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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 02月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ヘリオス歌会発会

ハマ風の会の一番新しい歌会です。

K雲さんの代表で、上大岡駅前ヘリオスタワー30階の集会室
での開催になります。
21人の方がご参加でした。

お祝いのお歌も多く出されました。


歌会終った帰り道
うたに遊んだ友たちは
童(わらべ)の顔して
思いの語らい
まだ続く

 歌会で意見を交し合ったあとも、まだ思いを語らえる場という
 のは素晴らしいです。
 歌会は本当に心の中を語り合える良さで、ここまで皆さんを
 ひきつけるのですよね。

 本音を衒わず語る人の顔は純真な童のようです。
 こうありたいものです。


美容整形で
豊胸、目パッチリ
この歌も
捨てないで
整形してみようか

 笑っちゃいました。推敲を整形と譬えられたところが面白いです。
 そうか、歌の豊胸、二重まぶたにするとは!

 想像したら、可笑しくて、また笑えました。
 楽しいです。
 
 そうですよ。歌会で点がイマイチでも、推敲されて光るお歌に
 なることが多いのです。


ホラ あの人 ホラ ホラ
突然聞こえてきた会話
ウトウトしながら考える
野際陽子でしょ!って
叫びたくてうずうず

 まったく同じ方を思い出せなくて、夫と、ホラC葉S一さんの
 元奥さんで、元アナウンサーで、と色々な情報がでてくるのに、
 野際さんのお名前が出てこなくて、夫に野際さんだろ、と言われ
 てそうそう。

 また、同じようなことが電車でもよくあります。教えてあげたい・・
 でも、見ず知らずのおばさんが言うわけにも・・・と、まったく
 大共感のお歌で、またまた笑わせていただきました。


私の歌

地に伏して
葉を広げ
冬陽をあびる
植物には知恵がある
変わることを恥じない

 冬の植物の過し方で、ロゼットというのがあります。すべての植物
 ではないのですが、ギシギシ、ヒメジョオン、オオアレチノギク、
 スイバなどが他の季節とはかなり異なった姿になって、冬を越します。

 その知恵におどろき、生き抜くために変わっていくことを堂々とする
 勿論意識しているわけではないのですが、変わることも前向きに
 人も取り入れていきたいと思った次第です。

 
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by machako-hamakaze | 2010-02-27 14:30

かすみ草

はなみずき代表さんのK音さんは、かかさずご出席でしたが、
ご家族のことで今回はご欠席ですね。

みなさん、きっと寂しかったことでしょう。
明るいK音さんがいらっしゃらないと、静か?
あ、これ人に言って見たかったです。

なにしろ、ある歌会の2次会でちょっと席を立っていたら、
「あれ、Mちゃこはいないの?どうりで静かだと思った・・爆笑・・」
ということがありましたので。

え?誰がそんなことを言ったのかって?
はい、忘れもしません。K雲さんです!こういうことはしっかり
覚えています(笑)


窓ガラスに
赤いクレヨンで
かいたらくがき
毎日眺めていた
父と母

 作者が幼いときでしょうね。らくがきをみながら、本当は叱り
 たいところだけど、あまりに可愛いらくがきに、何日もの間
 見とれていらしたのでしょう。

 作者にとっては、ご両親の愛しい想い出ですね、きっと。


父の時代は
男子厨房に入るべからず
思い浮かべると
濃い味でも うす味でもなく
心に沁みているあじでいい

 「男子厨房に入るべからず」の時代でも、お父様は勇気と
 愛情をもって厨房に入られたのでしょう。

 そのお味は忘れられない「心に沁みるあじ」なのですね。

 とても良い素材ですが、ちょっと惜しいですね。

 1行目で懐古されていることがわかりますので、3行目は
 なくても良いのでは。
 
 それと、5行目、「でいい」が4行目からのつながりを悪く
 しているようです。取ってしまうか「父の味」とかにされた
 ほうが、良くわかると思うのですが・・・
 

お母さんに叱られた幼な子
「おばあちゃんに
うさぎのピコちゃん会わせて
あげたかったのに・・・」
涙うるませ何とも愛おしい

 可愛い情景です。幼な子のしぐさ、ことばが見えて聞こえる
 ようです。

 ピコちゃんを、おばあちゃんに会わせようとして、叱られたと
 なると、おばあちゃんはご病気だったのでしょうか。
 ピコちゃんを連れていってはいけないところだったのでしょうか?
 
