
 行ったものだった。

 今は埋けるほど雪が降らなくなったし、スーパーに行けばなんでも 
 手に入る。味気ないほど簡単に。
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by machako-hamakaze | 2010-01-25 10:59

ヘリオス歌会準備歌会

去年、いろいろな事情から、上大岡歌会が解散となり、新たに
ヘリオス歌会としてK雲さん代表で2月から発会することになりました。

でも旧上大岡歌会の方が1月も空けたくないという方が多く
準備会ということになったとのことです。

発会には是非とも参加したいです。
皆様も是非ご参加ください。場所は上大岡ヘリオスタワーです。
この「ヘリオス」は、ギリシャ語で「太陽」という意味だそうです。
ステキですね。


初めて花を咲かせるように
活き活きと
心豊かに思いやりを持ち
出合いも大切にして
余生を楽しみたい

 植物が初めての花を咲かせるように、という表現がとてもステキです。
 初々しいお気持ちがでています。
 そのようなお気持ちで、人との出合いを豊かにしていきたい、と
 作者の余生は素晴らしいものになりそうですね。


温かな日差しを受けて
微笑みかけて来る 窓辺の花
唇には歌を
心には太陽を
温かな心 今年の幕開け

 こちらのお歌もなにか心に決するものがありながらも、大人の方らしい
 柔らかな心と温かなおもいやりをもっておられる作者が感じられます。

 本当に、温かな日差しのような心を持っていきたいものです。


穏やかに過した
元日の朝に誓う
無理をしながらの一歩より
無理をせず一歩づつ
「健康と感謝」を祈り暮らす

 案外大事なことなのに、忘れていたことを思い出させていただきました。
 ついつい、無理を重ねるうち、それが無理してやっていることだと
 本人も気がつかなくなっていることがあります。

 元旦に新たに心に刻む、とても良いと思います。
  
ヘリオス歌会がますます発展することを祈ります。
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by machako-hamakaze | 2010-01-23 12:10

歌会SUN-SUN

前月から開始時間が12時半になりました。

会場を借りる時間が3コマずつなので、30分早めないと、時間がいつも
不足してしまうので、そうされたようです。

今日も面白いお歌がめじろ押しです。


空が 青い
あのとき
通せんぼして
くれたのは
天使だね

 私は、この作者か親しいどなたかが、命の危険に出会ったときに、そのまま
 天に召されなかったのは、天使が通せんぼしてくれたから、と解釈しました。
 
 作者は特に、そういうときのことではなくても、何かイベントのようなものに
 参加しようと思っていたときに、事情があっていけなかった、でも、行けないで
 残念だ!と思うより、行かないでよかったのかもしれない、と思えるようになった
 ・・・と、とても味わい深いコメントでした。


拍手に包まれ無事終った
22歳のラストコンサート
遠くから駆けつけてくれた
おじいちゃん ありがとう
帰りの杖を忘れないでね

 ほほえましいお歌です。

 ただ、作者と22歳の方、おじいちゃん、との関係が見えてきません。
 お孫さんのことなのでしょうが、そうすると「ラストコンサート」という
 イベントの位置などが、やはりわからないのです。

 作者は、お孫さんの卒業コンサートのときのことを、お孫さんの気持ちに
 なって作ったとのこと。そうすると、「ラストコンサート」より「卒業~」と
 されたほうが、解かりやすいです。

 それからとても面白いコメントがありました。
 「帰りの杖」というのは、作者のことだと。お孫さんがおばあちゃまのことを
 おじいちゃまに、そういわれたとか。その作者コメントをうかがったとたん
 それを詠われたらよかったのに、という声がたくさんでした。そうですね!


裏山は一面の樹氷
故郷とは
想いの尽きないところだ
餓鬼の頃のいたずらが
今も老木に残っている

 故郷はいくつになってもなつかしいもの、必ず帰りたくなるもの、それを
 作者は「想いの尽きないところだ」と表現。
 この表現に強く魅かれました。

 作者にもお話しましたが、「餓鬼」はちょっと強すぎる表現かなと。
 カタカナにされたほうが、すーっと入ってくるような気がします。
 
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by machako-hamakaze | 2010-01-21 10:21

藤沢日曜歌会

藤沢日曜歌会は、イベントが多かったので、回数として数えてない
ときが多くありました。

じつは10周年は今年のはずなんですが、朗読歌会、いも煮会など
カウントしていなかった時が多く、結局、今回が109回でした。

今年のいも煮会もカウントしないとすると、来年の1月がちょうと
120回となり、10周年なのですが、お正月ということもあり、皆さんにも
お聴きして、来年の2月に10周年をするということに決まりました。

