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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧

歌会SUN-SUN(4月6日)

この日は歌会のあと、代表のN子さんのご自宅近くの公園でお花見。
その後はN子さん宅におじゃましての宴会・・・笑

このブログを読んで下さっている方は、五行歌って、はたして
文芸なのか、宴会なのか・・・と思われるのではないでしょうか。

はい、文芸です!でも楽しい仲間との歌会後の宴会いえ、交流が
また一段と楽しいのです。
もちよりのご馳走もたくさんあり、藤沢日曜歌会のお花見とも違った
楽しさでした。


一言一行丹精こめて
詠まれた五行(うた)は
世界でたった一つのもの
許されてのコメントは
誠意が証し

 本当に、作者思いをこめての「一言一行」です。
 その世界で一つであるはずのお歌へのコメントは心してしなければ。
 まさしく、「許されてのコメント」です。

 良いところも気になるところも、心をこめて。

 そして、世界でたった一つの歌であって欲しいのです。
 

笑いも知恵も
65歳
クラスメートと再婚なんて
ホットニュースも
集いの中から生まれる

 これは、わが藤沢日曜歌会の会員さんのSさんの寿ぎ事のことですね。
 そうなんです。幸せいっぱいの彼女のお歌や発言が、歌仲間の心
 をもホットにして、こういうお歌も生まれます。

 Sさん、本当におめでとうね。


さくら咲き誇る川辺の
仮説カウンター
缶ビールと たこ焼き と
甘いカップルと
ちょっと煩(うるさ)い家族づれ

 お花見の風景ですが、視点が面白いです。
 そこにあるものを淡々と表現、そして人間さまをも淡々と。
 
 桜だけでなく、人間の生活もまるごと入れた見事な叙景だと。
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by machako-hamakaze | 2010-04-30 10:10

藤沢日曜歌会お花見歌会(4月4日)

三月の末からずっと忙しい日が続いて、あっと思えばもう4月も終わりです。
荒れたお天気も、ひとまず落ち着きそうな、これを書いている29日から
ゴールデンウイークですね。

2日から身内のお祝いで留守になりますので、少し続けてアップしないと。


藤沢の新林公園のお花見歌会には33人の方がいらしてくださいました。


曇天の空に
ふっくら
桜が咲いて
ふっくら
辺りが暖かい

 なんとこのお歌は最初、左から書かれたとのこと。
  つまり、「辺りが暖かい」から始まったように見えたのです。
 (プリントでは右からに直しています。)
  
 でも、こうしてみると、逆から読んでもなんとなくお歌に
 なっているのですよね。
 
 不思議なお歌でした。


新林の
丘を巡る
濃淡の桜を
仰いだり
見下ろしたり

 このさりげない表現がなんとも味わいがあります。
 繰り返す季節、繰り返す時間を、人がどのような心境で過すのか・・・

 淡々とした中に深さを感じます。


沸き立つほどの緑
うぐいすの声の力強さ
懸命に咲く野の花
春が私の背を押す
「こうしてはいられない」

 5行目に共感しました。
 春、ひそやかに、または音たてて時がながれ、まわりの風景が
 変化していきます。
 あおられるように、思ってしまいます。
 「こうしてはいられない」


私の歌

私を
待ってくれたわけじゃなかった
受粉しなければ
散ることはないと言う
桜という花

 出席予定の方が11時半を過ぎても来られなくて、連絡もとれず、自宅
 にもいらっしゃらない、すわ!事故にでもあったのでは、と気をもんだり
 していて、なにか落ち着かず、今年は集中できませんでした。

 前日の講座で受講生の方から、この事実をうかがっことをふと思い出し
 例年、お花見にいつも咲いていてくれる桜に、「私のため?」とか
 うぬぼれていたのですが・・・もちろん、そんなことはなかったのです。

 たまたま受粉をしていなかったから・・・科学ってやつは!(笑)
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by machako-hamakaze | 2010-04-29 22:40

