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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 01月 ( 19 )   > この月の画像一覧

戸塚「新老人の会」

いやはや今日は、いままで自動で出ていたブログIDが
でなくなり、パスワードも再設定をしなくてはいけなかった。
ブログ初心者(とは言っても、もう2年以上書いてはいますが)
しかも、パソコン苦手な私は四苦八苦でした。

よく息子に落ち着いて、ちゃんと書いてあることを読みなさいと
叱られますが、まさしくそのとおりで、ちゃんと読めば、自分で
解決できることが多いのですよね。

苦手!という意識が強すぎるようです。
もう少し頑張らないと・・・

12月25日の歌会でした。


平成の童謡
ポッポッポ鳩ポッポ
豆もお菓子も
みないらない
ママが9億円くれたから

 もう、説明はいりませんね。
 将来、この歌を読んだら、平成時代のある政治家一家のことだったなあと
 思いだされるでしょう。
 童謡を上手く使って、味のある社会詠となった。


「何を食べても美味しいのよ」が
口癖だった百二才姑(はは)
最近食欲が落ちたという
案じ 会いに行くと
「まだ当分は死なんよ」と笑う

 なんと素晴らしいお姑さまでしょう。
 歌会でお会いする80歳以上の方のお元気さ、そのユーモアにいつも
 感動していますが、こちらのお姑さまも、素晴らしいですね。

 作者がお見舞いにいらしたら、お元気でもうパクパクと召し上がって
 いらしたそうです。
 凄い!


年の瀬の
第九の発表会
二百余人の大合唱
蝶ネクタイの
知人の姿見え

 二百余人の同じ蝶ネクタイ姿の大合唱隊の中から、知人の姿を見つける
 という、それだけでも感動。
 こういうところをお歌にされるという姿勢が面白いです。
 
 五行歌は、人生や自然の美しさを詠うだけではないのです。
 日々の暮らしの中にいくらでもテーマがあります。


私の歌

うずまく
紋様が
オリオン星雲のようだ
内視鏡でみる
わが胃壁の宇宙

 この歌にこの歌会でたくさんの点数をいただくとは、正直思ってもいません
 でした。新老人の会、おそるべし。新しい表現と88歳の方に言っていただき
 うれしくて。


歌会終了後は皆さんご参加の忘年会。

この歌会が始まったとき、ここまで、楽しい歌会になるとは正直思っても
いなかったのです。ご年配の方たちの大人しい歌会・・・かなと。

ところが、人生の先輩たちの飛んでる(とあえて言いたい)発想や
鋭い視点のお歌やご意見がどんどん出てきます。
しかも、行動的なのです。

10月のいも煮会歌会にも全員ご参加でした。

今年は朗読歌会にも是非全員のご参加をと思っています。

 
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by machako-hamakaze | 2010-01-13 14:53

はなみずき

昨年12月24日の開催でした。
うかがう予定でしたが、前後にハマ風の用事が重なり、欠席でしたが
紙上参加をさせていただきました。


ネジの巻きかたが
自分だけ
違っちゃったかな
冬の雑踏の中
ひとり佇む

 こういう経験をよくしました。
 雑踏の中、また友人と一緒の時、もちろん一人の時も。
 他の人と違う・・・ということを受け入れて、よし、とできるまで、時間が
 かかりました。
 この作者もふと、自分が違っているという疎外感、孤独感を「ネジの
 巻きかた」の違いと捉えた秀作です。


子供の頃のプレゼント
お菓子の入った銀の靴
思わず履いていみたくなる
雪の街を歩きたい
イルミネーションの光る路

 クリスマスのころは子供や若い人ならずとも、ましてキリスト教徒でもない
 のに、なぜかあの音楽や華やかなイルミネーションの中を歩いていると
 わくわくしてくる。
 子供のころにかえったように、あの銀の靴を履いてみたくなった作者の
 可愛らしさがでています。

 1,2行目が名詞止めになっていますが、どちらかに助詞をおぎなうと
 良いかと思います。歌に作者の心情の動きが見えてきます。


良い月も
悪い月も
すててきた
カレンダーも残り1枚
来年は残しておこうか

 その月が終れば、カレンダーは惜しげもなくはがされて捨て去られるもの。
 
 ときに、素敵な絵や写真が載っていれば、そこだけは取っておいたりする
 ことがあるくらい。

 残り1枚となった時、作者は今年を思い起こしてみる。良いこともあった、
 悪いこともあった・・・時間というものの大切さを、師走になってより
 思われたのだろう。その感慨が5行目となったのでしょう。