 作者の目線が優しいだけに、そのへんがわかるともっと良い
 お歌になると思います。
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by machako-hamakaze | 2010-02-23 16:05

患者会コスモスさんの五行歌サークル

年に3回おこなわれています、患者会コスモスさんの五行歌
サークルの講師で行ってまいりました。

こちらとのお付き合いもけっこう古くなりましたが、サークルと
なってからは、私、H野さん、K雲さん、Kみさんが交代で
講師としてちょっとお話してから、会員のみなさんとの
歌会をしています。

最初は患者会だけのご出席の方が、「ハマのうたかい」に
たくさんのご入会、また最近では講座にもいらして
くださっています。

こちらにおじゃますると、あたたかい雰囲気のなかで、
私たちのほうが励まされ元気をいただいてきます。

今回もハマのうたかいのT田さんもいらしてくださいました。


新しき年に
床屋談義で
初笑い
笑いを持ち帰りて
免疫力アップ

 床屋談義とはまた江戸時代のような粋ですね。
 面白い話題がいっぱいだったようですね。
 笑いはなによりも免疫力アップです。

 ご欠席の方でしたが、前回もお歌を寄せてくださいました。
 

寒いさむい今年の冬
早く来ないか暖かさ
もうすぐですよ!
そこまで来ていますよ!


 なんと言っても5行目が効いています。
 うまい!です。
 
 最初にお話をしてからサークルでもずっとご出席のS藤さん。
 いつも楽しいお歌です。


枕辺の明かりの下で
読むには重すぎる
それでもなお頁を追う
柳田邦男
私の救い手だから

 この固有名詞である「柳田邦男」さんの名前が効いています。
 作者のご体験がつぶさに見えるようです。

 もしも柳田邦男という作家を知らなくても、2行目、5行目で
 作者の心情を察することができます。


お母さん
さっきは あたって
ごめんね
うん おかあさんも
ごめんね

 たったこれだけの会話体のお歌ですが、涙のでるような親子の
 ふれあいが伝わります。
 U野さんもずっとご参加の方です。

 初めてのご参加のときは、ものすごく長いお歌をかかれました。
 それは、U野さんの心にあふれる思いがあったからです。
 紙の上でしたら、いつでもあふれ出させることができます。


“おまちどさま”
ホカホカご飯にお味噌汁
“新婚の時みたいね”
話しかけているというのに
やっぱりそっけない振り

 ご参加のみなさんはすぐにS野さんのお歌とわかりました。
 最近最愛のご主人をなくされたのです。

 コメントも涙、作者も涙でした。
 ご存命の時も、そっけないそぶりでした。でも、内心はきっと
 おいしいな、ありがとう、とおっしゃってらしたのでしょう。

 なくなられたばかりのときは、気力をなくしておられた作者が
 ご主人のために、ご飯を作ろうと思い毎日いらした時と同じ
 ように、食事の仕度をされはじめてから、ようやく気持ちが
 落ち着いてきたそうです。

 陰膳というものは、不在の人のためだけではなく、作る人の
 心のためでもあったと初めて気が付いた私です。

私の歌

米粒のような
木の芽がひかる
時を待っているのだ
駅のホームには
受験生あふれて

 基本的に、こちらは即詠なので、家をでるまで歌を考えない
 ことにしています。

 駅までに見た木々と駅のホームでみたことの取り合わせで
 したが、ちょっとわかりにくかったようです。

 自然はその時がくるまでじっと待って、芽をだし、花や葉になり
 ます。

 人は小さなうちから受験受験と無理をしているのでは・・・と、
 時を待つことができないのだろうか・・・と書いたのですが、
 「受験」というものの受け取り方が、違ったようで、推敲して
 みないと・・・