さすがに、10周年ですから記念歌集も企画します。
ハマ風の5周年歌集の編集が終り、朗読歌会、「風の大会」がすんだら
こちらの編集も本格的にはじめないとと思っています。

ここまで藤沢歌会を支えてきてくださった皆様には是非お歌を
寄せていただきたいと思っています。

なお、火曜と鎌倉歌会も日曜の子供・孫歌会となるので、歌集は一緒
です。心強いです。


左手に競馬新聞
右手に箸
初老の男達がお年玉を狙う
目くじらは立てまい
ハマ野毛 黒光りする中華料理屋

 場面が生き生きと浮かびます。
 ハマ野毛という場所、中華料理店、競馬新聞などにリアリティがあり、
 ああ、こういうのってあるなああ、と一種の感慨があります。
 
 そして、普段だったら、ちょっと眉をひそめるような風景だけど、
 ここはなんと言っても野毛だものと、おじさんたちに優しい目を向ける
 作者。


湯に浮かぶ
柚を指で押し戻す
ぽわん
胸の底から
上がる気泡たち

 点を入れた方たちほぼ全員が3行目の「ぽわん」にぐっときました。
 柚を入れたお風呂。寄ってくる柚を指で戻す時のちょっと気泡がたつ
 その様を「胸の底から/上る気泡たち」と表現。

 なんとも、心地よく、柚入りお風呂に入浴している気分。


ガラス越しの
日差しに誘われ
ひそやかに咲いている
蝋梅を確かめに庭に出る
芳香を運ぶ風はまだ冷たい

 言葉数は多いのですが、静かな、能のすり足のような雰囲気が好きです。
 
 そして、温かいお部屋から、蝋梅がさいているかどうか確かめに庭に
 でる、芳しい香りがしていたが、香りをのせてきた風の冷たさ。


まろやかなコク
長い熟成を経て
この味になったのだ
八十年ものの
おじいさん

 このお歌を熟成したウイスキーととられた方が数人おられた。
 確かに熟成、八十年もの、などという言葉で、そういう解釈もなりたつかも
 しれません。
 
 でも、このお歌はやはり八十年という歳月を生きてこられた男性の味わいを
 詠ったものでしょう。
 ただ、最近の80歳はお若いので、コクの味わいとなるのはまだまだと
 いう方が多いのでは・・・

 作者は葉山の近く長井漁港でお魚を売っている元漁師さんのおじいさんが
 あまりに良い顔をしておられたので、詠ってみたとのこと。
 袋に詰め放題で500円とか・・・
 行ってみたい、おじいさんにも会ってみたい!


私の歌

忙しい日も
たいくつな日も
今日という一日
上映は
青い幕が下りて了(しまい)

 去年は激しい茜色の夕暮れを詠いましたが、今回は静かな夕暮れを
 詠ってみました。

 闇が訪れる少し前に、夕焼けを仕舞いこむように、青い空が降りてきます。
 どんな一日だったとしても、今日の部は了。
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by machako-hamakaze | 2010-01-17 11:34

新春お弁当・お茶会付き鎌倉歌会

この日は午前に篠笛の初練習がありました。

音が全然でなくて、落ち込みましたが、まあ最初だしと言いわけしつつ
(まったく初めての方がすごく良い音をだされているので仰天しつつ)
あぶら汗流しつつ(大げさ?)手は氷のように冷えるし、内心はやっぱり
向かないのかなあとしょんぼりでした。
一緒に初参加のA野さんはちゃんときれいな音がでているので
余計焦りました。でも、もともと楽器は超苦手だったし、後から
ゆっくりついていこうと思っています。

それにしても・・・・

閑話休題

まずはお弁当をいただきました。K軒の小ぶりながらおいしいお弁当です。
それから、歌会がはじまりました。

あるがままを
丸ごと受け入れてくれる
よき友が
与えられていることに
年の初めにまず感謝

 なかなかあるがままを受け入れてくれる友人はいないものです。
 大人ですから、意見の相違や納得できないことがあっても、そこは
 胸に納めてくれるものですが、丸ごと受け入れてくださる方は
 作者にとって、とても大切な方ですね。