 非常に味わい深いお歌です。


私の歌

樹は
その根の形と
同じ姿をしているという
たじろがずいられるか
偽りの我ら 人よ

 最近読んだ本で知ったことです。
 がつんときました。樹は根っこのところから、さらけ出している。
 
 このところ、身辺に限らずいろいろなことがあり、自分も含めて樹のように
 していられるだろうか、と書きました。
 
 硬くきつい歌になってしまいました。
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by machako-hamakaze | 2010-01-11 12:48

ひまわり会 二か月分

ひまわり会さんから2ヶ月分のプリントいただきました。
事務局さんにお手数おかけしました。

11月16日(月)の歌会です。

いよいよ冬がやって来た
世の中も不景気
お茶しましょ
の一言が
心を癒します

 本当にそうですよね。
 どなたからのお誘いでもうれしいものです(道でナンパされた場合は気を
 つけましょう・・・知らない人には付いていかないようにね・・笑)

 ご近所の方かも、ご友人かも。きっと作者の所在無い思いがその方に
 伝わったのかもしれません。

 4行目ですが、「の」と「一言」の間を1マスあけたら、よりうれしさが
 伝わるかもしれません。


サク サクサクサク
包丁の切れ味が
まな板に当る音でわかる
料理を上手にと云わぬ許りに
よく手入れをしてくれる

 ご主人さまかどなたかご家族の方が研いでくださったのでしょうか?
 あまりの切れ味のよさに、もっとおいしくと催促されているような気になられた
 のでしょうか。

 擬音が効果的でとても面白いお歌です。
 昔は包丁研ぎは男性の仕事でしたものね。
 父がよく研いでいたのを思いだします。夫はさわりもしませんが・・・


12月21日(月)の歌会です。

少し照れながら
笑顔でご主人の話を
していた友に
かける言葉がみつからない
御主人の急な訃報に

 最近読んだ本で、仲の良いご夫婦のご主人が亡くなって奥様が嘆き悲しむ
 のは当然だと思っていたが、不仲が知られていた間での不幸でも、やはり
 妻の悲しみは大きいとあった。確かに、喧嘩したり対立しながらも、そういう
 相手がいた、ということは大きいのですものね。

 このお歌の中のご友人は普段からご主人をとても大切に思われていらした
 方ですから、それは悲しみが大きいことだと思います。
 作者の友を思いやる気持ちが伝わります。


能動的な半年
受動的な半年
心の豊かさ減少気味
健康面 年相応
今年の自分史縮小気味

 まるで漢字五行歌のようです。
 普通なら、これだけ名詞止めが続くと、いいたいことがどこにあるかが、
 わからなくなるものですが、このお歌は歯切れ良く、ご自分の最近を
 よく詠われています。

 今度是非漢字五行歌にトライしてみませんか?
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by machako-hamakaze | 2010-01-09 12:57

新横浜歌会

久しぶりの新横浜歌会です。
自由詠と題詠の2首で、大変です・・・と言っても、そうしたらとお勧めした
のは、私です(笑)

だから文句は言えませんね。

自由詠

歌がちっともまとまらないの
誰か教えてください
「傾向と対策」
そんな本が
何処かにないでしょうか

 そんな本があったら、一番に買いたい!私です。
 が、しかし、本にまでは出来ないですが、たくさんの歌会に出席していると
 A歌会ではこんな歌が、B歌会ではあんな歌が、受ける!というのは
 大体わかるのです・・・だから傾向はなんとか。
 でも、こんな歌やらあんな歌が書ければ、のお話で、対策ができません。

 傾向も対策も関係なしに、自分の中から湧いてくるものを出すしかないです。

 しかし、作者はなんと、いつも素晴らしいお歌を書かれるO岩さんでした。
 真の名作は一生に一度書けたら、幸いと・・・思っています。

 K雲さんの「語らないと~」のお歌とか、H野さんの「冷奴」のお歌とか・・
 私もいつかああいうお歌を書きたいものだと願っています。


わからないときには
わからない
人の情け
わかったときに ただ
悔やむばかり

 本当に共感できました。
 わからないときには、なにがどうしても、わからないものなのです。
 でも、きっと作者の方の「情け」がわからなかった、と悔やんでいる方も
 あるかもしれません。

 人の世って、そんなもんじゃあございませんか?
 (新派みたいになっちゃいました・・・笑)


私の歌

あの炎のような
夕焼けを見たか
誰かが
正気を無くした
声が聞こえる

 夕焼け三部作の1首です。本当に聞こえたのです(幻聴でなければ)
 そしたら、本当に聞こえたらだめ!と点を入れてくださったK林さん(笑)