 そのあと、講座で推敲したものを持っていったのですが、やはり
 「受験」への思いが違って同じような結果となりました。
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by machako-hamakaze | 2010-02-22 14:57

藤沢日曜歌会

急遽欠席の方がお一人でて19人のご出席でした。
久しぶりのFみさんご出席ありがとうございます。

去年の暮からご参加のA山さんがハマ風ご投稿会員
さんになってくださいました。
こうして、会員さんが増えていきます。
とってもうれしいことです。


豆をまいても叫んでも
知らんぷり
開き直っているのか
自身の内にいる
煩悩という名の鬼

 自分は正しい、間違っていない!と思っている人ほど、自身の
 内にいる鬼に気がつかないのでしょう。

 作者は煩悩を108ついや、もっと?(失礼!)を抱えて、それを
 ちゃんとわかっておられる。

 でも、それでも、程のよい人生をおくっておられます。
 苦しみながら、愉しみながら・・・とても人間的だと思います。


苦境のその人は
いつしか佇むという
地道に目立たず
青い空を透かして咲く
冬桜の下(もと)に

 歌としてきれいに仕上がっています。
 また、自然の中で人の生き方をも詠っておられるのです。
 
 でも点を入れきれませんでした。

 そのわけは、1行目の「その人」との作者との距離感だと
 思うのです。作者は客観的に詠おうと思われたのでしょうが
 3行目からの具体的な自然描写からすると、「その人」とは?
 となると思うのです。

 少し散文的になりますが、前2行を後に持ってこられると
 どうでしょう。

 なんとなく「そうかもしれない」の気持ちになるような・・・


誰もいない家に
残るのは
想い出ではなく思い
座敷童にでもなって
棲み続けようか ね

 この「誰もいない家」は作者の生家だと思います。
 もうこの家を継ぐ人もなく、無人の家に、単なる想い出ではなく
 作者を含めて、住まっていた人たちの「思い」が残っている。

 いつまで無人のままあるのかわからないこの家に作者は
 「座敷童(ざしきわらし)」となって居続けてみたいと思う。

 最後の「ね」はその「思い」への呼びかけであろう。

 跡形もないわが実家を思うと、せつなさとうらやましさと
 この家のその後への思いとが溢れます。 


私の歌

太々(ふとぶと)とした
のろしが上るようだ
世に何かを
知らしめたいか
飛行機雲よ

 爽やかな表現の多い飛行機雲を、ちょっと大仰な書き方をして
 しまいました。

 このときは青い空に、のろしのようにあがっていたのです。
 
 そして、なんと、嘘みたいな話ですが、そののろしが真っ二つに
 割っていたのは、少しまえから世間を騒がせている、例のあの
 N航の鶴の印とそっくりな雲だったのです。

 もう、天からの啓示ではないかと思ってこのような歌になった
 次第。


今回から欠席の方へのご連絡に、豆知識として歌会で出た
お歌の中で、知らない方が多かったことなどをつけて
お送りすることにしました。

今月は、

・クリスマスローズはまず蕾から出てくるそうです。

・如月(きさらぎ) 旧暦2月の呼び方 衣更着ともいう。寒いので更に
 衣を着るとか草木張月(くさきはりつき)から変化していったなどの説。

・全生園 もとのハンセン病患者収容施設
 
・花毛布 客船で予備の毛布を折り紙のように花や富士山など形に
 折ったもの。

・柝(き)  拍子木。芝居で打つき柝の音。
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by machako-hamakaze | 2010-02-22 11:16

ハマのうたかい

節分の翌日、立春でしたね。
ものすごくちっちゃな声で豆まきしました。
子どもがいたころは元気にやったものですが。

しっかり巻き寿司も作り、いわしは骨ごと食べられるように
梅としょうがで似たのですが、肝心の頭が煮すぎてとれて
盛り付けするときにくっつけて・・・汗っ!