かすみ草歌会(4月2日)

今回はお里帰り中のS木さんもご参加のようでしたね。
発会の時と、はなみずきさんとの合同のときしか
伺えないのが残念です。


五行の言葉が
ひらめかない
あれこれ考え
青息吐息
気分を変えてお茶タイム

 ひらめかなくても、ごく自然にこうしてお歌になっていますよ。

 五行歌は芸術的なものを追求する!というものではありません。
 もちろん、そういうタイプの方もいらっしゃるでしょうが、普段の
 何気ないつぶやきを自然なご自分の言葉で書いていただくのが 
 一番ですよ。

 若い方は青息吐息なんて言葉をご存知ない方も多いかも。
 こういう言葉が自然にでてくるということが良いのです。


思春期のアルバムを
めくれば中ほどの
捨てたはずの一枚
あのころのままで
浮きあがる

 何故捨てたのでしょうか。
 若い頃は自分がとても好きか、とても嫌いかどちらかだったと
 思います。
 作者もきっと嫌な自分と思っていたのでしょう。
  
 でも今思えば、いとおしいわが身。あのころのままであれば
 あるほど。捨てないでよかったですね。
 これは実際の写真ともとれるし、心の中の一枚とも取れます。


別れは辛いもの
車の中から三才の孫
「おばあちゃんと別れたくない」
ボロボロと大粒の涙
昨日(きのう)のことのように

 遠くへお引越しでもされたのでしょうか?
 それとも、遊びに来て帰り際のことでしょうか?
 いずれにしてもお孫さんにここまで慕われる作者は幸せものです。

 人はこうした、ミニ別れを積み重ねて忍耐を学ぶのでしょうか。
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by machako-hamakaze | 2010-04-20 19:44

新老人の会 戸塚歌会(3月26日)

明日からまた忙しくなるので、今日2度目の更新です。

いつも人生の先輩方たちのお歌も素晴らしく、コメントも楽しい会です。
歌のコメントに、「これは新しく、珍しい表現」というようなことを
おっしゃるのですよ。
さすが、人生の達人!

4月2日にはF田さんのお宅に全員招いていただいてお花見の
予定です。楽しみです。
(これを書いているときはすでに、その楽しくも美味しくも、すばらしい
お花見が済んでおります・・・F田さん、奥様有り難うございました)


風が運んだのか・・・
手水鉢に
落花一輪
椿群れ咲く岬近くの
社(やしろ)の境内ただ森閑と

 雰囲気あふれるお歌です。
 時代劇のあるシーンを描写しているようです。

 ただ、読み手の目がどこへ注目していいのかわかりにくいのです。
 
 前3行で一首できます。
 手水鉢の落花を詠って。

 森閑とした社の椿で1首。

 このお歌はむしろ理詰めで構成されたほうが解かりやすいですね。

 4,5行目を前にもってくると良いでしょう。


片や 整然を求め
片や 作業のし易さを優先
心地良さにズレがある
かくして
リビングが片付かない

 5行目が「片付かない」のでよかったですよ。
 かくして、リビングで戦争が始まる・・・・だったら大変(笑)
 
 ご夫婦の考え方の違いが面白いです。片や、で始まると、まるで
 お相撲のようですが、微笑ましさがリビングのテーブル上での
 紙相撲のようです。
 
 もっとも5行目は片付けたい方の叫びでもあるかもしれませんが。
 片付けられない症候群の私は・・・


あんなこと♪こんなこと♪
あったでしょー♪ と
綴る五行 も
思い出のアルバム
記憶が記録となって

 前2行は歌詞であるが、思わず一緒に歌いたくなるこのお歌に
 ぴったりの引用です。

 3行目からが作者の真骨頂。
 5行目が秀逸です。
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by machako-hamakaze | 2010-04-19 18:54

3月さくら会(3月24日)