 与えられている・・・と思うのもむべなるかな、です。


寅の年
ラッキーなこと
望みながら
とりあえず
神妙に初詣で

 この折句も良く出来ています。
 作者もわかりますが、やはり折句名人に2点いれてしまいました。


いつもと変わらない
日の出の風景だけれど
いや、だからこそ感謝し
年の初めのこの朝は
合掌せずにはいられない

 作者のお人柄の謙虚さをまず感じます。
 
 寝坊の私は初日の出を拝みたいとか、初日の出でなくとも、朝のお日様に
 感謝とかしたことがないのですが(しかも夕暮れのほうがが好きで歌も
 かなり書いています)、こういうお歌に最近は感動するようになりました。

 子供のころから、母になんにでも神様がいるんだから、感謝するんだよ、
 と教えられていたので、そういう気持ちはずっともっているのですが
 基本ともいえる日の出に今度ちゃんと感謝の思いを込めてみます。


にげてゆく
わたしのことば
つかまえた!
するりと抜けた!
またおいかける 初夢

 なんとすてきな初夢を見られたのでしょう。
 「わたしのことば」なのに、なんで逃げるのかしら。
 にげらえても必ず捕まえてくださいね。

 ふと、おもいついた歌やことばが次の瞬間消えてしまうことはよくあります。
 そして、そういうのに限って、めったにないほど、良い歌だったと後から
 思うのです。
 逃がした魚は大きい・・・って、本当ですね(笑)


歌会のあとは、みなさんそれこそ神妙なる面持ちでN草お師匠さまのお手前で
お茶会の始まりです。

ちゃんと作法を心得ておられる方も数人いらっしゃいますが、私など、これで
何回目かなのに、いちいち前の方の作法を見て真似をしてなんとか・・・です。

お師匠さまはもちろんのこと、男性のⅠ田さんがお着物でいらっしゃいました。
あとはE藤さん、A野さん、U野さんもあでやかな和服。

自分は着ないですがやはり和服は素敵!

N草お師匠様ありがとうございました。
ご不幸があったのに、こうした歌会を開いてくださったM岡さん、ほんとうに
お疲れ様でした。ありがとうございました。
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by machako-hamakaze | 2010-01-16 17:31

新年の初歌会「ハマのうたかい」

新年初の歌会だというのに、今月はお休みしました。
H野さん、A野さんと私がそろってお休みして、申し訳なかったです。

翌朝の9時半から、実は今年から入門した篠笛教室の初練習日
で、午後は鎌倉歌会(お弁当とお茶会付き)があるので、体力的
なことを考えての欠席でした。


寂れた駐車場の黒ネコは
道行く人に声をかけられる
日溜りでウトウト考えるのは
メタボなお腹と
呼ばれるたびに違う 名前のこと

 最初に読ませていただいた時より、さらにすきになった歌ですね。
 
 小説のような印象。ネコは確かに、これくらいのことは考えてそう・・・と
 読み手に思わせてくれる雰囲気です。
 
 2行目の「声を」と「を」入れられたのが良かったです。わりと、「声かけ
 られる」としがちですが、このお歌の場合は助詞「を」が生きています。

 特に5行目が好きですね。私は道でネコにあうと、ねこちゃん、と小さく
 声をかけます。


サラ金広告を手に
寒そうに佇む
サンタ姿のサンドイッチマン
人は足早に通り過ぎ
賑わう街に侘しさ残る

 通りすがりの風景をよく観察されています。
 今はあまり見なくなったサンドイッチマンですが、昔も今もなぜか
 物悲しい雰囲気があります。ティッシュでも持っていれば、もう少し
 興味をしめしてくれるかもしれませんが・・・

 しかし、サラ金の広告を見て、借りにいかざるを得なくなる人もいて
 その行く末もなにか物悲しい。そんなところまで考えさせます。

 5行目がもう少しすっきりするともっと良いと思います。


恐る おそる
詰めて頂けますか
ああっ、気が付きませんで
言ってみるもの
車内は多くの笑顔が広がる

 とても感じの良いお歌だと思います。こういった場面に出会うと本当に
 一日が気持ちよくなります。

 5行目 「車内は」にされたら「多くの笑顔」で止めた方が、また「車内に」
 ならこのままでも良いと思うのですが・・・
 もっとあっさりと「車内に広がる笑顔」とか

 このお歌では5行目のことは或る程度予想がつきます。
 だから説明にならないように、すっきりとした表現のほうが良いと思います。


虎の年
楽な気持ちで
のんびりと
友と歌会
自然体で

 一目見て、作者がわかる干支を詠った折句。
 年々、お上手になられて、本当に自然な歌になっています。
 ここまで自然に折句をものされる作者に敬意をはらいます。
 良いお歌だと思います。
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by machako-hamakaze | 2010-01-14 11:54