お年玉のおみくじ
中吉の嬉しい予言
楽しい気持ちでハッピー!
信じたくなる
言葉の力

 これは、恒例ハマのうたかい代表さんKみさんが手作りで
 出席のみなさんにくださるお年玉(時には干支の折句五行歌
 付きで)のおみくじだと思います。
 今年は1月欠席だったので、頂き損ねました。

 みなさんのをすべて手作りで綺麗なシールやキラキララメ
 などを貼って、それは綺麗なのです。

 そこに、皆さんが幸せになるような言葉を書いてくれています。

 作者の方も楽しい気持ちになられたようです。
 言葉の力 = Kみさんの力・・でもありますね。


狂い花か
返り咲きか
ツツジだって
道を外す
時もある

 いまごろ咲いているツツジを見れば、狂い咲きかと思います。
 作者は「狂い花」と表現されて、4行目の「道を外す」に
 繋げておられます。

 人生にもそんな時もあるさ・・・でしょうか。
 おじさんおばさんの狂い咲きは?
 う~む、ほどほどに。


絡まった心を
時がやさしく梳いていく
ポロリポロリ
剥がれ落ちる
干涸びた拘り

 難しい字が読めません・・・という声もあがりました。
 でも、歌会でこうした文字を覚えていくことも大切ですね。
 (私は草花に弱かったのですが、五行歌で大分教えていただき
 ました)

 時というものほど、変化をもたらしてくれるものはないのかも
 しれません。いくら「拘り」の「絡まり」をといてくれようと、人が
 努力しても、ダメなときはだめ。
 「時」という「櫛」が梳いてくれるまでは。でも一度こういう経験を
 されたら、もうそんなに時に頼らなくてもよくなるのでは・・・
 
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by machako-hamakaze | 2010-02-21 15:24

歌会「はなみずき」1月

ばたばたしていたせいで、大変申し訳ないことをしてしまい
ました。

歌会終了後すぐに送っていただいていたのに、歌集への未投稿の
方への手配などですっかり更新するのが抜けていました。

K音さん、ごめんなさい。


何があっても
どんなことが起きても
人は
食べて
生きていかなくてはならない

 本当です。最近このお歌のようなことが親しいかたに起きました。
 でも、人は生きて生きていくのです。そのためにはまずは
 食べなければ・・・

 私は尋常でないほどの食いしん坊です。でも、食こそが基本では
 ないかと思っているからだと思うのです。

 なんとしてでも、食べて生きていきましょうね。


ふと口ずさんだ
旋律の記憶を
たぐりよせてみても
あの頃の自分は
見つけ出せないままで

 思い出の曲は誰にでもあるもの。普段意識していなくても、このお歌
 のように、ふと口について出るメロディー。胸がきゅーんとなって
 そうだ、あの頃の私って・・・と辿ってみる。

 今はあの頃の自分を見つけることが出来ないでいる作者。
 もう少し時がたてば、もう少し自分が物事を俯瞰できるようになれば
 きっと、まだまだ瑞々しい感性を持ったあなたを再発見できるはず。


軽快な足音と共に
「ピンポーン」
満面の笑みで 勢いで
お帰りと言われた
クロネコノヒト

 確かに、クロネコノヒトやサガワのひとたちは、階段も軽快にとんとん
 と上ってきます(よほど重い荷物でなければ)

 「ピンポーン」と鳴らしたら、配達先のどなたかが、待ちかねていた人
 と間違えられて、満面の笑み、しかも「お帰り」と・・・

 クロネコノヒトの戸惑いとちょっとした嬉しさが目に浮かぶようです。


飛びのった
私鉄の
最後尾から
又、走り出した
年のはじまり

 「のった」と「はじまり」の平仮名が意味ありげです。
 「飛び乗った私鉄」は実際に飛び乗られたものでしょうが、ある種の
 比喩とも取れます。

 今年も最後尾からはじめる、なんとも奥ゆかしく、そして、意欲的で
 ご自分の暮らしている日々に自信を持たれている作者がいます。
 
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by machako-hamakaze | 2010-02-19 22:34