3月のさくら会さんの記事を書き洩れていました。
開花宣言はあったけど、あれからずんと寒い日が
つづきましたね。

更新している今日は4月19日。
あたたかです。
もう普通の桜はすっかり散ってしまっています。


久しぶりの通勤電車に乗る
無表情の座人が多いなあ
これから徐々に
気分変換していくのかな
サラリーマンの忍術で

 よほどのことでもないと、通勤電車には乗りたくないもの。
 都会に出てきて、一番いやだったのが満員電車でした。よく気分が
 悪くなって途中下車したものでした。

 作者は座っている人の無表情が気になったようですね。
 これから一日がはじまるのだけれど、楽しいと思えないのでしょう。
 世過ぎ身過ぎのための宮仕え・・・・
 勤め先に着くまでには気分転換できるのだろうか?

 ちょっと気になる言葉が二つほど。
 座人・・・座席に座っている人という意味で書かれたのでしょうが、
      「ざにん」は座に加わっている人などの意味だそうですので
      このお歌ではただ「人」で良いような気がします。

 気分変換・・忍術とありますから、変換がちょっと?です。
        気分でも忍者なら変身でもよいような・・・


心を決めたように
空の一点を見つめている
この椿 もう褪せようのない
一輪の花のままで
朽ちていこうとしている

 この椿は枝についたままなのか、それとも地上に落ちた花なの
 だろうか。

 「心にきめた」とあるので、落ちることも覚悟している
 状態なのか、落ちてこれ以上に色褪せることのないくらいに
 色褪せた姿で朽ちていく、というのか。

 人の覚悟のようで、緊迫感のあるお歌だが、その緊張の場所が
 案外歌の印象をかえていくものなので、そこがわかるともっと
 良いお歌になると思うのですが。


窓を開けると
花の香り
鳥の囀り
柔らかな光
春ですねえ

 前4行がとても良いのです。
 よくある表現とはいえ、コンパクトに切れがよく春を詠っておられます。
 ただ5行目が説明になってしまいましたね。

 以前も「五行目の謎」という講座をしましたが、5行目で「結」や「説明」
 を持ってくると、前4行がしぼんでしまいます。

 もちろん歌の中には5行目の「結」が決まる場合も多々ありますが・・・
 できたら、5行目であまり納まってほしくはないのです。
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by machako-hamakaze | 2010-04-19 13:34

ハマの歌会(4月1日)

よく考えるとエイプリルフールでした。

そんな歌を書けばよかったなあ・・・
このところ、今日が何日やら昨日何したやら、明日はなんだっけ?
という生活です。

もっとゆとりを持ちたいものです。

これを書いているのは13日。ハマ風の選歌に突入しなければ・・・
そして、なにより明後日はもう九州での「風の大会」の歌の締切日。
まだ出していません・・・どうしよう・・・と思いつつ、とにかく更新。


成し終えた高揚感が
体中に満ちているのだろう
目をキラキラさせた若者達
ああ あんな時があったっけ
何かが〝ごとん〟と動いた

 何を成し遂げたのかわかりませんが、若者達の様子が目に浮かび
 ます。

 その若者たちをみた時、作者はすでに自分には、もうないと思って
 いた、何かが反応したことを感じた。素晴らしいことです。
 「ごとん」はこれからに向かって動くのです。
 夢や希望は若者だけにあるものではなく、年をとっても失わず
 「ごとん」と動くものを忘れないでいたいものです。


「おかえりなさい」
慌てて玄関へ
そこに笑顔の亡夫(あなた)が
嬉しかった夢の
醒めた虚しさ

 仲のよかったご夫婦ならではのお歌です。
 でも、普段は仲が良くないと思っていたとしても、長年連れ添って、
 良しも悪しも知り尽くした相手を失えば、きっとただただ懐かしく
 思うのかもしれません。