題詠「彩る」

役目を終えた
銀杏
路上をキャンパスに
なごりの彩(さい)を
ゴッホ色で染める

 銀杏の色は確かに、あのゴッホの黄色ですよね。
 このお歌を読むまで、考えもしませんでした。


心に花があるように
人はそれぞれの
彩りの傘を
かかげて
冬の雨の街を行く

 この不況の中に生きる人の心のありようを詠われたと思いました。
 だから、この傘は実際の傘ではなくても良いのではと。

 作者は実際に雨が降ってきたときに、人々が傘をさす様子から
 詠われたようですが、でもそういう思いがあって出来たとのことです。


私の歌

チリメンジャコの
目のような
イルミネーションが
2009年を
彩っている

 あまり、イルミネーションは好きではないのですが、さすがに、今年の
 例の発光ダイオードの青い小さなイルミネーションを、しかも飾る家が
 かなり減ってしまったのを見て、2009年を象徴しているようで・・・


 
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by machako-hamakaze | 2010-01-07 16:54

横浜水曜歌会

横浜歌会も二つになって、なかなか2つとも出席というわけには
いかなくなってしまいました。

今月は水曜に出席です。
残念ながら忘年会は欠席です。
でも、無料出席券をいただきましたので、次回に使わせていただきます。


宝くじは
連番でも
バラでも
当る確率が同じですって
でも バラを買います

 宝くじは以前はDKバンクでパートしてたもので、本当に良く買いました。
 銀行で買ったのではないけれど、ゲンを担いで、新橋の某売り場までいって
 買った1枚がなんと、10万円当ったことが一回あって(これで運使い果たし)
 みんなにケーキやお茶ご馳走して、残りで姉夫婦を温泉旅行に誘いました。
 当然、赤字・・・差額を姉に出していただくというお粗末でしたが・・・笑
 
 このお歌ははっきりと、私の勘違い希望で、2点いれました。
 バラはバラでも、お花のバラを買ったと思いこみたくて・・・
 こんな点数の入れ方可笑しいといわれるかもしれませんが。
 (食い意地はった私、豚バラ肉でも・・・)

 でも、宝くじというあまりないテーマでさらりと詠われて、時期もなんとなく
 年末だろうな、とわかるし、作者の性格も見えて、面白いお歌でした。


かつどんを食べながら
隣席のナポリタンの方が
良かったと悔いている
窓に見るボートが荒波の中
水しぶきをあげ突き進む

 前3行は私などよくあること。他の方も思い当たることが多いでしょう。
 しかし、この作者の凄いところは、あとの2行の持ってきかたです。

 他人の食べているものが良く見えて、後悔までしている自分と
 水しぶきあげて、突き進む、潔いボートの動き、との対照が光ります。
 
 かっこよい表現をしなくても、味わいのあるお歌になるということです。


長年連れ添った
夫を語る
妻の言葉は
愛おしそうで
あったかい

 某歌会で最近ご主人をなくされた方があって、まさしくこのようだった
 のです。作者のやさしい思いやりが表現されていて、感動しました。
 作者はやはりその方のことを詠われたとのこと。

 私の藤沢日曜歌会でも、ほぼ同時期にご主人を亡くされた方が
 あったのですが、ご主人のことを語ることはあまりなかったのですが
 とても大切に思われて、気遣っておられることが感じられていましたので、
 余計に心にしみました。


やだな
冷たい雨
電線に
ずぶ濡れになった
雀の嘆き

 雀を観察されての擬人化された叙景だと思いますが、人のこととも
 思えます。
 こういう状況に追いやられた人を気遣ってか、またいつなんどき、
 自分もこんな状況になるやもしれず・・・と、深読みしました。


西日の中を
自転車で走る
バットとグローブを積んで
山本、あの頃からの
付き合いだな

 欠席歌ながら、今日一番好きなお歌でした。
 少年時代からのお付き合いの山本さんを、ふと思い出された作者。
 このお歌で、山本さんのお人柄もわかります。
 
 いやあ、青春ですね。
 うしろ2行が、特にすばらしい!