歌会SUN-SUN

前日から雪が降りましたが、当日はもう藤沢は消えていました。
でも横浜の各地で残っていたようです。

ちょっと大阪の姉のところへ行ったり、知人のご家族に不幸が
あったり、気持ちも落ち着かないまま、ブログ更新がなかなか
できずにいました。

親しいかたのすさまじいまでの体験を共有することはできません。
一緒に涙し、悲しむことだけです。
「この悲しみは体験したものでしかわからない」ということを
聞きますと、とても残念に思います。

寂しいと思います。自分の身に置きかえれば、大切な方の
悲しみや痛みはわかります。また自分にとってその方が
大切な方であればあるほど、自分の悲しみとなります。

どうぞ、ご自分だけで抱え込まないでください、と。

ちょっと悲しい書き出しでしたが、歌会SUN-SUNは明るく
楽しく始まりました。


雨戸を開けたら裏の畑に
狸の一家が日向で毛繕い
住宅事情も
食糧事情も
厳しい昨今、お察しします

 狸はけっこう平気で人間のいるところにも出てきますよね。
 でも、朝から畑にいたとは!夜しか見たことはありません。
 山の食べ物が少ないから、畑や人間から餌を得ているの
 しょう。

 生態系を壊した人間の罪ではありますが、餌付けは
 されないほうが良いと思います。


あれだけおしゃべりの
女性が
黙々とメール
あたまの働きは
100パーセントお喋り

 確かに!メールはしゃべりながらはなかなか出来ないもの。
 若い方なら別でしょうが。
 
 普段おしゃべりの女性があまりにも
 黙ったままメールをされているのをみて、作者の目は
 レントゲンのように彼女の頭の中を観察、お喋りの声まで
 聞こえたのでしょうか。


古都の
蕎麦屋の二階で
落語を聴く
古人の愉しみに
浸るひととき

 風情がありますね。
 古都は鎌倉あたりでしょうか。
 蕎麦屋の2階での落語とはまた粋です。

 こういう遊びはせいぜい江戸時代ころからでしょうから、「古人」は
 ちょっと言いすぎですね。「昔の人は」くらいで。


私の歌

霞に
身を任せても
シルエットは
くずさない
富士日本一の意地

 別に富士山が意地っ張りというわけではないのです。

 雪の冠さえもわからないくらい、山全体は霞んでいるのに、あの
 美しい稜線はすっきりとしている姿をみて、日本もかくありたい。

 5行目は韻を踏んでちょっと遊んでみました。
 ここが嫌い、と言われてしましましたが・・・笑
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by machako-hamakaze | 2010-02-19 08:53

さくら会

年末の忘年会には出られなかったので、新年のさくら会です。
良いお歌がめじろ押しです。

どちらかというと人数の少ない歌会なのですが、オリジナル
メンバーは不動でしっかりとされた会です。
朝10時~というのがゲストの出席が難しいのかも・・・
特に朝の苦手な方(はい、私です・・・ごめんなさい)


葉牡丹の渦は
今年もゆるやかに
人間の社会にも
取り入れれば
救われる人が多数

 葉牡丹の渦に着目されたところが素晴らしいです。
 3行目までで、言いたいことはよく伝わります。

 5行目までおっしゃらなくても「こうあれば」くらいの
 表現ですっきりされたほうが良いと思います。
 
 でも、植物や動物など自然にいつも目がいかれる作者の
 歌作りは新鮮です。


年を重ねて気付くと
残る日数(ひかず)はそう長くはない
そろそろ
上ってきた道を
ゆっくりと下ってみようか

 本当にそう思います。
 がむしゃらに上ってきた道は、まわりのこと、下ってくる人には
 眼がいきませんでした。

 こんどは自分が下る番です。
 がむしゃらに上ってくる人が眼に入ることでしょう。かつての自分と
 重ねて、声掛けられるものならば掛けてあげたい・・でも、これも
 かつての自分と同じように、耳には入らないのかも・・・