 穏やかな人だったものですから・・・と作者の声に愛しさがあふれて
 おられて、胸がキュンとしました。

 「只今」「おかえりなさい」この平凡なことばを言い合えることが
 どんなに幸せなことか、人々は気づくべきですね。


大銀杏の倒木や
野焼きの事故
うららかな
とはいかない
三月の春の嵐は

 本当に、鎌倉のあの大銀杏が倒れたニュースには驚きました。
 1000年の歴史がひっくり返った・・・わけではないのですが、しかも
 公暁が隠れていたとされたのは違っていた、とか、二代目だったとか
 そんなことを知っていてさえ、かなりの驚きだったのです。

 そして、野焼きの事故、確かに春うららかな・・・なんて言っていられ
 ませんね。

 「うららかな」で改行されたのが効果的でしたね。


私の歌

頭のてっぺんが
さわり さわり と
異変を感じる
地軸のずれた
地球からのSOS

 新横浜歌会でも書きましたが、どうも以前から地軸がずれることを
 懼れていたものですから、もう少し詠ってみたかったのです。
 自転がものすごくものすごく少しだけど、速くなったそうです。

 それが頭のてっぺんあたりで、髪が動くような異変として感じた私。 
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by machako-hamakaze | 2010-04-13 14:57

はなみずき(3月22日)

なかなか、うかがえない「はなみずき」さんでしたが、今回は4周年と
ふふふ、お弁当付きということで、電車乗り継ぎ出かけました。

やっぱり遠い!と思いますが、代表のK音さんは歌集の校正に
朝10時からいらしてくださることを思うと、年に1度か2度、がんばって
いかないとね。

それに、我らが黄門さまはほとんど毎回のご参加ですし、めだかさんも
かなりの回数ご参加です。

今回は題詠「石」と自由詠の2首
良いお歌がそろいました。

題詠「石」

脇役の
石垣の声が聞こえる
私が
この城を引き立たせ
この史跡を際立たせる と

 とても好きなお歌でしたが、1点にしたわけは、石垣がはたして、脇役か
 という疑問からでした。「人は石垣、人は城」という歌にもあるとおり。
 
 石垣はまさしく城にとっても守りの主役、攻めるときにおいても、一番の
 難関。
 天守閣と比べれば、地味に見えるかもしれませんが。
 「脇役にされた」という作者の意図があれば、そこの表現が欲しかった
 と思うのは私だけでしょうか。

 でも、きりりとした良いお歌です。


丸まった石の
深部に眠る
水の記憶
幾千年の光と翳を
川底で刻みながら

 このお歌も好きなお歌でした。
 深い・・・・言葉の使いかたも巧みです。
 このお歌にも1点でした。
 
 巧みなのですが、良く読むと石に残る「水の記憶」が「川底で刻む」という
 表現に少しの矛盾を感じました。前3行がとても良いので、また川底という
 水のあるところでないほうが、全体的に重厚な比喩の表現としては、より
 わかりやすくなったのでは、と思います。