私の歌

キリはヤマが
好き
もてすぎが妬けるので
朝に夕に
もわりと 隠しちゃう

 なんの深い意味もない歌ですね。
 旅行先で、見たい山の景色をなんだか霧が隠していることが多いので、
 ちょっと茶化して詠ってみました。

 それで、わざと「キリ、ヤマ」とカタカナにして。
 「この作者は漢字が書けないのかなあ」とはある方のコメント(笑)

 う~む、霧くらいは書けるんですが・・・笑
 
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by machako-hamakaze | 2010-01-07 13:23

藤沢火曜歌会

本日は、お弁当付きお楽しみ忘年歌会と銘打って11時半からの開始。
藤沢火曜歌会は1時からの会なので、2次会はいつもお茶くらいです。
年に一回はこうした催しも良いですね。

藤沢日曜歌会もそうでしたが、お弁当が不必要の方は、無料出席券
がいただけました。
20人のご参加で大盛会でした。

今日は題詠のみ「横顔」
難しかったですね。


散歩コース
犬の飼い主
すれ違いざま
見せる横顔に
「我が子が一番」の文字

 ペット好きの方でしたら、みな身に覚えのあることですね。
 わかりやすく楽しいお歌です。

 前3行は意識的に名詞止めにされたのでしょうか。
 どこかに一つ助詞を入れると、柔かくなって、よりユーモア感が
 伝わりやすいのでは・・・・


横顔のあなたに
こっそりと
がんばってねと
応援をする
横の席から

 好きな人だと真正面にすわりたいもの。
 でも、こっそりと応援するのは確かに横の席のほうがベストです。
 「横顔」とあるから、「横の席」としなくても・・・とコメントしたら、
 なんと、作者お得意の「折句・よ・こ・が・お・よ」を入れ込んだため
 とわかりました。

 さすがです。


ぼんやりと
眺めています
浮雲に
母の横顔重ねる
昼下がり

 あります、こういうこと。
 何をみても、亡き母を思うのはいくつになっても変わりません。

 ぼんやりとした心の隙間に、ふと入り込む懐かしいお母様への慕情を
 さらりと詠われています。


ジングルベルに
お歳暮商戦
年賀状書きに
すす払い
師走の横顔

 かっこいいですねえ。
 師走の出来事、決め事を、その「横顔」と捕らえた作者の歌心に感心
 しました。

 さて、そうなると、師走を正面からみたら、どんな顔?とも思いました。
 それは、人の心の中のありようかもしれません。


交差点を渡ってくる人波を
右肩で割って
左腰を滑り込ませる
就活服(リクルートスーツ)の女子の
横顔はまだ幼くて

 不況の最中、就活(就職活動)をしている学生の緊張感を、交差点を
 渡るその所作に見られた、作者。
 日常を、そのまま捉えた表現で、現代を大きく詠う。


私の歌

テレビを観て
笑っている
介護で疲れてる
ねえさんの
幼さの残る横顔

 私の姉は若いときから苦労の多い人でした。6人兄弟の2番目(実際は8人
 兄弟でしたが、2人が亡くなっています)の女の子でしたから、体の弱かった
 母を助けて、子守や家事を小さい時からこなしてきて、結婚してからも・・・
 
 今は義兄の介護をしていますが、その合間にふっと見せる姉のくったくない
 笑い顔が、切ないくらいに愛しいと思いました。
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by machako-hamakaze | 2010-01-05 09:52

鎌倉歌会

新年の鎌倉歌会は、お弁当とお茶会付きです。
みなさま、ふるってご参加くださいませ。


青と金とのうす衣(ぎぬ)に
古代の女王を踊る女(ひと)
夢みるか
瞳は古人(いにしえびと)そのまゝに
今を生きる踊る女(ひと)

 べりーダンスかミュージカルか、はたまたフィギュアスケートか・・・
 読み手の想像が膨らみます。
 演じているときは、古代の女王になりきるが、しっかりと現代を生きている
 女性の強さ、しなやかさを詠われた。

 私は見逃したが、やはりスケート安藤美姫さんのことだとか。
 クレオパトラだったそうです。


糸をとおす
針穴の大きさに
変わりはないのに
針をもつ手元が
微妙にうごく

 年がいけば、目も悪くなり、またもっと年がいけば、針や糸を持つ手が
 震えてくることもあるだろう。
 そういうお歌なのだろうが、なぜか、私には、縫い物をしながらもの思う
 作者の雰囲気になんとなく、色気を感じてしまった。
 
 意図しなくても、ささいな日常の所作にそこはかとない色気を感じる
 時は美しい。


秋の主役はあなた
と もみじの傍(かたわら)に
すっくと
桜樹(さくらぎ)は立つ
全ての葉を落として

 もみじに主役を譲って、全ての葉を落とした桜樹は潔い。
 しかし、着々と蕾を貯え、来年の花開くときを思っている。
 そんな強かさも感じるお歌。


私の歌

冬の
冷たい夜気の中
しあわせな人の
背中が
柔らかな熱を放つ

 最近、藤沢日曜歌会でご結婚された方がいらして、歌会でご披露
 されたあと、忘年会にいくコートを着た後姿のカーブがいつにまして、
 柔らかな丸みを帯びて、温かそうだったので、Sさんへのお祝い歌で
 つくりました。