 人生を深く思わせるお歌でした。


大きくもない諍いが
胸の中で膨らんで
楽しかったあれもこれも
帳消しになったような
ひとりぼっち

 色々な出来事が自分の心に入るまでに、不思議のフィルターが
 あるのかもしれません。
 
 たいしたことでもない嫌なことが、膨らし粉が入ったように、大きく
 膨らんで、またさほどの喜びでもなかったのに、涙がでるほど
 うれしく感動したり・・・

 作者は前者だったのでしょう。
 その「ひとりぼっち」「孤独」


私の歌

空にも
地にも
渦巻く場所がある
陽が当り 雨が降り
見えてくるあのあたり

 葉牡丹のお歌を見て、このように具体的に歌われたほうが伝わる
 なあ、と反省でした。

 渦はどこにでもあるけれど、なにかないと見えない。
 それは陽であったり、また雨であったり。
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by machako-hamakaze | 2010-02-12 09:23

新老人の会 戸塚歌会

ひさしぶりの更新です。

忙しかったのとちょっと体調も悪かったりで更新なかなかできません
でした。
今日も午後はヘリオス歌会の発会なので、今のうちに戸塚歌会。


書き初めに
娘と捜す
四文字熟語
万象悉師(ばんしょうことごとくし)
私、これにする

 いやあ、すごい4文字熟語を見つけましたね。
 それに、書初めをされるのも偉いです。
 この熟語の意味は本当に日本人の心ともいえますね。
 
 すべてが師であり、そこから学ぶことは多い。
 子どものころ母が全てのものに神さまがいるのだから、感謝しなさいと
 言っていたことを思い出しました(八百万の神のほうです)

 書初めはしないのですが、心の中に書いておきたい言葉です。


身も心も
財布も軽いのは
チト残念だが
かろやかに迎え撃とうか
国が定義の老人となる日を

 この軽やかさは、まるで仙人のような達観。
 財布の軽さは心の中の思いの多さにくらべればなんということはない・・・
 (まあ多いに越したことはありませんが、いつも軽い私・・・ポイントカード
 だらけでまあ重いっちゃあ重い財布ですが・・笑)

 そんな中、ありがたいことにお国が老人だよ、と決めてくれるので、その日
 から老人となりましょう・・・とこれも軽やかに、国をチクリ。


整理され
空(す)いた冷蔵庫
嬉しくて
本日のお買い上げ
一品のみ

 こちらも素晴らしい。
 整理整頓が天敵の私は、うらやましくて・・・
 
 たまああに中のものを片付けて整理できたと思っても、すぐさま元の惨状。
 無駄な買物も多いです、はい。


私の歌

北風が
冷たいよ
おしくらまんじゅう
してるよに
木々も葉っぱも ゆっさゆっさ

 冬の風に大きく揺れている木々を見て、あったまりたいのかしら・・・と
 子どものような歌になってしまいました。

 
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by machako-hamakaze | 2010-02-10 11:08

ハマ風五周年記念歌集

ハマ風会員の皆様

昨日が締め切り日でした。

ご投稿の皆様ありがとうございました。
お願いメール電話など失礼いたしました。

ご投稿してくださっているのに、届いていないというかたが
何人かいらっしゃいました。
返信メールがない方はなんらかの事情で届いてない方です。

もし思い当たる方はいまからでもご連絡くださいませ。

出来上がりが楽しみです。
皆様もどうぞ首を長くしてお待ちくださいませ。

私達はこれから編集に入ります。

歌集めとこれから、お歌へのお問い合わせなど頑張ってくださってる
T田さん、ありがとうございます。
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by machako-hamakaze | 2010-02-01 11:12