自由詠

「ま いっか」 はサボりの証だと
責めた日もあった
「ま」の字のように まんまるく
肯定しても いいんだよと
ポップ書体に 励まされる

 全体的に若々しい感性が伝わります。
 辛いとき、何を見ても落ち込むときと、この作者のようにポップ書体にさえ
 元気をもらえる時があります。

 「まさこ」の「ま」に私も自分で元気もらおうかな(笑)
 「まぬけ」の「ま」かも・・・最近とみにボケ症状が激しい私です・・トホホ


彼岸桜に
小鳥たちが大騒ぎ
宴もたけなわ
私は飴玉一個
しゃぶる

 このお歌は大好きでした。
 春の情景と作者の思いが見事な取り合わせになっていると思いました。

 鳥たちはご馳走に大騒ぎしているけれど、私は飴玉一個で私の宴を
 楽しむわ、と。
 お見事!といいたいです。


私の歌

題詠

神々が
腰かけて
相談ごとしたような
ごつり ごつり と
河原の大石

 川幅とは関係なく、大きな石が河原にいくつもあるところを旅の途中に
 見たりすると、いつもこんなことを考えてしまう私。


自由詠

「この世から
いなくなるぞ!」
男のひとり言も
冬に見た蝉の死骸も
この世への警鐘のようで

 二月の或る日、電車の中でちょっと恐い感じの男性がぶつぶつと言っていた
 言葉で、この言葉に震えがくるようでした。

 ちょうどその日、駅のホームに
 なんと蝉の死骸を見つけました。それはついさっきまで生きていたように
 ちゃんとした形で。あの男性の言葉と蝉がより恐ろしい思いを私に思わせ
 たのでした。
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by machako-hamakaze | 2010-04-12 18:48

新横浜歌会(3月21日)

お彼岸でしたね。

久しぶりの参加。
久しぶりに2次会にも参加。

今日は自由詠と題詠の2首でしたので、大変でした。


落ち込んだ時、つらい時
笑いながら 立ち上がろう
くよくよ考え込んでも
解決にはほど遠い
ワッハッハッハ・・・・と立ちあがろう

 その通りですね。なのに、人は悩みくよくよしてしまいます。
 私も前はそうでしたが、五行歌を始めてから、あまりくよくよしなくなり
 ました。

 五行歌をはじめたために、辛いことや苦労もけっこうありますが、
 でもやはり五行歌や仲間に支えられています。

 ワッハッハッハで立ち上がりましょう。
 元気をいただけるお歌でした。


「春愁」
何やらたおやかな
語感だけれど
私の春愁
世事雑多なことばかり

 「春愁」・・・好きな言葉です。
 この言葉を使わないで、「春愁」を表わしたいと思っていたのですが
 こういう切り口だと、良いですね。

 昔憂いて眉をひそめた美女がいて、みな真似をしたけれど、ただの
 皺にしかならなかったそうで・・・・やたらに眉をひそめるのはやめよう
 と思ったしだい・・・と歌とは関係ないことを思い出しました(笑)
 
 この作者も眉をひそめないで、にやりとしていたような気がしたもので。

題詠「華奢」

登校する高校生たち
土手に伸びる
影は華奢でも
未来に向かって
軽やかに行進しているようだ

 私はすごく好きなお歌でした。
 若い人の姿と内面をよく表わしていると。
 素直に伸びやかに、未来へ向かって欲しいもの。

 この作者の若い人へ向ける目はいつも温かい。


華奢な小指を立てて
ゆびきりげんまん
三歳の彼とのお約束
幸せひとつ
もらった気分

 子どもをもったり、子どもとかかわったことのある人ならみな共感
 できるお歌だと思います。
 
 5行目。「もらった気分」の「気分」はいらないと思います。
 だって、確かに「もらった」のですから。
 こういう何気ない言葉で、お歌の盛り上がりを削いでしまうことが
 あります。言い切ってしまう勇気を持っていただきたいです。
 
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by machako-hamakaze | 2010-04-10 16:26

横浜水曜歌会(3月17日)

この日は朝の10時から夕方6時半ころまで、記念歌集の校正があり
体力心配で休んでしまいました。

代表のⅠ城さん、K雲さん、H野さんはおしてご参加。
さぼってごめんなさい。


「せやみこき」
「け」など
ふる里の方言には
風土と生活
詰まっている

 「せやみこき」って何だっけなあ・・・「面倒臭がり」だったかな。私の
 田舎の庄内地方でもたまに言う人いたけど、私の日常語ではなかった
 ので、ちょっと???
 「け」はけっこう(笑)よく使います、というか、「○○だったよ」とか「○○
 だったそうよ」のこの「よ」が「け」になります。

 この「せやみこき」と同じような意味が大分地方の「よだきい」だったかな。
 方言は面白いです。

 5月23日の朗読歌会に是非おいでください。
 方言を聞くのも、詠うのも面白いですよ。
 
 なおこの作者の方は秋田ご出身。


笛の音に
ウグイスと寂しさを
道連れに
春を待てずに
逝った人

 この笛は篠笛。
 春を待てずに逝ってしまった方を偲ぶお歌です。
 毎年桜はさくけれど、必ず来年も見られるとはかぎらない。
 若い頃は思いもしないことを、考えるこの頃です。