 お幸せにね!
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by machako-hamakaze | 2010-01-04 17:17

横浜木曜歌会 NIGHT TWO

三回目というのに、もう欠席になってしまいました。
歌会と歌会にはさまれて、体力も歌もない状態でした。
Ⅰ田さん、ごめんなさい。


青空に富士山が見える
久しぶりの友とみかん狩り
こんなにたわわに実るのか
おにぎりとトン汁で
懐かしい話に日が暮れる

 この歌会でこういうお歌が出れば、実はもうどこでみかん狩りしたかが
 わかってしまいます。
 この作者とは違う日でしたが、私も参加。
 それはそれは楽しい日をすごしました。

 東北の町から東京に初めて来た時に感動したのは、たいていの家の庭に
 なんと、みかんの木があり、実がなっていたことでした。
 うちの田舎でよく見かけたのは庄内柿だけです。同じ山形でも内陸に入ると
 りんごや、さくらんぼがありましたが・・・・

 この方もたわわに実ったみかんへの驚きと、振舞っていただいたトン汁に
 舌鼓をうちながら、話しに興ずる。
 
 良き日でしたね。


大銀杏(おおいちょう)の下に立ち
モデルにでもなった気分で
両手を広げる
初冬だ とさんざめき乍ら
葉が私を目がけて舞い散る

 大木の銀杏の木の下でのお歌。
 きっと誰もいなかったのでしょう。樹の命を感じるように、両手を広げた作者。
 その作者に舞い落ち、降りしきる銀杏の葉。
 
 絵になりますね。
 1行目の「大銀杏」を「おおいちょう」と読むと、ついお相撲さんの髷を想像
 してしまったのは私だけでしょうか。



日溜りの落葉から
寝入りばなの
小太りミミズがニョロッと!
ア、ごめん
起しちゃった?

 作者はお庭の掃除でもされていたのでしょうか?
 落葉たまりを掃かれたら、ミミズが出てきたのですね。
 そのミミズが「小太り」とは愉快です。
 その後のミミズが気になります。また落葉の下に返してあげたのでしょうか?

 お正月太りの私がゴロリと炬燵からはいでたような・・・もの?
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by machako-hamakaze | 2010-01-04 09:36

さくら会  

皆様明けましておめでとうございます。
昨年はこのブログを見てくださってありがとうございました。

本年もよろしくお願いいたします。
見てくださる方はけっこういらっしゃるのですが、コメントを書いて
下さる方が少ないのがちょっと寂しいです。

記事の右下に 小さく comments というところがありますので
そこをクリックしていただくと、コメントが書き込めます。
メールアドレスなどは必要ありません。

お待ちしております。

さて、ようやく去年12月9日の「さくら会」さんです。


年の瀬にあなたに贈る
お揃いの日記帳
来る年も豊かな思い
紡いでいけますように
同じ日付の想い出も・・・

 なんて、すてきなプレゼントなのでしょう。
 お揃いの日記帳。そんなプレゼント、全然思いつきませんでした。
 大事な人と同じ日記に、たまに会ったら同じ想い出・・・・
 なんてなんて素敵なんでしょう。

 差し上げたお相手がご主人さまだったら、もう感動してしまいます。


さっき迄確かに泣いていた
目覚めた 朝の
涙の跡
胸の奥にしまった
思いの欠らか 滴となって 

 悲しい夢を見られたのでしょう。
 私も母を追う夢を見て泣いて泣いて目がさめることがあります。
 この作者の胸の奥にしまっておかれる思いとは・・・
 読み手の胸も痛くなります。

 「欠ら」は「欠けら」のほうが解かりやすいのでは。平仮名でも。



たまたま耳にしhた
幼子の「バイバ~イ」
通り過ぎていった
何人かの面影よぎる
電車の揺れに身を任せて

 ふとしたひょうしに耳にした言葉で、いろいろな場面や想い出が
 胸をよぎることがあります。

 「バイバ~イ」から、作者の人生のある場面で、出会い、別れた
 そんなちょっとした通行人くらいのつながりだったかもしれない
 人たちを想い出す。

 何気ない人の日常の中で「時」がもたらす哀しみのようなものが
 感じられる佳品。
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by machako-hamakaze | 2010-01-03 21:53