 だから今を大切にしなくては・・・と思います。
 作者は、この方にせめて、春をさくらをみさせてあげたかったの
 でしょう。でも、あの方は篠笛の音で、きっと春を思いながら
 逝かれたのではないでしょうか。


春風が颯爽と駆け抜けると
満を持して木々は芽吹き
小鳥はさえずり
野山が一気に楽園に
春の風は魔法使い

 春爛漫の様子を、小躍りされるように、書いておられます。
 春の喜びを子どものように、ウキウキと素直に表現されています。

 風の動き、木々の芽生え、鳥の声と盛りだくさんですが、
 春って、こうですもの。
 
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by machako-hamakaze | 2010-04-10 10:42

火曜歌会(3月16日)

どうも、忙しくて更新遅れ気味です。

一昨日藤沢日曜歌会のお花見歌会があり、昨日は疲れて今週の
歌会はだめかしら・・・とおもいましたが、お灸で復活(笑)

S年灸は手放せないアイテムです。
旅行にも持っていきます。
前に友人と観劇旅行をした時も、お互いお灸しあって・・・
どんな旅じゃい・・・・・


灰色の空に
物憂げにゆれている
アドバルーン
何の売り出しかな?と
眺めています  
 
 レトロとアンニュイな感じが出ています。

 ちょっと行を入れ替えすると、その感じがもっと出るかと思い
 ました。でも好きなお歌です。


旅先では
空も
雲も
ゆっくり
のんびり

 この短い歌には、詠み手の体感した思いが、すーっと読み手にも
 伝わってきます。このようなお歌はできるようで、なかなかできるもの
 ではありません。

 短い歌を良し!とする風がありますが、あまり短い歌は、読み手の
 中のイメージを過大に膨らませすぎて作者の意図が必ずしも伝わらない
 ことが多いので、短ければ良いということはないと思います。

 私はまずは思いはたっぷりと表現してみてください、といいたいですね。
 余分なところ、ダブったところなどを削っていくのはそのあとで・・・と。

 
チョイ悪男に
チョイと心惹かれるのは
私の中にも
チョイ悪女が
いるからかしら

 笑えて、可愛くて、チョイほろりとしたお歌。
 みんなチョイくらいが良いですね。
 もちろん、この作者が確固たる信念をお持ちの方だから言えること
 です。


「老けたな!」と
ゴマ塩頭のその男(ひと)は
横に斜めにポーズをとり見いる
エレベーターの鏡前で
自分の世界にドップリ

 こちらも笑えて、またちょっと悲しい。
 まるで、ピエロのように思えるこの男性です。

 きっと、若い頃はかっこよいともてはやされた方なのかもしれません。
 他人の視線が気にならないほど、ご自分の老いに衝撃を受けていた
 のか。エレベーターに乗る前に何があったのでしょう。

 もしかして、作者を気にして、思わず言い訳してしまった?
 (最後のお歌だったので、作者がわかってからのコメントです。
 美しい方と二人だったので、ついつい・・・と。でも、たくさん乗った
 エレベーターだったそうで・・・深読みしすぎました)


私の歌

早咲きの
こぶしの花は
覚えたてのことば言う
キミの
とんがりくちびるみたい

 広島から初めて携帯で送りました。
 やっぱり携帯で送るとどうも歌の感じがつかめないですね。

 夫の実家に息子一家と一緒にいたとき、この4月で2歳になる孫の
 言葉が急に増えて、そのもの言うときのくちがとんがって、可愛く
 咲き出していたこぶしの花に似ていたもので。

 「早咲き」に?と思いましたというご意見いただきました。
 コメントに書いたように「咲き出した」にすればよかったかも・・・
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by machako-hamakaze | 2010-04-06 08:28